シーソー状態のJOとAO | 羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

羽生結弦選手を敬愛しています。羽生さんを応援する素敵ブログ様方を日々の心の糧にしている、ソチ落ち主婦のブログです。(横浜在住)


おはようございます。
最初は、ちょっとショッキングなニュースの話題から。

昨日、こんなTwitterを目にしました。↓
↓elさん、情報提供をありがとうございました。お借りします。

タラソワさんのコメント、

(ストックホルム世界選手権で)「羽生結弦選手が優勝した場合、ダンスの優勝はアメリカに譲る話もありましたが」って⁉️ガーン


これって、試合前から、アイスダンスでロシアペアを優勝させることと引き換えに、男子シングルの優勝者はネイサン選手(アメリカ)とはなから決まっていたって言う事です。ガーン


ロシアの重鎮と言われるタラソワ女史が、インタビューでこんな事を平然と答えるとは‼️

個人としての感情は別として、組織としての総意ならば、こうなのですね。

本来なら「裏取引」のはずなのに、隠す気もない、それほど「公然の秘密」ということなのですね。


タチアナ・タラソワさんと言えば、ロシアの「金メダルメーカー」と呼ばれる伝説的なコーチであり、羽生くんとも親交が深い方です。

近年では2018年のロシア杯で怪我をしながら優勝した羽生くんを抱きしめて激励するシーンが印象的でした。↓



2016年の世選後に、タラソワさんが、羽生くんに「ノッテ・ステラータ」で是非滑って欲しいと請い願い、わざわざCDを贈った話は有名です。

平昌でも、羽生くんを激賛してくださっていました。

そんなタラソワさんから、悪びれもせず、さも当たり前のように繰り出される衝撃の発言の数々…ロシアもアメリカも、公然とメダルの分けっこをしているという事実に、改めて、打ちのめされた気分です。

こんな恣意的にワールドのメダルがやり取りされるなんて⁉️(五輪のメダルさえ、操る気、満々ですね⁉️)

これが欧米人(ISU)の普通の感覚というものならば、日本人(日本スケ連)はあまりにウブでもの知らずに見えているかもしれません。

↓みずほさん、ご紹介ありがとうございます。お借りします。


昨夜、FODで改めて2021世選での羽生くんの演技を見直す機会があったのですが、SPの点数がでた時の羽生くんの様子が、本当に痛々しかった。

あの完璧だったSP「 Let Me Entertain You 」が106.98点⁉️4回転2本と3Aを完璧に決めて会心の出来のSPにも関わらず、110を超えない⁉️びっくり

羽生くんの諦めに似た表情、「これだものねぇ」と言わんばかりに、隣のコーチに片目を瞑ってみせる羽生くん…マスクをしていても、全身で落胆している様子は分かります。


そして、FSでは体調不良のためか、羽生くんはミスが相次ぎ、結果として、ロシアやアメリカの思惑通りとなったわけです。

「喘息の発作説」を羽生くんは否定したけれど、当時、演技直前の羽生くんの姿を、舞台裏の中継で見ました。両脚を投げ出して椅子に浅く腰掛け、マスクを乱暴にはずして、目を閉じ、背後の壁にもたれかかる仕草、…あれはいつもの羽生くんとは違う…それははっきり感じました。


世選の競技開始前から、羽生くんは「今回は結果を求めるのではなく、五輪枠を取るという使命を果たすためだけに来た」という主旨の発言をしていました。

以前の羽生くんならば、「出るからには、当然優勝を目指す」と言っていたに違いないのに⁉︎

当時、聞いた当初から違和感が拭えませんでした。

長らく現役を経験しているが故に、フィギュア界隈のこんな不穏な空気を嫌が上にも察知していたのでしょうかショボーン汗


1番素晴らしい演技をした人が、演技に見合う点数を得て優勝する、この当たり前の論理が通用しないフィギュアスケート界。

これは2021の世選に限ったことではありません。


国際スケート連盟(ISU)の中心が、ロシアとアメリカのスケート連盟ならば、ただ実力のみで金メダルをもぎ取っていく他国の選手達は、なんとも目障りな存在ということになるのでしょうね。


羽生結弦しかり、ペアのスイ・ハン組(中国)しかり、アイスダンスのパパダキス・シゼロン組(フランス)しかり。


ISUの支配力を超えて勝つ、イコール、純粋に素晴らしいフィギュアスケートを体現しているということです。

フィギュアスケートの進化と可能性に、ファンは痺れ、熱烈に支持するというのに、それを無理やり捻じ曲げようとすれば、ファンは離れていくでしょうに。

各国スケート連盟の様相、これが長年狭い世界だけで生きていると正確な未来予想図は描けなくなる、という姿なのかもしれません。



余談ですが、

2021年3月世選SPの106.98点は、そもそもは、2020年12月の全日本のSPの103.53点が発端になっていると思います。全日本SPはほぼ完璧で、110点を超えるかと思われた演技だったにも関わらず、出来栄点や芸術点は抑えられ、その上、スピン1つノーカウントにされましたプンプン

近年のジャッジの傾向として、あまりの技の高度化にジャッジの理解が追いつかす、結果として、その時の演技内容よりも直近の大会の点数に引っ張られた点数が出やすいと聞いています。

世選では、その全日本のSP得点をベースにして、「ナショナル大会と同じ内容のノーミス演技だったから(今回はスピン認定の上乗せをして)このくらいの得点で良いだろう」という意図が透けて見えてくるような得点でした。羽生くんだけ、得点がでるまで時間が掛かりすぎるから尚更「調整」の二文字が頭をよぎるのです。


そもそも自国のスケ連が選手の足を引っ張って何とするむかっって、情けなくなりましたよ。ショボーン



最後に一言、
「日本スケ連❗️しっかりしてよ‼️こんなに舐めまくられて悔しくないの⁉️」ムキー
スポンサーは日本企業ばかりだというのに、そのアドバンテージも活かせないなんて⁉︎











あれこれ思い悩むより、私はやはり羽生くんの発する言葉が全てだと、思い直しました。

「いつもご支援いただき、ありがとうございます。今シーズンも自分の夢の達成に向けて日々精進していきます。これからもよろしくお願いいたします」

4回転半は、"競技スケーターとしての人生をかけた最後の夢"!今日もその完成を目指して、練習に励んでいらっしゃるに違いありません。
大切なシーズン、怪我だけは、どうぞ気をつけて下さい。心からご無事をお祈りしています。


さて、

以下は、ブログ主の勝手な考察です。
しばしお付き合いください。m(_ _)m

先日から羽生くんの「アジアンオープン」(10/13〜17)への出場の有無が気になっています。
「ジャパンオープン」&「カーニバルオンアイス」(10/2〜3)との兼ね合いですが、「ジャパンオープン」の第1弾の選手発表は、9/10(金)の22時ごろでした。なんで、こんな時間に発表を⁉︎と思ったものですが、何のことはない、「アジアンオープン」の選手エントリー締め切りがそれに先立つ同日21時(北京時間で20時)だったからなのですね。

つまり、「アジアンオープン」にエントリー申し込みをした選手を除くメンバーを「ジャパンオープン」第1弾として発表したという推理が成り立ちます。
「ジャパンオープン」は、GPシリーズを除けば、今シーズン唯一、国内で開催されるISU承認大会の位置付けですから、男女とも2020年の全日本トップ6が選ばれることは、充分に予想されることです。
■男子シングル
1位:羽生 結弦
2位:宇野 昌磨★
3位:鍵山 優真
4位:田中 刑事★
5位:佐藤 駿★
6位:友野 一希★

■女子シングル
1位:紀平 梨花
2位:坂本 花織★
3位:宮原 知子★
4位:松生 理乃 ★
5位:三原 舞依★
6位:河辺 愛菜 ★

★はJO第1弾発表選手です。

今回、男女で6名の2チーム対抗戦。第1弾で発表されなかったのは、男子2名、女子1名。
そのまま、羽生くん、鍵山くん、紀平さんが当てはまるではありませんか。 

【追記します】
9/13に第2弾として、山本草太くんと樋口新葉さんの出場が発表されました。これで残すはあと、男子1名。

「アジアンオープン」は北京五輪会場で開催される五輪テスト大会です。五輪を目指す選手ならば誰しも参加したいところでしょう。羽生くんの場合は、大会主催者側からの熱烈要請があったためと考えられますけれどね。ちなみに、その1週間後に開催されるアメリカGP(10/22〜24)の参加選手(ネイサン選手、宇野選手)は、隔離期間など考えれば無理です。

でも、現在、中国は入国に厳しい制限をかけているわけですから、隔離制限等その折衝に難航していて、最悪の場合、国外選手の参加そのものが難しいかもしれません。大会エントリー締め切り後もなかなか選手発表できないのはそのためではないかと推察されます。

羽生結弦を巡って、シーソー状態の「ジャパンオープン」と「アジアンオープン」。

「ジャパンオープン」も「アジアンオープン」の正式なエントリーを待たなければ、最終発表をできないでしょう。万が一、中国側の交渉が上手くいかなかった場合は、羽生くんが「ジャパンオープン」にスライド出場してくれる可能性がでてくるわけですから、現時点ではその余地を残しておきたいというのが、スケ連以下JO主催者の思惑ではないかと、推察します。

念のため、以下にISUの「アジアンオープン」のエントリーページのURLを記しておきます。↓

今はまだ空欄ですが、エントリーが正式発表になるとしたら、このページが最速でしょう。

それを受けて、時を置かずに「ジャパンオープン」の最終メンバー1名も発表されると思います。


こんな宙ぶらりんな状況に、早く決着がつきますようにと願うばかりです。🙏


本音を言わせていただくなら、「アジアンオープン」ならばともかく、FSのみで公式記録として認定されない「ジャパンオープン」は、羽生くんにとって「出場しなければならない試合」ではないでしょう。「4Aは身体に負担がかかるジャンプだ」と他ならぬ羽生くん自身が明かされていましたから、私としては、避けられる無理(義理?)ならば回避して欲しいとさえ思います。
一方で、「カーニバルオンアイス」の2日目ならば、新SPの発表の場として参加するのは有りだろうなと思っています。


最後に言いたい!
スケート連盟も、JOみたいな花試合やショーにいつまでも労力を使っている場合じゃないでしょうに!
オリンピックシーズンは始まっているんですよ⁉️
ロシアのテストスケートを見れば、その気合いの入れ具合はわかろうもの!すでに日本とは雲泥の差です!

相変わらず近視眼的な利益優先主義で、オリンピック対策もどこへやら〜みたい!プンプン
こんなんだから、(日本スケ連は)舐められて、置いてきぼりを食らうんです。選手は個々に頑張っているのに!




今日も羽生くんが健康で、練習に専念できますようにと、心からお祈りしています。



画像とTwitter、動画は感謝してお借りしました。




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