∞@aim_high__日本スケート連盟 新エンブレムデザイン発表2021/09/01https://t.co/D7i0SV1Pmr @YouTubeより https://t.co/7APggLfBzy
2021年09月01日 17:08
さて、ここからちょっと苦言を呈します。
価格: 2,530円(本体価格2,300円)
フィギュアスケート選手のお名前入りスポーツタオル。フィギュアスケートの応援にも使ってもらいたいスポーツタオルです。
選手名
羽生結弦/宇野昌磨/鍵山優真/紀平梨花/坂本花織/宮原知子/三浦璃来・木原龍一/小松原美里・小松原尊
【ご注文受付期間】
9月1日(水)~9月8日(水)23:59
【お届け】商品は、11月下旬より順次発送になります
↑は受注生産品ですが、数量限定の予約商品のタオルもあります。↓(同じサイズ)
価格:1,650円(本体価格1,500円)
私の感想から申し上げますと、
非常に違和感を抱きました。
新エンブレムをクローズアップしたプレーンな絵柄のタオルがあるのに、何故、わざわざ特定選手達の名前を入れた商品を作成する必要があるのか、理解に苦しみます。
これは、推しの名前があるか否かの問題ではありません。
競争の公平性を考えたとき、公式スポンサーが有力選手を特定するようなこの行為は、物議を醸すのではないかという危惧です。
「ミズノが日本スケート連盟のオフィシャルサプライヤーになったのは1983年のことでした。それから39年の長い年月、スケートファミリーの一員として、選手をはじめスケートを愛する皆さまと歩みを共にしてきました。
この度、日本スケート連盟の新しいエンブレムが発表されたことを記念し、私たちミズノもスケートを愛する皆さまと一緒に応援していきたい、その想いを込めて応援アイテムを企画いたしました。
本企画の売上の一部は、選手強化活動などに還元させていただきます。
さあ、もうすぐ始まるスケートシーズン、心をひとつに一緒に応援していきましょう」
オフィシャル‐サプライヤー(official supplier)
「スポーツの大会や文化イベントの開催に際し、組織委員会・選手団などへ物品(薬品や飲料水・計測器など)を有償無償で提供し、その見返りとして公式エンブレム・マスコットなどの使用許可を得た企業・団体。」
タオルに採用された選手名を見る限り、ほぼ全員2020年の全日本フィギュア選手権の上位入賞者です。男女シングルは1〜3位。アイスダンスは1位だけ。訂正します。2020全日本のペアは開催されませんでした。唯一、有力な三浦・木原ペアは、帰国せずにカナダで練習を続け、3月の世界フィギュアで見事10位を獲得したのでした。
でも、それだけではなくて、
オリンピックの枠数ともぴったり合います。
男女シングル各3枠。ペア・アイスダンス各1枠。
毎年恒例の記念品だというならまだしも、今の時期、いきなりこのような商品を初出させるとは、
あまりに、はまり過ぎでしょう⁉︎
このオリンピックシーズンに、まるで「もう選出選手は決まっていますよ」と言わんばかりの選手名列挙の「応援タオル」を企画し販売するのは、公式のオフィシャルサプライヤー様として正しい行為なのでしょうか?
今回企画した方は、このタオルに名前が載らなかったフィギュアスケーター達の気持ちを考慮しなかったのでしょうか?
今年こそは飛躍して、五輪の枠を掴もうと精進するシニアの選手達。特にその当落線上で奮闘している選手達にとって、このタオルは、あたかも彼らを選別し、その出端をくじくようなアイテムです。
彼らの目に触れる場所でこのタオルを振ることは、私にはできません。
以上の理由から、とてもメーカー様が言うように「心をひとつに」できる応援アイテムとは思えないのです。うりママ@JXSxLOCDoSn5nrp@mizunoshop @mizunojp ミズノさまフィギュアスケートの「応援タオル」ですが、たった8人(組)の選手名だけでなく、どうせならばフィギュアスケートのシニアの強化選手全員、22人(組)を載せて下さい。それこそ心… https://t.co/TbM5FEQO42
2021年09月03日 15:01
その後、3日15時現在、メールでのお返事はいただけていませんので、直接Twitterの返信コメントでお願いしています。
Sponichi on Ice@SponichiF日本スケート連盟の理事会が1日に行われ、男子の #山本草太 が強化選手BからAへ変更。ペアの #三浦璃来 #木原龍一 は強化選手Aから特別強化選手に。GPシリーズへの派遣が決まったため(三浦、木原組は2戦)
2021年09月01日 14:54
特別強化選手になるための条件
・昨年度の全日本選手権で3位以内の選手
・今年のシニアGPシリーズに2戦派遣される選手
・上記の選手と同等のシーズンベストを持つ選手
余談ですが、
それならば、アイスダンス全日本3連覇中の小松原夫妻組も特別強化選手に認定されて当然な気がしますが、国際大会での実績(世選19位)がまだ足りないということなのでしょうか。
そんなケチケチしたことを言わずにどんどん広く強化費という援助を与えて、カテゴリー全体のレベルアップを計った方が競技の裾野が広がるから断然良いのにと、私なら思ってしまいます。
スケ連は、フィギュア部門に関しては、選手が自力で頭角を表してくるのをただ待つばかり。いわゆる"金の卵"を待つだけの他力本願で、連盟自ら育成しようという姿勢が希薄に感じられます。
スピードスケートのように、ジュニアカテゴリーからどんどん選手を選抜して強化費を与え、育成すればよいのに。
フィギュアの場合、衣装代やスケート靴代、練習リンクの使用料、コーチ代etc.…出費が高額すぎることから、競技会で勝てるようになる前に経済的に行き詰まってしまい辞めざるを得なくなるケースは決して少なくないと思うのです。
強化費の支給は、特別強化選手で毎月20万円、強化選手で毎月10万円と聞いています。
出費に対して決して多いとは言えませんが、スポンサーが得られない若い選手にしてみれば、家計レベルで考えれば、とても有難い支給のはずです。連盟がそれらの金額さえ出し惜しみして、何人もの将来有望な選手を掬い上げ損ねているとしたら、それこそ未来のフィギュアスケート界の大きな損失となります。そのことに、一体いつになったら気づいてくださるのかと、部外者ながらやきもきしてしまいます。
役員や理事の皆さんは、テレビに出て、マラソンしたり、トークしたり、タレント活動している場合じゃないと思います。