昨日、お伝えした東京五輪の「着物プロジェクト」について、吉報です❣️
↓は今日、配信されたばかりのニュースです。
In order to welcome the Tokyo Olympics, Japan has customized 196 national kimonos. Hungary 🇭🇺 kimono is really beautiful: historical, traditional, representing Hungary’s location at the Danube, architecture splendour mixed w/ folk art pattern. Thank you @Tokyo2020 ❤️🤍💚 pic.twitter.com/SAhGFd2Rfx
— Ambassador Bogyay (@KatalinBogyay) 2021年7月27日
「東京五輪で各国を歓迎する為に、日本は196の国に向けて着物を作りました。ハンガリーの着物は本当に美しく伝統的で、ドナウ川を表現したものとなっています。綺麗な建造物と民芸品の柄がミックスされています。ありがとう東京五輪」
ハンガリー選手団に対して、「イマジンワールド」作成の、ハンガリーの国旗をイメージした振袖と帯がお披露目されたそうです。
もちろん、今回の振袖は贈呈されたものと推察されますが、経緯など詳細は発表されていません。
ともあれ、東京五輪の為に作成された「おもてなしの着物」が、お蔵入りにならずに、相手国側に呈示されたことは間違いないようで、これは吉報であると思います。
社団法人「イマジンワールド」の「おもてなしの着物プロジェクト」については、昨日お伝えした通りです↓
プロジェクトは平成26年(2014年)、福岡県久留米市の呉服店「蝶屋」の高倉慶応社長が創設した一般社団法人「イマジンワンワールド」が進めている。「各国の着物を身にまとった人が手をつないで輪を作り、世界に向け平和と友好のメッセージを発信する」とのコンセプトを掲げ、東京五輪開会式でのお披露目を目標に、振り袖と帯の制作を全国各地の職人に呼び掛けた。世界213の国・地域をモチーフにした着物の制作費は4億円超で、プロジェクトに賛同する企業や個人から募った。
(産経新聞の記事より抜粋)
実は、今日、産経新聞web版に、同プロジェクトの先行きを危惧する記事が出ていました。
「KIMONOプロジェクト」が岐路に立っている。お披露目の場として目標に掲げた東京五輪の開会式など関連行事での活用はかなわなかった。さらにプロジェクト内の対立が表面化し、法廷闘争に発展した。全国の制作者の思いなどが詰まった「KIMONO」が漂流しかねない状況に陥っている。
(産経新聞の記事より抜粋)
今回は、ハンガリーだけのニュースでしたが、
振袖は帯とセットになっていて、オリンピック参加213ヵ国の為に、それぞれの意匠で213枚仕立て上がり済みの筈です。
他の国の関係者の方々へも、順次、「おもてなしの着物」が披露または贈呈がなされますことを、心から願っています。
213通りの振袖の絵柄は、↓で見る事ができます。
それぞれの国旗等をモチーフに、様々な意匠が施された逸品揃いですから、是非、ご覧下さいね。
☆この記事は当初、前の記事に追加していたのですが、あまりに長くなったので、新規で記事を立てた次第です。