【DOI】VIP席、シャペロン席の怪 | 羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

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羽生結弦選手を敬愛しています。羽生さんを応援する素敵ブログ様方を日々の心の糧にしている、ソチ落ち主婦のブログです。(横浜在住)

昨夜、「ドリーム・オン・アイス2021」2日目公演夜の部を観に行ってきました。直前で優しい女神さまから同行のお誘いをいただきましたので。


スケーター出入り口が、薔薇をかたどったようで美しいです。

青バラに、AERAの羽生くんを連想してしまいました照れ






「AERAの君」のイメージが青なら、「マスカレード様」は赤ですね照れ


↑プログラムから自筆メッセージ

昨夜は、

羽生くんのオープニング、「マスカレード」、フィナーレと、存分に愉しませていただき、フワフワと夢見心地で帰宅しました。

その素晴らしい体験は、後の記事で詳細します、







でも、まずは、どうしても目について、気になってしまった点をお話ししますね。

ちょっと耳に痛い話になるかもです。

苦手な方はどうぞスルーして下さい。







それは座席の事。

私の席は西側のS席最後列でしたので、コンパクトな会場全体が良く見渡せました。


それで、開演前にちょっと席を数えてみたのです。ソーシャルディスタンスをとって市松の客席配置になりますから、まずは席数を数えて、最後に2で割ります。


結論を先に言うと、観覧可能な座席数は、


923席

でした。

でもそのうちの5%にあたる44席VIP席20席・シャペロン席(関係者席)24席でした。


では、私たちが実際に座れる席は、

1公演あたり879席です。


予想していたとはいえ、横浜アリーナの17,000席(1席ずつ空けるなら8,500席)とは比べものにならない少なさです。


↓以下は内訳です。

★東西ともに常設S席、横100×4列で400席、×2800 …うち、南端の24席、東西48席がシャペロン席(関係者席)


★仮設S席(常設席の前12)

26番45番、20×2列で40…VIP席

46番〜95番1列で50

西側26番95番70×2列で140


★スーパーアリーナ東西80×2=160(別枠で車椅子席あり)

北スーパーアリーナ、40

南最前列スーパーアリーナ、48

★南アリーナ席9段、400席(上2段は左右5席ずつ減ります)

★A席(3階)は1列のみ 東西で84席×2168席

まとめますと、
①S席、800+40+50+140=1030席
②スーパーアリーナ席、160+40+48=248席
③アリーナ席、400席
④3階A席、168席

平時であればDOIの座席数は、①〜④を合わせて、1846席。(平時は2階3階の立ち見席が加わります)(1階ベンチ席は不確定)

DOIは必ずこの会場ですから、この数字は今後の参考になり得ます。


ちなみに、「シャペロン」とは、フランス語で女性の介添え人を指す言葉です。

耳慣れない「シャペロン席」の意味を、製氷中の休憩時間に会場係の方に聞いたところ「関係者席」と教えてくれたものです。

ではそう表示すれば良いのに、あえて曖昧な「シャペロン席」と掲示する意味は?と考え込んでしまいました。

 



VIP席は、西側ロングサイドのほぼ中ほど。仮設ながらS席最前列と2列目。見通し抜群だけあって、周りからも非常に目立つ特等スペースです。

大きな問題は、このVIP席が、この夜の部開演中、ほぼガラガラ状態だったことです。ムキー

見た目40席が並ぶスペースに、前半はたった5人、後半にはやっと増えて10人。

それでもS席前列に30の空いた席が並ぶわけですから、隠しようもなく目立つのです。


平時ならば、またもっと大きな会場ならば、VIP席も関係者席も当然のこととして、こんなにモヤモヤしたりしません。


それに、選手の見守りだけが目的ならば、わざわざスタンド席を削らなくても、1階ベンチ席があるではありませんか。ロングサイドの両端のリンク壁沿いに東西合わせて、(ソーシャルディスタンス済みで)約100人分のベンチ席が丸々使われずに空いていましたよ?

↑(この画像はイメージです。今回のDOIの映像ではありません)

こんな、(スケーターの足元が死角になりがちな)ベンチ席でさえ、ショーを観られるならば買いたいという人は沢山いらしたでしょうに。空けておくくらいならば「条件つきA席」相当で販売してくだされば良かったのにと思わずにいられません。



5月の開催発表からずっと、数少ないチケットを巡り、ハラハラ、ヤキモキを繰り返し、三度の申し込み当日はあれこれと奮闘した経緯を思い出し…何やら泣きたい気分になるのは致し方ないことでしょう。ショボーン



たった1公演でいい、この会場のどの席でも良いから座りたい!

羽生くんの演技を生で観たい!

熱望し、渇望していた人は、本当に数多くいらしたし、今この時もいらっしゃるでしょう。それは2日前までの私の姿でもあります。



これほどまでに少ない席数での開催であっても、関係者席はしっかりSスタンドに確保する。


主催者の皆様は、本当にスケートファンを大切に思ってくださっているのでしょうか?


しかも開催中、VIP席をガラガラに空いたままの状態にしても、意に介さない。 


これは頑張っている選手に対しても礼を欠いているのではないですか?

ロングサイドのスタンド前列にズラリと空いた席は否応もなく目に入ります。

(ただでさえ、転売屋のせいで、南ショートサイドのアリーナ席はかなりの空席が目立ったというのにムキー)

運営側は、この悲しい光景を見せて、選手達の意欲や士気に関わるとは、考えないのでしょうか?

チケットを求めるファンの嘆きの声は全く届いていないのでしょうか?

実際に、2014年には空くと分かった10席を当日券として販売したではありませんか!



以上、甚だ疑問を感じ、ここに書き記す次第です。


ちなみに、第2次抽選で初登場した「条件つきS席」は、東西合わせても68席と思われます。

予想はしていたものの、日本全国のファンがこんなにも僅かな席を求めて一斉に争っていたのかと、改めて切なさが込み上げてきます。


これまでは、ブログにはあまりネガティブなことは書きたくないと思ってきました。

今後はどうか、選手や観客のことを考えた運営を!と強く願いつつ、この記事を覚書として残しておきます、




ともあれ、今日は、いよいよ千秋楽❣️


願わくば、今日はVIP席も埋まっていますように!

1人でも多くの拍手がスケーター達に惜しみなく注がれますように!



羽生くんが今日も元気で、望む最高の演技を披露できますように、心から祈っています。






画像は感謝してお借りしました。



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↓DOI 2021奮闘記みたいになってます