今宵静かに、今までを振り返ってほしい。
銀河の中心を背に、太陽と向かい合う夏至。
１年の中で、陽の極まりから隠へと転じ
豊かな実りを迎えるために
必要なことに専念して行くには
何が大切なのか。
今一度、振り返り
今一度、胸に刻み残して行くために。
地球の変化は揺るぎなく続く
吹く風に煽られ
炎を挙げ
大地を揺らし
洗い流して行く
地球上のすべての命が
大自然の法則の中で平等に
バランスをとる権利を有している。
人間だけのためではなく
ましてや、特定の人間の利益のためであるわけがない。
日々の幸せへの想いは
何を目的としているのか
誰かを攻め立て
誰かを攻撃すれば
安心して暮らせると本当に思うのか？
不平不満を唱え
顔をしかめていれば
そこから幸せが生まれて来るのか？
どんなに強い信仰を持っても
その真意を理解できなければ役に立たない。
どんなに強い正義を唱えても
愛に基づく寛容に欠くなら
別の正義を持って攻め立てられるだろう。
より良くなるために願い
より良くなるために可能性を創造し
大切に守り育て
実を結ばせなくてはならない。
本当に大切なものを傷つけてはいないか。
負の連鎖を留めず
知らぬ間に増やしてはいないだろうか。
冬至、半年前から何が育ち
何が浮き彫りになってきたのか。
夏至の夜、
見直して次へと活かし、次に来る新月を迎えよう。
冬至のメッセージから…
良い夢は誰も傷つけたりはしない。
実行する時には、周囲への配慮が必要だけれど
夢見て想像する自由は誰にでもある。
自分で勝手にあきらめて
可能性を排除するのではなく
たくさんの夢を見て
たくさんの可能性を想像し
いろいろな意見を聞き入れて
大きく膨らませて