ウレシパ☆ブログ -3ページ目

新年のごあいさつと冬休みのお話

令和6年能登半島地震により被災された皆さまに謹んでお見舞い申し上げますとともに、被災地の一刻も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

 

 

皆様イランカラテ〜

3年生のトゥヤポポ(岸)です。

 

旧年中は皆様に大変お世話になりました。

引き続きウレパクラブ一同、精一杯頑張ってまいります。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

新年の挨拶が遅くなってしまい大変申し訳ございませんm(._.)m

 

 

さて、私の冬休みは父の実家があり、祖父祖母が暮らす北海道北見市に行っておりました。

 

大学に入ってからは中々祖父祖母に会いに行けていなかったので、今回も1年振りの再会でした。

1年分のお土産話(主にウレパクラブのこと)を親戚一同にずっと話していました。

 

私は9月に二風谷に作りにいったトンコリ(主に樺太アイヌの五弦楽器)をそのまま持っていきました。

指物師だった祖父に一番見て欲しかったのです。

 

 

 

 

木工芸が好きな祖父は、それまで木工芸などやってこなかった私が大きなトンコリを持ってきたことが衝撃だったのか、

「孫が(しかも女子が)ものづくりを経験するようになって嬉しい。」と言いました。

 

どのようにトンコリを作ったのか、なんの木で作られているのか、製作の4日間で学んだことを祖父にはたくさん話しました。

普段はすぐ寝てしまう祖父ですが、この日は夜中まで一緒に起きて語り合いました。とてもとても楽しかったです。

 

 

私はアイヌ文化を通じて、ものづくりを大学に入ってからやり始めるようになりました。

2023年は特に得られるものが多かったです。

その度にたくさんの人に支えられながら活動できていることを感じています。

 

そのことに日々感謝しながら、大学生活最後の年となる2024年もたくさん楽しんで、たくさん勉強していこうと思います!

 

 

それでは、最後まで読んでくださりありがとうございます(^^)

 

イヤイライケレ~、スイ ウヌカアン ロ~

年末のごあいさつ

皆さまイランカラテー!

 

お久しぶりです、4年のレチャシ(結城泰)です。

 

いよいよ2023年も終わりを迎えますね。

なんだか個人的には、長かったようで短く感じるような1年でした。

 

 

ウレパフェスタに来ていただいた皆さまありがとうございました。

おかげさまでとても大盛況で終わることが出来たと思います!

 

 

今年のウレパクラブを振り返ってみると、4年生になったのと新しく学生代表を務めさせて頂いたのでとても立場を感じる1年だったのかなと思います。

 

そして今年度は、新型コロナウイルスが第5類になったこともあり、あらゆる規制がなくなっていき活動がしやすい1年でした。

 

そのおかげで会員総会やフェスタの後の懇親会など会員の皆さまや応援してくださっている方々と交流する機会が多かったので

普段支えてもらってウレパクラブが成り立っていることをより実感することが出来ました。

 

 

(会員総会の際の写真)

 

 

来年もウレパクラブの学生共々頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。

 

皆さま今年1年ありがとうございました。ソンノソンノイヤイライケレ!!

第14回ウレシパ・フェスタを開催しました!

皆さまイランカラテ!

2年のシキテコ(荻本紋里)です。

 

 

今回は、12月3日(日)に開催した第14回ウレパ・フェスタについて振り返っていこうと思います。

 

今回のフェスタでは、旭山動物園元園長であり、現在は札幌市環境局参与(札幌市円山動物園担当)を務められている小菅正夫氏をゲストに迎え、「動物と生きる」というテーマで基調講演とパネルトークを行っていただきました。

 

 

 

 

また、グループ学習各班の展示や二部構成での舞踊発表も行いました。

 

グループ学習の展示では食文化班、木彫り班そしてヤイヌ班が制作したものに加え、アイヌの伝統的な楽器トンコリの演奏体験もありました。

 

私は木彫り班のコーナーで訪れた方々と交流することができました。

作成したコースターを見た方からお褒めの言葉をいただいたり、新たな知識を学んだりと充実した時間をすごすことができました。

 

 

舞踊発表では、私自身新しく学んだ舞踊や歌が多く、特に千歳のウポポはなかなか歌詞が覚えられず苦労しました。

 

ホリッパでは、学生だけでなく会場にお越しいただいた方も交えて踊ることができ、とても楽しい時間を過ごすことができました!

 

 

(ウポポ)

 

(ホリッパ)

 

(ク リセ)

 

 

 

(フッタレ チュイ)

 

(イオマンテ リセ)

 

 

 

(ムックリとトンコリ演奏)

 

(エム リセ)

 

 

 

(サロルンチカ リセ)

 

 

 

(フンぺ リセ)

 

 

 

パネルトークでは、より詳しく動物と人間がどう関わっていくべきかに加えて、クマ送りの儀礼について小菅氏の考えもお聞きすることができました。

 

 

 

 

クマが人里に来る理由を作らないように、私たちからアクションを起こすことが、この先被害に遭う人や駆除対象になるクマを生むことを避けることにつながると学ぶことができました。

 

 

 

 

今回のフェスタは私にとって初めてのフェスタでした。

緊張する場面もありましたが、また新たな経験を積むことができたと感じています。

 

 

寒い中足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました!

それでは、スイ ウヌカアン ロー!