コンサルファーム内診断士が「売れプロ」で得たこと。 | 『売れプロ!』ブログ -「売れる」「稼げる」中小企業診断士に-

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 売れプロ12期生 花村幸一です。

 私は大手コンサルティングファームに所属し、クライアント企業のDX支援をしています。中小企業診断士の資格取得前より、コンサルティング業界に入り、約10年になります。

 

 売れプロ12期の最後の講義が終了し、1ヶ月程度がたちました。

 この1ヶ月間、講義で学んだことの振り返りをしながら、講義の風景を思い出していました。

 本日は、コンサルファーム所属の私の目線から見た「売れプロ」で得たことについて、書きたいと思います。

 私と同じようなファームに所属するコンサルタントで診断士資格を取った方だけでなく、事業会社で働かれる方にも参考となれば幸いです。

 

 私が「売れプロ」で得たことは、本当にたくさんあります。 その中でも、特に大きい点として3点、挙げられます。

 

1.人生の師匠との出会い

 1つ目は自分の生き方に大きな影響を与えてくれる師匠に出会えた事です。

 

 私にはこれまで、そのような方が2人いました。高校時代に出会った塾の先生、大学時代の研究室の先生でした。

 学生時代、自分が何をすればよいのかわからずにいた時/迷っていた時に、この2人出会い、指導を受けることで、私は人生に方向性を持ち、前に進むことができました。

 

 「売れプロ」の青木先生は、私にとって人生に影響を与えてくれた3人目の師匠です。

 しばらくの間、人生の師匠と感じる方にお会い出来ていたなかった自分にとって本当に衝撃でした。

 

 私は、コンサルタントとして10年弱、企業の支援をしています。その中でいつしか目の前のクライアント支援に精一杯となり、コンサルタントとしてどう生きて行くのかを考え、その道を切り開いていくことを忘れてしまっていました。

 

 私が「売れプロ」に入り、青木先生に出会ったのはそのような状況の時でした。

 青木先生は、非常に実績/実力のある中小企業診断士です。その青木先生のマインドセットやどのようにしてキャリアを積み上げてきたかをお聞きするのはとても刺激がありました。ここまで成功している先生の考え方やキャリアをお聞きする機会は、めったにないと思います。このお話をお聞きすることで、改めてコンサルタントとしての志を持ち、それを実現するための計画を立て、しっかりと進むことを決意できました。

 

 売れプロの講義の中では、キャリア計画の講義もあります。この講義や、青木先生のキャリアに対する考え方は、自分のキャリア計画を立てるためにとても参考になりました。

 

2.コンサルに求められるスキルの再認識と能力向上

 2つ目はこれまで必要性を認識できていなかったスキルの重要性に気づき、その能力を高めることが出来た事です。

 

 コンサルタントとして目の前のクライアントの成功のために、現状調査や課題抽出、分析を実施し、対応策を検討して、その導入を支援する。日々、その実践により、クライアントの期待以上のアウトプットを出していく、それはとてもやりがいがあり、達成感もありました。

 

 しかし、コンサルタントとしてポジションが上がるほど、幅広い支援や営業力が求められます。

 目の前のクライアントだけでなく、より多くのクライアントの成功に向けた支援が必要になります。

 

 私は、これまで目のクライアントへの支援を大事にするあまり、その必要性を直視していませんでした。しかし、「売れプロ」の講義を受けることによって、その意識が変わりました。これらの重要性を認識するとともに、講義を通じ、スキルを向上する事ができたと思います。

 

 営業力では、特に幅広い顧客に対して魅力を伝えるためにトーク力やプレゼン力が求められます。「売れプロ」では毎回、全員が講義の中でプレゼンを行い、評価を仕合います。発表するだけでなく、評価も非常に重要で、自分の評価軸が正しい評価軸かも問われます。これらを通じて、トーク力を鍛えることができました。特に私の目の前のクライアントの特性が偏っていたことから、その人達にばかり響くトークになっていたという事実に気づくと共に、話し方を修正していくことができました。

 

 また、幅広い支援力を持つには、自分の核となるコンテンツを持ち、そのコンテンツを軸に横(幅広い部署)や縦(経営層)に話ができることが求められます。「売れプロ」では、講師としての自分の研修コンテンツを作る講義があります。私はその中で、何をコンテンツするかというのを過去の経歴から洗い出し、核となるコンテンツを見つけることができました。そして、このコンテンツを中心とすることで、横軸、縦軸に対する説明もしやすくなりました。

 

 これらのスキルはまだまだ向上させなければいけないという実感が強くあります。ただ、すでに効果はでており、これまで出来ていなかった様々なクライアントとお会いするきっかけを作ることが出来たり、お話させていただく事で新しい案件を受注することもできるようになりました。

 

3.自分のコンサルタントとしてのスタイル確立

 3つ目は自分がどのようなコンサルタントであるか、というスタイルの確立です。

 売れプロに集まったメンバーは様々なバックグラウンドを持っています。そして、とても成長意欲が高く、講義で集まるたびに成長していました。そのような仲間たちと学ぶことは非常に刺激的であり、成長につながりました。

 

 私がその中で感じたのは、「できる人」と思える人ほど個性が際立っていることです。

 毎回の講義で実施されるプレゼンの中でも、評価の共通的な基準を満たしつつも、個人のプレゼンスを発揮していました。そのような様々なプレゼンスを見ることで、自分がどのようなバックグラウンドを持ち、どのようなプレゼンスを発揮していくか、意識して高めていくようになりました。それはそのまま、自分のコンサルタントとしてのスタイルにつながっていると思います。

 

 自分のスタイルを持つことで、クライアントから見られた時に、理解してもらいやすくなります。個性が理解されることで、信頼されやすくなり、このコンサル案件であればこの人にまかせようと思っていただけるようになります。また、自分のスタイルを意識することで、自分自身も行動に迷いがなくなり、楽に仕事をしやすくなると思います。

 

 

 私は「売れプロ」を受講することで、診断士としての活動だけでなく、本業のファームでのコンサルティング業務においても大きくレベルアップできたと思います。

 売れプロで得たもの、そして、魅力は、これだけではありません。楽しくも学びのある懇親会、診断士活躍に関する情報収集、同期の活動に刺激を受ける・・・等、様々です。

 

 今回は、コンサルファームに所属しているコンサルタントとしての視点で、売れプロで得たものを書かせていただきました。同じ立場の方で、売れプロ検討中の方の参考になればと思います。

 

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