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こんにちは!売れプロ12期生の堀琢也(ほりたくや)です。よろしくお願いします。 

4月に入り、新年度が始まりましたね。昨年の私同様、これから新しく診断士活動を始める方が多い季節かと思います。
私は、今も会社員をしながら副業として診断士活動をしていますので、いわゆる企業内診断士に分類されるわけですが、新しく企業内診断士として活動を始められる方にとっては、会社員として働きながらどこまでできるのだろう?と疑問を持たれている方も多いと思いますので、自分自身のこの1年の振り返りも含めて、私の実体験をいくつかご紹介したいと思います。

■副業申請


まずは、3月に診断士登録を待たずに副業申請をしました。一口に企業内診断士といっても様々な活動スタイルがあるかと思いますが、私はせっかく勉強して資格を取得したのだから、資格を寝かせることなくしっかり活用していきたいと思っていましたので、まずは副業申請という目に見える形で、自分にも周りにも活動を宣言する、ということから始めました。宣言することで「やらなければ!」という気持ちで1年過ごすことができましたので、早めに申請して良かったと思っています。副業申請という形でなくても、なんらかの形で周りに自分の活動、目標を宣言することは大切だと思います。


■「売れプロ」へ参加


次に自己研鑽のためにマスターコースへの参加を検討し、この「売れプロ」に参加しました。私は、元からコンサルタント業をやっていたわけではなく、資格試験に受かっただけの状況でしたので、マスターコースへ参加してスキル向上を図ることは必須だと思っていました。
「売れプロ」も先日最後の講義を終えましたので、別の場で振り返りを書きたいと思っていますが、青木先生の圧倒的な講義のほか、青木先生、事務局の皆さん、受講生の皆さんと濃密な時間を過ごすことができ、今後の診断士活動の基礎を作っていただきました。


また、講義の中には実務実習もあり、企業内診断士の多くの方の懸案事項である実務ポイントも一部取得することができますので、スキルもつく、仲間もできる、ポイントも獲得できる、ととても有意義でした。
マスターコースは年間の費用もかかりますので、そこで一旦考えてしまう方も多いと思いますが、むしろお得といった内容ですので、是非おすすめしたいです。また、基本的には月に1回、週末の開催になりますので、会社員をしながらでも無理なく参加できます。

■協会活動へ参加


実務補習の先生に導かれ、診断士登録後の6月からは診断士協会に入りました。
協会に入る前は、「入会して何の意味があるのかな?」「協会活動に時間が取られるのはきついかな?」等々考えていたのですが、実際に協会に入ってみると、こちらも黙っていたら知り合いになることができない諸先輩方と知り合いになることができ、人脈形成という意味でとても良かったです。診断士としては駆け出しの私に、診断士の世界の話をいろいろ教えてくださったり、お互いの情報を共有したりと、とても良い関係でお付き合いさせていただいています。

協会に入ったからと言って即仕事に繋がるということは、その人によりけりだと思いますが、「自分の居場所」を作っていただけるという点においては、「売れプロ」同様、今後も大切な場所になるのではないかと感じています。

協会活動は、定期的な会合やイベント等がありますが、各々の関わり方次第という面もありますので、まずは個人の事情に合わせて参加すればいいのかなと思います。私は割と参加している方かと思いますが、それでも負担感なく、プラスの方が多いと感じています。

■区の診断士会へ参加


協会の他にも、私の地元の区の診断士会や公的機関への登録もしました。ここでもまた違った方々と知り合いになったり、お仕事を紹介していただいたりしました。区の診断士会は、居住エリア、活動エリアがより似通った方が多いため、共通の話題も多く、自分としては溶け込みやすかった印象です。

■資格取得に向けた勉強


1年目にいきなり仕事がたくさん舞い込む企業内診断士の方は、そんなに多くないのではないかと思います。マスターコースにも通じるところはあると思いますが、そんな今だからこそ、資格取得に向けた勉強等で、来たるべき時に向けて自分を磨いておく時期なのかもしれません。
私も診断士試験勉強から派生して日商簿記2級を取得し、今も情報処理系の資格取得に向け勉強しています。(全然捗っていませんが。。。)


診断士として活動していくうえでは、自分の強みを持ち、その強みを周りに知ってもらうことが大切だということをこの1年で感じました。
そのためには、もちろん実務スキルが必要ではあるのですが、その前に名刺代わりに資格取得を進めておくことも、後々役に立ってくれるときがくるかもしれません。
(日々勉強の時間を作ることは、診断士に限らず多くの人にとって難しいことではありますが、、、がんばりましょう!)


一口に企業内診断士といってもそれぞれ状況が異なりますが、ここまで書いたことは、会社員として働きながらでも、何かしらアクションを起こそうという気持ちさえあればできると思います。(実際、こんな私でもできました。)

私のこの1年を総括すると、今後に向けての活動の基盤作り、特に人的ネットワーク形成に重きを置いて過ごした1年でした。最初は、焦らず活動していくこと、特に「自分の居場所」を作っていくことが大切かと思います。

また、今年に入ってからは、少しずつではありますが、お仕事もやらせていただいています。
資格を取ってもすぐに仕事に繋がることは少なく、私も途中、「このまま何もなく時間が過ぎていくのかしら?」と思ったこともありましたが、いろいろな人と知り合い、世界を広げていくことで、なにかしら仕事に繋がっていくのだなぁということを実感しています。

私は、まずはやってみようという精神でこの1年やってきましたが、これから企業内診断士生活1年目を歩かれる方にも、会社員として働いていることを言い訳にせずに、一歩踏み出してみることをおすすめします。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

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