※にほんブログ村ランキング参加中です!1日1回、皆様の温かいポチをお願いします!
こんにちは!売れプロ12期生の堀琢也(ほりたくや)です。よろしくお願いします。
早いもので年が明けてから1か月以上が過ぎ、年度末が近づいてきました。
私は今年度から副業で中小企業診断士として活動していますが、おかげさまで少しずつ案件も増えてきて、今年はこれまでの年とは違った忙しさの中に身を置き、最近は寝不足の日々を過ごしています。
例年、年度末はやりきるべきことが多く、睡眠時間を削って対応することも多々ありますが、「睡眠」はパフォーマンスに直結する大切なものですので、睡眠不足が続くのも良いことではありません。
今回は、ビジネスシーンでベストパフォーマンスを発揮するために、「睡眠」の大切さについて取り上げたいと思います。
■最適な睡眠について
最近「睡眠」について目にすることが多くなりました。(これは、私が気になっているから目に入ってくる、ということも多分にあるとは思っていますが。。。)
去る2023年12月21日に、厚生労働省が「健康づくりのための睡眠ガイド2023」(以下、ガイドといいます)を取りまとめました。
ガイドでは、小学生は9~12時間、中高生は8~10時間、成人は6時間以上を目安に睡眠時間を確保するよう推奨しています。また、高齢者には長時間睡眠は健康リスクだとして、寝床で過ごす「床上時間」が8時間以上にならないよう注意喚起しました。
2019年の国民健康・栄養調査によると、1日の平均睡眠時間が6時間未満の割合の人の割合は男性37.5%、女性40.6%であり、経済協力開発機構(OECD)の調査でも、日本人の睡眠時間は短いと指摘されています。
睡眠不足が長期間続くと、肥満や高血圧、心疾患などの数々の健康リスクが高まることは科学的に証明されていますし、睡眠不足による日本における経済損失も年間15兆円ともそれ以上とも言われていたりします。
適切な睡眠時間は個人差がありますが、成人の場合は平均して7時間ほどで、短くて6時間、長くても8時間で、大多数の人がこの幅に収まります。
その人に必要な睡眠時間は遺伝子レベルで決まっている体質的なものなので、訓練をしても変えることはできないそうです。過去のある研究において、睡眠時間には約百個の遺伝子が関わっていることがわかっています。
中には毎日4,5時間の睡眠で足りる「ショートスリーパー」の人も存在するそうですが、ごく少数だと言われています。
皆さんの平均的な睡眠時間はどれくらいでしょうか?
私は6時間は確保できていると思いますが、果たしてそれが自分にとっての最適な睡眠時間かどうかまではわかっていません。 ただ、一時、夜中に目が覚めてなかなか寝付けずにそのまま朝を迎えることが多く、「歳を取ったから眠れなくなったのかな?」と思った時期もあったのですが、最近は心穏やかになったのか、以前よりは安定した睡眠をとれていると思います。
■「睡眠休養感」を高める
ガイドでは、睡眠で休養が取れている感覚「睡眠休養感」を高めることも大切だということも説明しています。
よりよい睡眠をとるために、寝室にスマートフォンやタブレットを持ち込まずにできるだけ暗くして寝る、就寝直前の夜食や眠るための飲食は控える、といったことを挙げています。
また、覚醒作用があるカフェイン摂取は、1日400ミリグラムを超えると眠りにくくなる可能性があるともしています。1日400ミリグラムとは、コーヒーカップ4杯分(700ミリリットル)に当たります。
私はコーヒーが好きで毎日この量以上は確実に飲んでいますので、(お酒だけでなく)コーヒーの飲みすぎにも注意しなければいけないところです。
世代別にポイントがまとめられていますが、とりわけ私たち成人においては、6時間以上を目安に睡眠時間を確保、食事や運動など生活習慣、寝室の環境を見直して「睡眠休養感」を高めるよう呼びかけています。
なかなか全てできるわけではありませんが、ベストパフォーマンスを発揮できる環境を整えておくことは、ビジネスマンとして大切なことだと思いますので、自分に合った方法でより良い睡眠をとれるようにしていきたいものです。
■大谷翔平選手の場合
さて、仕事でベストパフォーマンスを発揮するという観点でいえば、ドジャースの大谷翔平選手の睡眠に関するエピソードも興味深いです。
大谷選手は、野球の練習、試合、トレーニングと食事の時間以外は寝ていると言っても過言ではないほど睡眠を重視しています。
「質より量」と言っていて、1日に10時間以上の睡眠時間を確保することも多いと言われています。本拠地のナイターの試合時には、午前10時頃に一度起きて軽食を食べて、再び寝ているそうです。
二刀流という体に大きな負荷がかかることを成し遂げる大谷選手にとっては、睡眠は非常に重要で、遠征で時差があったりする中でも、睡眠時間の確保のため、いつ寝るかの計画を練って睡眠時間を確保しています。
昨シーズン中には、WBC日本代表で一緒だったカージナルスのヌートバー選手から食事の誘いがあった際も「寝てる」と誘いを断り、睡眠を優先させたこともあったそうです。
さらには、寝具メーカーと睡眠コンディショニングサポート契約を結び、そのメーカーの寝具を愛用する等、野球でベストパフォーマンスを発揮するために睡眠にこだわっています。
■最新テクノロジーの活用
インターネットで快眠グッズと検索すると多くの商品が出てきて、皆さんが睡眠に悩んだり、こだわっていることが伺えます。
最近では、「スリープテック」と呼ばれる、IT(情報技術)やAI(人工知能)などの技術を使い、睡眠を科学的に分析したり、睡眠改善するための製品やサービスが展開されています。
睡眠を記録する機能を備えた時計タイプのウェアラブル端末やアプリ、太陽光を再現して体内時計のリセットを促す目覚まし時計、睡眠中の体の動きやいびきをモニターする寝具、音や香りで眠りを誘う機器など、多種多様なものが開発されています。
また、睡眠をサポートするドリンクやサプリメント等もいろいろありますよね。
これらも人によって合う合わないがあると思いますので、周囲の利用者の声を聞きながら、自分に合うものを試して取り入れていく、といったことが良いかと思います。
睡眠の仕組みを知り、睡眠習慣を見直すことは、健康的な人生を送る上で不可欠であり、ビジネスシーンでベストパフォーマンスを発揮するにも大切なことであると考えます。
その昔「24時間戦えますか?」といったフレーズもありましたが、今や時代は令和ですので、自分にとっての適切な睡眠・休息を取り、ベストパフォーマンスを発揮していきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※にほんブログ村ランキング参加中です!1日1回、皆様の温かいポチをお願いします!