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皆様、こんにちは。
売れプロ12期生の伊東裕司(いとうゆうじ)と申します。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
前回のブログでは、2023年の学びを振り返り、特に「アウトプットする目的を持ってインプットすること」が、私にとって大きな変革となったことを記載いたしました。(前回ブログへのリンク)
今回は、新年の抱負を2つ紹介したいと思います。
1.常にプロのコンサルタントの意識を持つ
2.論理的であり、かつ、相手の感情を動かす
これらは、昨年の学びを基にした、今年こそ実践したいと考える抱負です。
1つ目の「常にプロのコンサルタントの意識を持つ」に関して、年明け早々から、素晴らしいお手本を目の当たりにすることができました。
それは、1月6日に行われた、売れプロ第8回講座の青木先生のお話でした。
お正月の風物詩といえば、箱根駅伝を挙げる人が多いと思います。
私もファンの一人で、小学生の頃から家族みんなで炬燵に入って中継を見ていました。
今年の青山学院大学の快進撃を含めて、いくつもの感動的なシーンを脳裏に浮かべることができます。
しかし、それは単に視聴者としての楽しみ方であり、プロのコンサルタントの見方とは全く異なるものだったのです。
青木先生は、勝敗の裏にはどのような要因や戦略があったのかを分析し、われわれ生徒にわかりやすく、臨場感をもって解説してくださいました。
試合当日に向けたロードマップの敷き方、インフルエンザなどトラブルへの対策、競合の動向を踏まえた上でのレースプランの作成などです。
なるほど、これがプロのコンサルタントの見方なのかと、驚きを隠せませんでした。
コンサルタントは、クライアントのビジネスを成功に導くプロフェッショナルです。
つまり、ビジネスという勝負事にいかにして勝つかを熟知する必要があります。
そして、スポーツは勝ち負けがはっきりする勝負事です。
ですから、スポーツの勝敗を分析的に考察することにより、それをビジネスの成功に生かすことができる、という発想が必要だったのです。
私の1つ目の抱負である、「常にプロのコンサルタントの意識を持つ」とは、まさにこのような姿勢を指すのだと、強烈に気づかされました。
さらに、2つ目の「論理的であり、かつ、相手の感情を動かす」に関しても、青木先生がお手本を示してくださいました。
青木先生は、プロ野球の故野村克也監督の言葉を引き合いに出し、勝負に勝つための思考法についてお話をされました。
その言葉とは、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」です。
勝負に勝つときには、どうして勝ったのかどうも思い当たらない、という不思議な勝ちが舞い込んでくることがあります。
しかし、負けるときには、何の理由もなく負けるのではなく、必ずどこかに負ける要素があるものなのです。
ですから、勝負に勝つためには、負ける要素があるとすればそれは一体何なのかを事前に分析し、いかにしてその要素を排除していくかを考える思考法が必要です。
ビジネスにおいても、成功には企業の努力によらない偶然の要素もあり、結果として成功したということがあり得ます。
一方で、やってはいけないこと、失敗に繋がりやすいことは確実に存在し、それを予め避けることが成功の近道といえます。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉は、論理的でありながら、人の心に響き、すっと腹落ちができる名言と思います。
青木先生は、箱根駅伝を論理的に分析するだけでなく、故野村監督の名言を用いることによって、論理的にも、感情的にも、聞き手の理解を得られるようにお話をしてくださった、と私は感じました。
そうか、私の2つ目の抱負である、「論理的であり、かつ、相手の感情を動かす」とは、このように実践するものなのかと思い知らされました。
ビジネスはビジネス、スポーツはスポーツと切り分けて考えていた私は、新年の抱負をまだ実践できていなかった訳ですが、年初の早いタイミングで理想の姿を拝見できたことは大いに勉強になりました。
改めて、下記の抱負を実現すべく、日々の努力を続けていきたいと身が引き締まる思いです。
1.常にプロのコンサルタントの意識を持つ
2.論理的であり、かつ、相手の感情を動かす
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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