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こんにちは。売れプロ12期生の飯野裕司です。
私は学生時代に塾講師のアルバイトの経験があり、受験シーズンが始まる1月になると当時のことを思い出します。
私が塾講師をしていた2000年代は塾や予備校が受験対策の中心でしたが、今は当時と比べて受験生の学習方法なども多様化しています。
ここ10年程度で新たに展開された教育関連サービスは数多くありますが、今回は2011年のサービス開始以来、規模を拡大し続けている「スタディサプリ」のビジネスモデルについて取り上げたいと思います。
1.スタディサプリのサービス概要
スタディサプリは、株式会社リクルートが運営する受験生や学習者を対象にしたオンライン学習支援サービスです。このサービスの最大の特徴は、高品質な授業動画を定額制(月額2,178円・税込)で提供している点にあります。利用者は自分の学習ペースに合わせて動画を選び、効率的に学習を進めることができます。また、アプリを通じていつでもどこでも学習内容を復習できる手軽さも、多くの学習者に支持されています。
2.全国の学校での導入
スタディサプリの主な収益源は個人ユーザー向けのサブスクリプション料金ですが、全国の小中学校600校以上、高校2,500校以上(なんと全国の高校の半数以上!)に導入されており、こうした「教育機関との法人契約」も収益の柱の一つになっています。
学校が民間企業の動画サービスを利用するということは一昔前では考えられなかったことですが、
3.進路指導にも活用
市場のニーズに応じて、スタディサプリは様々な新機能を導入し、サービスの幅を広げてきました。例えば、「スタディサプリ進路」という進学情報サービスは、大学や専門学校からの情報掲載料を基に、学生に進学に関する情報を提供するビジネスモデルを展開しています。スタディサプリの授業動画と併用することで、進路指導において教師と学生の接点を増やし、進学情報提供の質を向上させています。このようなサービスの組み合わせにより、スタディサプリは従来の教育サービスにはない新たな価値を提供しています。
スタディサプリのビジネスモデルは、その柔軟性と革新性により、教育分野における新しい潮流を作り出しています。サブスクリプションベースの収益モデルに加え、教育機関との連携や進学情報サービスの提供など、多角的なアプローチがスタディサプリの成功を支えています。
教育業界は古くからある業界ですが、デジタルを武器に業界に革命をもたらしたスタディサプリの功績は非常に大きいと思います。
今後もこういった新しいビジネスモデルやサービスをご紹介したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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