※にほんブログ村ランキング参加中です!1日1回、皆様の温かいポチをお願いします!
おはようございます!売れプロ12期生、中小企業診断士の加藤直人です。
国立筑波大学附属駒場高校を卒業後、早稲田大学に進学、広告会社勤務から外資系金融機関に転職し、今はコンサルタントとして中小企業経営者の伴走者であることを使命として日々活動しております。
さて、私の尊敬する経営者の一人である稲森和夫氏は「人生の方程式」という考え方を提唱されました。
それは、
「人生・仕事の結果=考え方✖熱意✖能力」
という数式です。今回はこの数式について考察してみたいと思います。
1.能力
これは、頭の良しあし、体力、健康状態なども含まれると思います。場合によっては容姿もその一つかもしれません。一般的にこの能力をもって周りから評価されることも多い重要なファクターです。
一方で、能力を一気に10倍にすることはできるでしょうか?限界点が存在する数値によって測ることが一般的なこのファクター、例えばIQをいきなり150→1500にするというのは現実的ではありません。筋力や健康診断数値もまた然りです。生まれ持った才能に大きく左右されるといえるのもこのファクターです。
2.熱意
それでは熱意とはいったい何か?これは物事をやり遂げようとする努力、言い換えれば目標や行動力に直結するものでと言えるでしょう。Googleでは、自分の目標に10を掛けて10倍のゴールを定め、そのゴールから行動を逆算する「10X」というメソッドを取り入れています。セールスマンであれば、5か所だった訪問先を50か所に増やすことも物理的には可能です。そう考えると1の能力よりもレバレッジ効果のあるファクターといえるかもしれません。
3.考え方
実は稲森和夫氏は、この「考え方」こそ最も重要なファクターと仰っています。別の言い方として「心の座標軸」という言葉でも表現されています。非常にシンプルに、ポジティブであるかネガティブであるか、と。
この考え方というファクターについて面白い書籍があったので引用したいと思います。
それは、1952年より精神科医として活躍し、40年余の研究の成果を上梓したデビッド・ホーキンズ博士のベストセラー「パワーか、フォースか」です。
人間の意識レベルを、キネシオロジーテストという感情と筋反射のテストにより数値化した書籍で、稲森和夫氏の仰るポジティブ・ネガティブの2層を「パワー」・「フォース」の領域に分類しています。詳しくは下記図表をご参照ください。(出典:デビッド・R・ホーキンズ博士他「パワーか、フォースかー人間の行動様式の隠された決定要因ー」)
詳しい説明は省きますが、この表によると、最も低い意識レベルから最も高い意識レベルのレバレッジは500倍にも至っています。(「悟り」の領域などといった意識レベルは些かスピリチュアルの世界への入足を禁じえませんが、稲森氏は一人一人のエネルギーと宇宙の意志の同調を重要視していました)つまり、この意識のレベルをどのように持って活動するかによって、人生の成果は最も効果的に変わってくることを博士の研究は示唆しています。
いずれにしても、稲森氏の提唱した人生の方程式を上記のように因数分解し、日ごろの自身の仕事や生活において検証することは非常にに有意義です。
顧客とのミーティングのために資料作成しているとき、セミナー登壇して多くの方に講演をしているとき、もっと言うと家族や友人と接しているときの自分の意識レベルはどこにあったのか?「喜び」や「愛」を持って臨んでいたのか?
そんなことを一日の終わりに振り替える習慣を身に着けながら、人生の成果を共に明るく価値あるものにしていきたいものです。
勿論、「無気力」や「恐怖」の感情が湧いてきたときも、「受容」の心を持って受け入れることも忘れずに(笑)
※にほんブログ村ランキング参加中です!1日1回、皆様の温かいポチをお願いします!