「遠山の目付(えんざんのめつけ)」とは | 『売れプロ!』ブログ -「売れる」「稼げる」中小企業診断士に-

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こんにちは!中小企業診断士の山本哲郎(やまもと てつろう)です。

 

突然ですが、皆さんは「遠山の目付(えんざんのめつけ)」という言葉をご存じでしょうか?

 

これは、剣道の専門用語で、相手と対峙する時に、相手を一か所に集中して一生懸命見るのではなく、「遠い山を眺めるように相手の全体像を捉えると、視野が広がり相手の動きが見えてくる」という教えです。

 

私は3歳から剣道をライフワークで続けていますが、自分の力を発揮できない時は、ほぼ100%、視野が狭まって相手が見えなくなる時だと実感しています。

これは剣道だけではなく、あらゆるスポーツでも一緒ではないでしょうか。

ゴルフでも、ボールを一生懸命見すぎて力が入ってしまったり、全然違う方向に打ち込んだり、、、

野球でも、ボールを見過ぎて力が入ってしまい、スイングフォームが崩れてしまったり、、、

 

そして、この考え方はビジネスでも通じると思います。

・利益を優先して、お客様の信用を落としてしまう…

・売上を上げることに血眼になって、ミッションと関係ない仕事をしてしまう…

・目標達成のために部下をこき使った結果、部下が退職してしまう…

・自分の考えにこだわり過ぎた結果、重要な論点を見逃してしまう…

様々な場面で、目の前の利益や売上などの成果だったり、自分の考えにこだわり過ぎた結果、逆に成果を上げられないケースがたくさんあります。

 

ビジネスでも「遠山の目付」、すなわち「目の前の出来事や目標達成に固執するのではなく、遠い山を見るように、全体感を捉えつつ意思決定を行う」という心構えを持つことによって、長期的な観点から物事を捉えたり、広い視野に立って考えることができるのではないでしょうか。

 

武道に限らず、スポーツにはビジネスや人生に通じる格言がたくさんあります。

ぜひ皆さんも、日ごろの趣味の世界での学びがビジネスにも活かせないか、思いをはせてみてください。

 

皆さんのお役に立てれば幸いです!

 

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