キャリア形成に中小企業診断士がオススメな理由 | 『売れプロ!』ブログ -「売れる」「稼げる」中小企業診断士に-

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こんにちは!中小企業診断士の濱崎 剛です。

まもなく口述試験ですね!引き続き頑張りましょう!

 

このブログにたどり着いた方は、ご自身のキャリアに悩まれた経験がある方も多いのではないでしょうか。

本日は、ビジネスパーソンのキャリア形成において中小企業診断士資格が有効である、という内容で投稿します。

 

早速ですが、なぜ診断士資格がキャリア形成に有効なのでしょうか。

それは、診断士活動を通じて自然とキャリア戦略の軸ができるからです。

 

キャリア戦略について、以前キャリアを考えるフレームワークとして、「will」「can」「must」があるとの記事を書きましたが、中小企業診断士資格はまさにこれらを効率よく満たすことができます。とりわけ効果的なのは実務従事などの診断士活動です。

具体的に説明します。

 

①    実務従事を通じて、スキルアップもできる。自分の強み/弱みを知ることができる(can)

実務従事は診断士の名前を背負って、コンサルティング活動を行う真剣勝負の場です。自分の得意な診断分野を選ぶもよし、敢えて苦手意識のある分野を選ぶもよしですが、最後に経営宛の報告を行うため全力で取り組みます。

そのため、普段の仕事とは違った緊張感も手伝い、大いに成長します。

 

また、実務従事の良いところは、他の診断士と協力して進めていくことです。思いがけず自らが相対化されることで、自分の至らないところに気付けたり、逆に長所にも気付くことができます。一人では気付きづらい自分の強み/弱みを知ることができます。

 

②    実務従事を通じて、企業のリアルな悩みを知ることができる。(must)

実際の企業を相手に診断活動をしますので、経営層のリアルな悩みを知ることができます。

経営がどのようなことに悩み、解決しようとしているかを把握することは、ある種究極のニーズ調査であり、他の場面でも多々役に立ちます。

協会が募集している実務従事などで、募集回数が多い相談などは、困っている企業が多いということです。最近で言えばDXの導入支援などが流行りでしょうか。

企業にありがちな悩みやニーズを肌感覚として知ることで、自分という商品が如何にして高く売れるかのヒントがつかめます。

 

③    実務従事を通じて、自分のやりたいことが見えてくる。(will)

自分のやりたいことを見つけるためには「ゲンバとホンバ」を経験することが良いそうです。

顧客課題の解決に向け、必死に調査・分析した内容を報告することで、自分に向いている分野かどうかが見えてきます。

好きになれそうだと思っていたジャンルにあまり興味が持てなかったり、逆に興味がなかったにも関わらず面白いと感じられたりと、経験してみなければ分からないことがたくさんあります。

実務従事では多様な業界の、多様な支援内容が募集されていますので、自分のやりたいことを探すための絶好の機会と言えるでしょう。

 

このように、診断士活動にまじめに取り組むことで、自分のキャリアの軸の様なものが見えてきます。

キャリア戦略が見えれば、目標に向けて、強みを伸ばすのか、弱みを補うのか、といったかじ取りをすることができます。

 

また、実務従事を通じた経験で、発言への説得力も増します。

例えば、面接や人事面談の場で、「食品業界を支援した際、業界に魅力を感じたから食品業界への転職を希望します」や「組織開発の支援をしたから人事部に異動させてほしい」といった発言には説得力がありますよね。

 

どれだけ知識があっても実経験にはおよびません。言葉に体重が乗ります。百聞は一見に如かず、百見は一考に如かず、百考は一行に如かず、百行は一果に如かずです。

 

一つの経験が、次のチャンスにつながります。

 

自分自身、診断士として経営戦略を立てたり、顧客課題の解決を行ってきた経験をテコにして、管理系の職場から営業・経営企画系の職場への社内転職に成功しました。

診断士資格の活用を通じて、「余暇で勉強や活動をするバイタリティと意識の高さがあり、実際の経験や実績を有する」ということが、直接/間接に示せたからであり、ただ「やりたい!」と伝えるだけでは異動は叶わなかったと思います。

それぞれの場所で一定のキャリアを積んだので、これからは拡げたキャリアをもとに事業投資関連の業務を行ったり新規事業の立ち上げを行ったりと、より経営チックな仕事に携わっていこうとキャリア目標を立てています。

 

 

これから診断士を取ろうか迷っている方でキャリアに不安がある方は、是非勉強を開始されることをオススメします。

 

※余談ですが、青木先生は二次試験用の「本気道場」という講座を持たれています。診断士活動に直結する目線の持ち方、モノの考え方も含めてご指導を頂ける様で当時通っておけばよかった…と今更ながら後悔しています。合格後ロケットスタート切りたい方はぜひ。

 

以上、中小企業診断士はキャリア形成に有効であるという投稿でした!

最後まで読んでいただき有難う御座いました。