一年 たった

ほんの少しだけ 毒を 混ぜてあるから
けれど ただちに 影響はないから
大丈夫
ネコに そんなことは 言えないなあ
ネコやイヌ トリやサカナたちに してみれば
放射能よりも 人間こそが 環境汚染物質だと 言うかも知れない
やっかいな 放射能
それより やっかいな 人間
*
一年が経ち 亡くなられた方へ 祈りを
けれど
何も まだ 終わってはいないということ
震災は いまだ続いていて これから始まる 悲劇もあるということ
数年が 経って
ただちに が そろそろ に 変わる頃
眼に見えない 放射能の恐怖が ようやく 見え始めるのでしょう
自分のからだや 子どもたちのからだを 通して
一年 たった
たった 一年
この日を 記念日には まだできない
「 空が鳴っている 」 東京事変
※ あぶない橋ならなおさらわたりたい 神さまお願いです、終わらせないで
もうひとりの私~丘の上のわが家

四人掛けのテーブルも 普段は ばあやと二人
この日は 古くからのイギリスの友人 ベーリック氏を招き
久し振り にぎやかな 会食でした
* * *
暖房のスイッチを オフにして
開け放った窓から 春の息吹が カーテンを揺らす
そんな日も もう 遠くは無さそうですね
春の気分に誘われて 今日は特別に 自宅を公開しちゃいます^^

私がまだ幼い頃 お天気の日には
愛犬ユリシーズと一緒に この庭を駆け回るのが 好きでした
そして そんな私を かあさまは
いつも この窓から・・・
やさしい微笑で 見守ってくれました
今の季節は 淡いピンクの エリカが 花をつけています

それでも 雨の日や 風の冷たい日
身体の弱い私は 外に出る事を 許されませんでした
そんな時 ねえやと よく遊んだのが この階段でした
そして
無口で 厳格な とうさまの カミナリが落ちた時
そっと 手摺につかまって ここから リビングを覗いていました

ここでは 週末になると パーティーや 小さな演奏会を 開きます
クリスマスや ハロウィンが近づくと
木目の美しい このピアノで 私も懸命に レッスンをしました
この時ばかりは 普段やさしい かあさまも
とても 厳しかったのを 憶えています
それでも 私の伴奏で 賛美歌を歌う かあさまが とても 好きでした

これは 昭和3年の おひなさま 洋の中の和ですね
*
この建物は 昭和5年 アメリカの建築家 J.H.モーガンの設計です
スパニッシュスタイルで とても明るく 開放的で 調度も素晴らしい
庭を出て ブラフと呼ばれる 丘の上 辺りを見回すと
付近には 桜の木も多く これからの季節 散策に とってもいいですよ
*
そう
九州に住む 本当のかあさまから タケノコが 届く季節です
もう 春ですね
*
無料で公開されていますので みなさまも ぜひ どうぞ^^
山手の洋館 ベーリック・ホール
「 Shall We Dance 」 大貫妙子
