夕焼けドライブ

六月の 嵐の日の 影響か
緑のカーテンの 生育がよろしく無い
せっかく 水撒きシステム(笑)も 完成したことだし
追加のアサガオでもと 近所の園芸店を回るも 時すでに遅し
どこにも置いてない 種から始めるには 遅すぎるし
そんな訳で 三浦半島を南下して 探索することに
どこかにあるだろう・・・と
*
この時期 三浦半島は ビーチを目指す車で 結構 混雑するので
帰りの 上り車線が混み始める 夕方になってから 出掛けた
それでも 三浦海岸のビーチには まだ 多くの水着姿が
そんなものには 目も呉れず
淋しくないもん と ひとり ごちながら
更に南下
果たして 1ポット80円のアサガオを 無事購入

最後のビーチを過ぎると 人影は一気に減って
気に入った 風景を見つけては 車を止める
ドアを開けると 風も涼しくなっている
ひろがる風景や 流れる雲 海の色
そんなものに ふと気づいて
惹かれて
立ち止まり
たたずむ
車内からは 微かに洩れる 音楽・・・
*
そんな時間は 街中では なかなか 許されて無くて
クラクションを鳴らされるか ヘタをすれば事故にも
だから まずは パーキングを探して・・・
そう
この ひと手間
この ひと手間が 耐え難い
木々の間から のぞいた 赤い夕陽だけでなくて
この わずかな時間に
損なってしまうものって 少なく無いと思う
ただ それも 自分を含めて
過剰なまでに 局所集中して 暮らすことを選んだ 望まぬ見返りとも言える
抜け目無く 合分流 車線変更のワザのみ 身に付けて

軽トラを 時速30キロで カッコよく 走らせる
精神的余裕と成熟度は 私には まだ ありません(笑)
*
そうして
一日が おわる
諸々を 赤く染めた 夕陽を見送って
北へと 帰り道
バックミラーに映る 覆面に 注意を払いつつ(笑)
「 青い車 」 スピッツ
※ 君の青い車で海へ行こう・・・
夏草に抱かれて

月に一度、打合せに伺うOさんのお宅は、住宅街の狭い路地を、更に一本入ったところにある。
Oさんのお宅は人の出入りが多くて、いつも賑やかだ。
学校が夏休みに入ったこの時期は、近所の子らも遊びに来て、奥が行き止まりとなった家の前の路上には、自転車がお構い無しに転がっている。
夏まつりの日には、知らない人まで上がり込んでいて、飲食の準備が大変だったと。家族の皆さんがとてもオープンマインドで、寄り付き易い家なのだろう。人との関わりを多く持つが故の、煩い事なども伺ったりもするが、そう言いながら、それを受け入れる寛容を持っていらして、見習いたいことだといつも思う。
*
Oさん宅へ続く、数軒が利用する細い路地は、途中、急な角度で曲っている。
奥には、切り返しのスペースが無いため、車はその路地をバックで進入するのだが、夜などは特に、そのカーブをきれいにトレースすることは難しい。
「気になる家」 は、ちょうど曲がり角のところに建っている。
周りにある、他の家々は、住宅街の中だけに空間を目一杯埋めようと、敷地一杯に建てられた真四角に近い家ばかりで、隣家との隙間も少なく、余地はあっても塀や垣根が拵えられて、境界を主張している。

「気になる家」は古い木造家屋で、垣根や塀は無く、鬱蒼とした緑に覆われている。
緑に征服されているようでいて、飾るとも無く置かれた川石や流木の類が、人の存在をわずかに匂わせる、微妙なバランスを感じさせる家と庭であった。
うまく曲り切れぬ車は、道路の反対側の家の壁を気にしながら、その「気になる家」の庭先に乗り上げながら進んで行く。
道路との境界を示すはずの縁石が削れ、庭先の一番曲がり角はタイヤの痕で減り込んでいる。
人によっては、塀で囲うか、少なくとも曲がり角に「注意!」なんて柱でも立てるだろうか。
そうしたらきっと、この路地を車が出入りするのは難しいものとなるだろう。
新しく次々と出来た、合理的で効率的な家々に囲まれて、この「気になる家」は、朱色の屋根に、回り廊下と縁側があって、大きな靴脱石があって、手を入れているのか無いのかわからないような勢いのある緑にまもられている。
行き帰りに眺める、その佇まいに、私はいつも、なぜだかホッとさせられていたのだ。
失礼かなと思いながら、いつか、写真に収めてみたいと思っていた。
*
この日も打合せを終えて表に出ると、やや、日も翳って日中ほどの暑さもない。
一緒に、玄関先まで見送りに出て来たOさんに、思い切って尋ねてみた。
「そこの角の家って、どんな方が・・・」
すると、Oさんは一瞬びっくりしたような顔をして、一息ついて、
「実は、おじいちゃんがひとり暮ししてたんだけど、つい、半月ほど前にね・・・」
数年前に奥さんを亡くし、それからはひとり暮しだったそうで、亡くなったおじいちゃんを見つけたのも、Oさんのお父さんだったそうだ。いつも、家の中にしまわれている自転車が、何日も出しっ放しになっていたり、雨戸が締め切ったままだったりで気付いたとのこと。
ちょっと気まずいようで、なんとなく、私が手に持ったカメラをしまい始めると、
「ううん、撮って下さい。私も子供の頃、おじいちゃんとおばあちゃんにあの庭で遊ばせてもらったし、きっと喜んでくれると思うから。・・・そう言えば、一週間前、おじいちゃんが夢に出てきたんですよ。・・・遊びにおいでってことかな」
そんな話をしながら、ふたりで家の前まで歩いて。ならば、と写真を数枚。
「あ、おじいちゃんが写ってたら見せてくださいね!」
・・・・・(汗)
おじいちゃんは、恥ずかしかったのか、写真には現れてくれませんでした。
生前、できることなら、雨戸を外して、縁側で夕涼みしているような、そんな写真が撮りたかったな。

おじいちゃんを、庭先で見送ったであろうクチナシの木。今は、白い花も朽ちて。
「もうじき、この家も取り壊されるだろうから・・・。その時は、このクチナシを思い出に譲ってもらおうと思っています」
Oさんは、そう言って、笑った。
夏草に抱かれて、弔われし、旧き住まいと、営みと。
「 蘇州夜曲 」 Ann Sally
※ 花をうかべて 流れる水の 明日のゆくえは 知らねども・・・
夏の庭から・・・

ちょうど 二ヶ月前
ご紹介した 我が家の小さなベランダも
( 当該記事→「初夏の庭から・・・」)
メジャーリーグとまで いかないまでも
若手の台頭や ベテランの引退など
その勢力図も かなりの変化が・・・
ご覧下さいませ

この季節 まずは 朝顔です
さえぎる日射しは 人のみならず
熱中症気味の 他の植物も生き返らせて

今年は ダリアが 絶好調
切り戻すたび 幾度も花を付けて

睡蓮鉢のプールで ミソハギは夏バテ知らず

睡蓮とは 息の合ったバッテリー
綻んだ ミソハギの花を 受け止めて

ルリマツリは 古株で クールに装っています

ラベンダーの仲間かと思われ
*
先週末 三時間ほど掛けて 「手動散水システム」を構築

手づくり感 満載(笑)
ペットボトルに水を注げば プランターや鉢の隅々に水が!
※ ストッキングは 使用用途を明確にした上で譲って頂きました
でも 色は変えた方がいいかもね(笑)

ベランダに 最初に植えたのが この ランタナ 今年も元気に咲きました
「 Swallowtail Butterfly ~あいのうた~ 」 YEN TOWN BAND
※ 信じるものすべて ポケットにつめこんでから 夏草揺れる線路を 遠くまで歩いた・・・