オキザリス・ベルシコロール

すっかり淋しくなったベランダで
小さいながらも存在感を示しているのが
オキザリス・ベルシコロール
学名は Oxalis versicolor
花屋さんによっては英語読みでバーシカラーとも
ポップなキャンディを思わせるその横顔をみると
私にはベルシコロールの音の方が なんとなく美味しそうに感じられて^^

そう この小さな花の魅力は
ねじり飴のような カラフルな色合いのパラソルのような
花開く前の つぼみの姿
開いてしまえばカタバミ科らしく どちらかと言えば素朴な顔立ち
日陰や曇りの日はその花を閉じてしまって
そして陽が当たりだすと ゆっくりとつぼみを開いてゆく
寒風の中 健気に咲く花も愛しいですが
あんまり無理をしないで 日溜まりの中でだけ咲いている
そんな花だからこそ こんなかわいらしい つぼみの姿を与えられたのかも知れませんね

「 ★ CANDY POP IN LOVE ★ (8bit version - game) 」 Tommy February6
ザ・プレミアムモルツの憂鬱

コンビニ限定発売の 「ザ・プレミアムモルツ」 という商品がある
左の吉田さんが乗っかっているのが通常版 右が限定版
何が限定なのか?
我々は「限定」の二文字に弱い
「ご当地限定」 「季節限定」 選ばれたプレミアムなお客様だけに・・・
売り場のポップには単に「コンビニ限定」とのみ表示されていた
もともと 私も愛してやまない「プレモル」だけに買ってみたのだけれど
通常の350ミリ缶に対して 単に容量が20少ない330ミリ缶 それだけのこと!
やり場のない怒りとも虚しさとも悲しさとも そうであって無いような
自分でもどこから来るのかよくわからない感情が湧いて
その 「不愉快さ」 が後味悪く いつまでも心に残った
「またまた!20ミリリットルくらいの違いで、小さいこと言って!」と
思われるかもしれませんが これは私の狭量さ セコさばかりとは言えないはず
漠然とした中にも そんな感覚がありました
* * *
それはなにゆえなのか? ビールで酔った頭で考えてみる
そもそも350とほぼ変わらない 330というサイズが必要なのか?
まあ 減量によって価格も若干下がるので
それによって他銘柄との価格競争力をつける 他の購買層にアピールする
といった理屈はあるだろう そういったソチラの事情に乗せられるのも不愉快
だが それ以上に私を不愉快にさせたのは 私のように既に何度も買っている人でも
きっと 「いつも」 との違いに 「気付かずに買わされてしまう」のではないか?
それに起因する不快感かも知れないな と思った
実際 並べてみなければ 330も350も大きさの違いは大抵の人は気付かないだろう
ひょっとすると「お、プレモル少し安くなった」なんて・・・まあ それは深読みし過ぎとしてもね
この年齢層に受けるのは・・・ とか ~円から~円くらいの価格帯のものを中心に・・・ なんて
そんな どっかの 「層」 にはめ込まれて マーケティングやら 売り上げ予測やら
誰かの思惑や 見込みが 透けて見えるように感じては 飲む酒もまずくなる
* * *
ただ 自身を含めて そんなものから逃れるどころか 塗れているようにも思います
ネットで最安値を探して ポイントを付けて クーポンをゲットして
携帯電話の買い替えなんて 普通の人じゃもうどうしたらいいのか わからない領域です
二年過ぎたらどうの 自動更新とか違約金とか きっと書いてあるでしょう小さな字で
説明も受けたのでしょう憶えてないけど
過剰で複雑な仕組み作り 普通の感覚を持っていれば戦う前に戦意喪失かも
わかっちゃいるけど 疲れますね いい加減・・・
情報・情報化は 使い方によっては均等化 公平化をもたらしますが
現状では個人のレベルにおいても 差別化を助長する方向にも向かっているように思われます
自由化だとか自己責任といった言葉を纏わせながら・・・知ったもの勝ち?
* * *
昨年 ひとに頼まれてパソコン一式を見繕ったのですが しばらくして
「どうせなら最新のにして欲しかった」 と言われました
なんのことかと思いきや 丁度パソコンを求めたのがウィンドウズ8の発売直後
事務仕事で使うとのことであった為 安定性などを考慮してウィンドウズ7機にしたのですが
どこからか新発売の話を聞きかじって 「古い安物をつかまされたのでは?」と考えたらしい
「出たばかりのOSは不安定ですし、アプリケーションが動作しないものも・・・」
なんて言ったところで OS もアプリも 当然言葉すらご存じなく
理解も判断もできず 情報も知識も無いし 疑心暗鬼に駆られるばかり
結局 「だまされないぞ」という思いと
最終的に判断するのは 「あの人の言うことなら・・・」
まさに徒労感と虚しさばかりが残る出来事でした
* * *
まあ オレオレ詐欺だっていまだにある訳で 騙されないって用心するのも大事でしょう
ネットだって 検索だって うまく利用すればいい
けれど その行き着く先が 他人への疑いの目であったり 粗探しばかりではね
それじゃあ 「信じる」 という気持ちと引き換えに
いったい 何が得られたのか どれだけトクをしたのかと考えてみると
なんだか 虚しく 悲しい気持ちになってしまいそうです
* * *
「おっとっと!」
グラスから溢れんとするビールの泡に慌てて顔を寄せる
「トットットッ」
升に据えられたコップの縁を 一升瓶から注がれる酒が乗り越えて 升をも満たしてゆく
摺り切り一杯 表面張力に透明な波 揺れて・・・
満足感とは単純なもの
酒飲みはそんな風でありたいものです
「 Love Bites(So Do I) 」 HALESTORM
