一疋の青猫 -30ページ目

花、かぐわしく。


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神よ、私は俗人の奸策(かんさく)ともない奸策が
いかに細き糸目もて編みなされるかを知つてをります。
神よ、しかしそれがよく編みなされてゐればゐる程、
破れる時には却て速かに乱離することを知つてをります。

神よ、私は人の世の事象が
いかに微細に織られるかを心理的にも知つてをります。
しかし私はそれらのことを、
一も知らないかの如く生きてをります。

私は此所に立つてをります!………
私はもはや歌はうとも叫ばうとも、
描かうとも説明しようとも致しません!

しかし、噫(ああ)! やがてお恵みが下ります時には、
やさしくうつくしい夜の歌と
櫂歌とをうたはうと思つてをります………


( 中原中也 『我が祈り - 小林秀雄に 』 )





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夕暮れのやや湿り気を増した空気が

花の香をより濃密に漂わせている

まさに 花は

時こそ今と

命を焦がすように・・・




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淡く そして 鮮やかに

花弁の色とかたちと

精緻にして寛容で

繊細にして大胆に




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楚々として 恥じらいながらも

小舟が揺れるように 舟歌がこだますように

甘い香りが 辺りを包み込んでゆきます

花の美しさは 祈りの姿なのでしょうか





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白藤がちょうど盛りでした

今年は一週間ほど 花が早かったとのこと

紫の花がらが 夕暮れの歩道に落ちて





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立木仕立ての藤のトンネル 簾をくぐるようにして・・・








「 room 」   minimum electric design















憲法記念日


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5月3日 憲法記念日

憲法改正についての以前の記事


この日ばかりは 新聞各紙も 社説等で「憲法」について取り上げています。

読売は相変わらずひどいですね。タイトルが「憲法記念日 改正論議の高まり生かしたい」

小見出しにも「まずは発議要件緩和を」ときた。

批判も多い自民案の96条の先行改正(具体的な中身の議論は置いて、発議要件を三分の二から過半数へ改めて、改正のハードルを下げようというもの)についても賛成のようだ。
その先行案の問題点として指摘される「中身の議論が先では?」という論点についての見解も「自民党などは既に具体的な改正方針を国民に示している」とあまりに乱暴だ。
ろくな議論もされず、どれだけの国民に、現状、自民党改憲草案の内容が認知されているというのか。
「読売新聞の世論調査でも1993年以降、ほぼ一貫して憲法改正賛成派が反対派を上回っている」という賛成派にアンケートでも取ってみるがいい。
その他社説に述べる自民主導による改正を推す理由も「日本人の手で憲法を」「現実との乖離」など、これまでの改憲派の常套句ばかりで目新しいものも無い。

これまた言われ続けてきたことであるが、安易な現状追認、憲法に示された理念、理想を捨てて「現実と合わないから」と書き換えるのだとすれば本末転倒、言語道断だ。

改正すべき点、付け加える点があるならばそうすればよい。

しかし、上記のような理由や、それに先立って改正のハードルを下げておくなどという姑息な手段を取っての改憲は断じて認められないものである。



*



そうは言っても、この夏の参院選の大きな争点が「憲法改正」なんですよね。

私たち自身も、まずは政党やマスコミ報道からでも、それぞれの主張を知る努力が必要ですね。


新聞社説リンク(朝日・読売・毎日・日経・産経・東京)


その上で「改憲派に一票」 それもあるでしょう。



何も知らずに、何も選ばずに、物事が決まっていく・・・それだけは避けたいものです。



原発問題と並んで、私たちが将来の世代に大きな影響を与える、大切な一つの選択なのです。




最後に一紙「東京新聞」の社説を転載しておきます。



「憲法を考える 歴史がつなぐ知恵の鎖」 2013年5月3日付 東京新聞・社説

憲法改正を叫ぶ勢力の最大目的は、九条を変えることでしょう。国防軍創設の必要性がどこにあるのでしょうか。平和憲法を守る方が現実的です。
選挙で第一党になる、これは民主的な手法です。多数決で法律をつくる、これも民主的です。権力が憲法の制約から自由になる法律をつくったら…。
ワイマール憲法当時のドイツで実際に起きたことです。国民主権を採用し、民主主義的な制度を広範に導入した近代憲法でした。ヒトラーは国民投票という手段も乱発して、反対勢力を壊滅させ、独裁者になりました。憲法は破壊されたのです。
◆熱狂を縛る立憲主義
日本国憲法の役目は、むろん「権力を縛る鎖」です。立憲主義と呼ばれます。大日本帝国憲法でも、伊藤博文が「君権を制限し、臣民の権利を保障すること」と述べたことは有名です。
たとえ国民が選んだ国家権力であれ、その力を濫用する恐れがあるので、鎖で縛ってあるのです。また、日本国民の過去の経験が、現在の国民をつなぎ留める“鎖”でもあるでしょう。
憲法学者の樋口陽一東大名誉教授は「確かに国民が自分で自分の手をあらかじめ縛っているのです。それが今日の立憲主義の知恵なのです」と語ります。
人間とはある政治勢力の熱狂に浮かれたり、しらけた状態で世の中に流されたりします。そんな移ろいやすさゆえに、過去の人々が憲法で、われわれの内なる愚かさを拘束しているのです。
民主主義は本来、多数者の意思も少数者の意思もくみ取る装置ですが、多数決を制すれば物事は決まります。今日の人民は明日の人民を拘束できません。今日と明日の民意が異なったりするからです。それに対し、立憲主義の原理は、正反対の働きをします。
◆9条改正の必要はない
「国民主権といえども、服さねばならない何かがある、それが憲法の中核です。例えば一三条の『個人の尊重』などは人類普遍の原理です。近代デモクラシーでは、立憲主義を用い、単純多数決では変えられない約束事をいくつも定めているのです」(樋口さん)
自民党の憲法改正草案は、専門家から「非立憲主義的だ」と批判が上がっています。国民の権利に後ろ向きで、国民の義務が大幅に拡大しているからです。前文では抽象的な表現ながら、国を守ることを国民の義務とし、九条で国防軍の保持を明記しています。
しかし、元防衛官僚の柳沢協二さんは「九条改正も集団的自衛権を認める必要性も、現在の日本には存在しません」と語ります。旧防衛庁の官房長や防衛研究所所長、内閣官房の副長官補として、安全保障を担当した人です。
「情勢の変化といえば、北朝鮮のミサイルと中国の海洋進出でしょう。いずれも個別的自衛権の問題で、たとえ尖閣諸島で摩擦が起きても、外交努力によって解決すべき事柄です。九条の改正は、中国や韓国はもちろん、アジア諸国も希望していないのは明らかです。米国も波風立てないでほしいと思っているでしょう」
九条を変えないと国が守れないという現実自体がないのです。米国の最大の経済相手国は、中国です。日中間の戦争など望むはずがありません。
「米国は武力が主な手段ではなくなっている時代だと認識しています。冷戦時代は『脅威と抑止』論でしたが、今は『共存』と『摩擦』がテーマの時代です。必要なのは勇ましい議論ではなく、むしろブレーキです」
柳沢さんは「防衛官僚のプライドとは、今の憲法の中で国を守ることだ」とも明言しました。
国防軍が実現したら、どんなことが起きるのでしょうか。樋口さんは「自衛隊は国外での戦闘行為は許されていませんが、その枠がはずれてしまう」と語ります。
「反戦的な言論や市民運動が自由に行われるのは、九条が歯止めになっているからです。国防軍ができれば、その足を引っ張る言論は封殺されかねません。軍事的な価値を強調するように、学校教育も変えようとするでしょう」
安倍晋三首相の祖父・岸信介氏は「日本国憲法こそ戦後の諸悪の根源」のごとく批判しました。でも、憲法施行から六十六年も平和だった歴史は、「悪」でしょうか。改憲論は長く国民の意思によって阻まれてきたのです。
◆“悪魔”を阻むハードル
首相は九六条の改憲規定に手を付けます。発議要件を議員の三分の二から過半数へ緩和する案です。しかし、どの先進国でも単純多数決という“悪魔”を防ぐため、高い改憲ハードルを設けているのです。九六条がまず、いけにえになれば、多数派は憲法の中核精神すら破壊しかねません。

東京新聞Web








「 3びきのくま 」    大貫妙子&坂本龍一

R134~三崎をまわって鎌倉へ


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明け方の やや寝不足気味の月に見送られて

一路南へ

連休中の行動は 早め早めが肝心






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朝のもたらす露と光に 瑞々しく若葉

いつの間にか ちいさな梅の実が ほんのり頬を染めて



若葉の明るいみどり その柔らかさは

光だけでなく きっと ほかにも色んなものを吸収しているに違いない

そんなことを想像させます



夏の陽射しに負けぬ 色濃く硬い葉となっても

柔らかな芽は失わぬよう・・・



そそくさと用事を済ませて 北へと進路を変えると

反対車線は 普段はあまり馴染みの無いナンバーも交ざって すでに混み始めている






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まだわずかに 陽射しには朝の成分が残っている時刻

134号線沿いにあるパン屋さん

歪みのある古いガラスと 裸電球が懐かしく



ちょうど 焼き上がりの時間

早起きはするものです

クルマは左手に 海を眺めつつ

左手は パンを摘まみつつ



本当は

このまま帰るのが ちょうどいいのだけれど

もう一件 別の用事で やむなく 更に北へ



気持ちの良い天気と 思ったよりも流れている道路に

裏道に入るのをやめて 海岸通りをゆけば






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さすがにこの辺りへ来ると・・・

いつにも増して すごいことに

更に近くの有名店 アマルフィとその裏手の丘に続くデラ・セーラ

その細い坂道に 店から溢れた人が数珠つなぎになって

山開きの富士山五合目のような状態に(笑)

それを横目で見ながら笑っていたら こちらもひどい渋滞に(涙)






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江ノ電もかなりの混みよう

運転士の頬づえがちょっと気になりますね 春の憂鬱?

のんびり 散歩してるのがいいね

もうすぐ端午の節句






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それでも 夕暮れ時ともなれば

陽の光とともに 喧噪もやがて去り

波の音だけが 耳に残ります



山の端いとあはれ










「 The Cold Song 」   Dancers: Jason Kittelberger & Acacia Schachte