一疋の青猫 -25ページ目

黄昏を遊ぶ猫


IMG_3406_7_8






夕方5時を過ぎて 日も傾いて

心地よい風に吹かれに 小さな漁港まで・・・



打ち寄せ 繰り返す 波音

軋む 木造船

旋回する とんびの声

そして

昼の日差しを避けていた猫たちが 足音も立てず

どこからともなく現れます






IMG_3443






猫と女性には 愛されやすいタイプの私なので

近寄っても平気です






IMG_3482






なんてことを 言ってみたいものですが

それでも 港の猫はたいてい のんびりで気立てがいいので 大丈夫

それに引き替え 人間の女性は・・・






IMG_3486






「 にゃんにゃーん 」 なんて声を出して

猫の気を引こうとする おじさんを怪しく思ったのか

小学生の女の子さえも 迂回して通り過ぎて行きました・・・


この猫は 以前のブログにも登場

港では 馴染みの猫を見つけるのも また 楽しみのひとつ






IMG_3518






アスファルトの隙間から 多肉のような植物が かわいい花をつけています

こんなものも 普段なら 見落としてしまうのかも知れないけど

休日の港の夕暮れは なにもかもがゆっくりと過ぎてゆくのです

ただひとり 忙しそうなのは

繰り返し ひっきりなしに 軒下の巣へと餌を運ぶ ツバメの親鳥だけです






IMG_3488_89_90






そろそろ 帰らなければ・・・

夕闇が迫ると 激しいくちづけが 私を待っています

もう 既に 太ももと 首すじのあたりにキスマーク

「 蚊 」 には とっても愛されやすいタイプの私です(笑)

これからの季節 虫よけは欠かせません^^



紅く染まるでもなく 黄金色に輝くでもない

なんとなく マイルドな 今日の夕暮れでした



おだやかな 休日を お過ごしください








「 黄昏を遊ぶ猫 」  東京スカパラダイスオーケストラ feat.中納良恵(EGO-WRAPPIN')
























梅雨の晴れ間に


IMG_2750_1_2






未だ幕は開かぬ

梅雨空の緞帳の向こうでは

気忙しく 次の舞台が組まれているのだろう

時折のぞく ホリゾントの青は

今しばらくの 1ベルまで

幾たびか 繰り返される 夏空へのテスト


*


そんな 梅雨の晴れ間に

シロツメクサの丘と 頭だけ覗かせたタワーと

ちょっと 奇妙な感じもするけど これも横浜的眺望

傍らの女の子達は 花を摘むでもなく お喋りに夢中で

「 私をみて 」 と 囁いているような 小さな白い花


*


花言葉は知らなくていい

たいてい 胸に響くのは 切ない言葉だから

それでも

やがては

幕が上がり 光を受けて 自らの影も知ることとなるのでしょう

せめて

最初に知るのは



最後に知るのは (?)

見つけることは難しくとも

「 幸福 」

で あるとよいのだけれど・・・





IMG_8356





いつまでも続くかのようなお喋りも 夕暮れに幕を下ろします

明日の 「 約束 」 だけを残して・・・


*


シロツメクサの花言葉は



「 私をみて(思って) 」



「 幸福 」



「 約束 」



そして



「 復讐 」


です(笑)









「 La La La 」  Naughty Boy Feat Sam Smith
































 





旅先にて


IMG_2528a





旅の中こそわたくし 濃厚に時間(とき)の架橋を息づくものを

道浦 母都子



*   *   *



古い本のあいだから 古い絵葉書が一葉



確かに そこに記された宛名は 自分の名前なのだけれど

昔 住んでいたアパートの住所が 見知らぬ人のように 新鮮に映る・・・






IMG_8338






旅先から 絵葉書を送る

湯上りの宿で

移動中の列車の中で

雨で身動きの取れないテントの中で

認めた葉書に 切手を貼って・・・



「 そんなこと、書いたっけ? 」



思いがけない 一行を 忍ばせてしまうのも 旅の空

旅の疲れと興奮と 極上の酒のような淋しさと

旅の中こそわたくし と・・・






IMG_8348






旅先から 絵葉書が届く

見知らぬ土地の消印で

折れた角や滲むインクも 旅路の名残りで

一行だけ 記された 文字

余白に溢れて 尽きぬ想いに だんだん小さくなってゆく文字



電話やメールには無い

三日後のよろこび 忘れた頃の懐かしさ

手にする 一枚の 存在感



ひさしぶり

誰かに 絵葉書を書きたくなるような

そんな 旅に出てみたくなりました









「 ビュッフェにて 」   松任谷由実