わすれじのレイド・バック

睡蓮鉢の水平線 蓮の海を渡る 禊萩の花びらの小舟
予定より遅れた積み荷は 六月の空の 贈り物です
* * * * *
週末の朝 やわらかな雨音で 眼覚めた
目蓋は閉じたまま
まだ 薄暗い おもての空気を なんとなく感じている
時間を計るのは やめておこう
日曜日だし
予定にはまだまだ時間はあるだろうし
雨降りだし
一人だし
眼を閉じたまま
朝に 気づかれないように
そっと
寝返りを打ってみる
これも 雨降りのせいなのか
ひとり漂う ひんやりとした シーツの海は
つめたくて 心地いい
しあわせなような そうでもないような(笑)
もうしばらく 目蓋は閉じていたい
雨音と 少しばかりの淋しさは
忘れていた記憶を 思い出すのに よいから
夜が 明けてしまうまでの・・・

古い歌を 口遊んでいたからかも知れない
また そんな頃の
古い歌が
どこからか 流れてきたような そんな 気がした
雨音に まじって ?
雨の日には なんでも
雨のせいにして・・・
「 わすれじのレイド・バック 」 サザンオールスターズ
※ 逢えない時こそ愛しい人だよ 一夜の恋なんて夢見てるようで・・・
@
SWEET MEMORIES Ⅱ
SQUALL のような 雨が濡らした 蒼いフォトグラフは
・・・ って
もう いいですね(笑)
では早速 松本隆 × 松田聖子 名詩撰~テュルリラ 2 始めさせていただきます

水の底に
潜りながら
そっとかわす
秘密のキス
<MAUI>
真夏のプールの帰りに
濡れてる髪が乾くまで
最後の最後のチャンスを
あげるわ
<ピーチ・シャーベット>

あなたしか見えないの
青空の浮雲にも
もう私 あゝ迷わない
風が野ばらふるわせても
まだ青い葡萄の実
くちびるを寄せる少女
愛されて あゝおびえてた
昨日までの私みたい
<野ばらのエチュード>
※ チュルリラ~ と発音される方がいらっしゃいますが、正確には、テュルリラ~です。若干、鼻にかかる感じで歌いましょう。

映画色の街 美しい日々が
切れ切れに映る
いつ過去形に変わったの?・・・
あなたの傘から飛び出した
シグナル背中に感じた
追いかけてくれる優しさも無い
<瞳はダイアモンド>

靴の底には砂がつまって
痛いから
逆さに振れば二人だけの夏が
こぼれるわ
<マイアミ午前5時>
※ 7枚目のアルバム『ユートピア』の一曲。アルバムの完成度も素晴らしいのですが、その中でもとりわけ美しい曲です。

すねて怒る君も
可愛いよ
急にまじめ顔でつぶやく
嫌い あなたが 大好きなの
嘘よ 本気よ
常夏色の風
追いかけて
あなたをつかまえて生きるの
わたし裸足のマーメイド
小麦色なの
好きよ 嫌いよ
<小麦色のマーメイド>
※ シミやシワを気にするあまり、厚塗りでテカテカしてませんか? スズメバチを駆除するような格好をしてませんか? 注意し、改めるべきは、もっと別な箇所ではありませんか? 水着の跡がまぶしかったあの頃を、時には思い出してみて下さいね^^

ワープする瞬間(とき) こわいから
そっと右手を握ってて
<AQUARIUS>
※ 沖田艦長の「ワープ」の号令と共に、光速を超えた空間移動の概念を持ち得た私たち世代ではありますが、手を握ると言えば、お化け屋敷くらいしか思い浮かばない私には、驚きのシチュエーションでした。「妄想に限りなし」 そんな学びを得た一曲でした。

泣き顔が微笑みに変わる
瞬間の涙を
世界中の人たちに
そっとわけてあげたい
争って傷つけあったり
人は弱いものね
だけど愛する力も
きっとあるはず
ガラスの海の向こうには
広がりゆく銀河
地球という名の船の
誰もが旅人
<瑠璃色の地球>

私だけの人にしたいけれど
わがままと知ってるわ
眼を閉じて今一緒に
いればいいの
<Misty>

渚のバルコニーで待ってて
ラベンダーの
夜明けの海が見たいの
そして秘密・・・
<渚のバルコニー>
※ そして秘密・・・ この一行に尽きます。 そんなこと言われちゃったら、一晩中でも待ってますね。 そして一人・・・?(涙)

はじめて出逢った瞬間に
傷つく日を予感した
あなたの腕の缶のビールを
いたずらに
ひと口飲んで遠い船の灯り
数えたわ
<マイアミ午前5時>
※ もう一度、マイアミ午前5時から。全文ご紹介したいくらい、揺れるせつなさ。

今一瞬あなたが好きよ
明日になればわからないわ
港の引き込み線を
渡る時 そうつぶやいた
次に誰か好きになっても
こんなピュアに愛せないわ
一番綺麗な風に
あなたと吹かれてたから
写真はセピア色に
褪せる日が来ても
輝いた季節 忘れないでね
蒼いフォトグラフ
<蒼いフォトグラフ>
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
セイコ派 アキナ派
そんなことを言われた 時代もありました
歌は世につれ 世は歌につれ
流行り歌は 時代とともに生まれ 消えてゆきます
そして 今日も 新しい歌が生まれているのでしょう
けれど
ときめきや よろこび そして 悲しみ・・・
そんな思いが 色褪せずに 私の そして あなたの 胸の中に今もある限り
あの日 あの時に 流れていたメロディ あのフレーズは
オルゴールの音のように のぞき込めば いつも よみがえる
輝いた季節 忘れないでくださいね
お付き合いいただき ありがとうございました^^
なんだか カラオケに行きたくなりました(笑)
「 マイアミ午前5時 」 松田聖子
@

