一疋の青猫 -152ページ目

寿福寺 ~ 時こそ今は・・・


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鎌倉の扇ガ谷に 寿福寺という寺がある

北条政子の墓で知られ 鎌倉五山の位を占める

駅に近い割には 訪れる観光客も少なく

禅寺らしい 落ち着いた佇まいだ






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その境内の 小さな家で

詩人 中原中也(1907-1937) は

晩年 …といっても三十歳であるが

その生涯を終えた






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時こそ今は花は香炉に打薫じ、
 
そこはかとないけはひです。
 
しほだる花や水の音や、
 
家路をいそぐ人々や。
 

 
いかに泰子、今こそは
 
しづかに一緒に、をりませう。
 
遠くの空を、飛ぶ鳥も
 
いたいけな情け、みちてます。
 

 
いかに泰子、いまこそは
       
暮るる籬や群青の
 
空もしづかに流るころ。
 

 
いかに泰子、今こそは
          
おまへの髪毛なよぶころ
 
花は香炉に打薫じ、






一疋の青猫



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※大きな写真はこちらからどうぞ

チェンバロ三重奏 ~ ヤマハホール


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今宵は 銀座へ

アクア・トリニティ チェンバロ三重奏


チェンバロ バイオリン チェロ

ちょっと変わった組み合せで

チェンバロなんて なかなか生で 聴く機会も無いので

春の夜に バロックの調べを 楽しみに





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会場は ヤマハホール

リニューアル後 初めて伺いました



アコースティック楽器用につくられたとのことで

通路などにも ダークめの木材をふんだんに使って

落ち着いた雰囲気でした





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開演に先立ち しばし 黙祷

外界を遮る ホールだけに 沈黙も深く



プログラムは バロックにとどまらず

映画音楽や ピアソラもあり 堅苦しくも無く


時空を超えて の副題通り

古楽器での モダンな楽曲の演奏を 楽しみました



でも やっぱり バロックがよかったかも


すっかり リラックスした後は







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さらに 時空を超えて

懐かしい 郷土料理の店へ






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地鶏の炭火焼 柚子胡椒で いただきました





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海蔵寺Ⅱ ~ 夕日のドライブ


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昨日に続いて 海蔵寺のお庭を

入り口より 歩いてみる

まずは ユキヤナギに 迎えられて

厳かな 儀式に 臨むように

石段を 上り 門を くぐる







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進路を 尋ねる 必要も無く

花に したがうのみ







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掃き清められた

と 言いたくなる 土のおもて

次なる出番を待つ 新たなる芽が







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ミツマタは やや 盛りを過ぎたか







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枯れた 美しさは 苔と石

そして 光と影


石畳を廻り込むと






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すべてが そこに 集められるかのように

本堂が

すっくと 立っている 







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鎌倉は 海と山

天然の守りで 要衝となった


山の気を いただいて

海岸線を 走った








※大きな写真はこちらでご覧下さい