久里浜~花の国

仕事帰りに ちょっとの つもりで 立ち寄った公園
久里浜 花の国
ほんのちょっと の つもりが 園内を進むと
結構な 山で 行き交う人は 皆 汗だく
クロスカントリーコースか
箱根駅伝 往路 5区 と言う感じ
覚悟を決めて 登りだす
それでも
流した 汗の見返りに こんな風景も

かなり広い 園内の およそ 中間点で
大きな坂が 見えたところで
しばし 逡巡
あちらから やってくる 汗だくオジサンに
この先の 花の有無を 尋ね
引き返すことに^^
そのオジサンの話では
この場所は 昔 米軍の弾薬庫があって
朝鮮戦争の頃は ひっきりなしに 人や車が 出入りして
また 港にも 大きな 水産関連の 工場があって にぎやかだったそうだ
きっと オジサン自身も 若くて 景気のよかった頃の 話だろう

お目当ての ポピーは 既に ほぼ 店じまい
それでも わずかに 残った 花々は
夕陽を 体全体で 浴びているよう
陽の光が 花びらを より 色鮮やかに

あ
あと こんなのも いました
上陸地点が 近いせいでしょう

Signal~赤と青

蒼天の 強き風に 幾筋も 雲が 走り
重層的な 光の帯 黄金色を 魅せた 夕焼けも
今や 去った
辺りの ものものは ひっそりと 沈黙し
見上げると 青と緑が 曖昧な 日本語の空で
混ぜ合せ過ぎた 絵の具のように 色を 失いつつあった
ふと 気がつくと
白い波濤を 指すように 海へと 伸びた
傍らの 一本の柱
その先に 灯る ふたつの 光
なにかを 照らすほどもない ふたつの シグナルの
赤と青
そこに在ることだけを 告げる程の 光
わずかに 角度を たがえて
しずかに 放つ その色は
どこへ 進め と だれに 立ち止まれ と
言っているのか
交差する 人も無き 海の上
遠い 街の灯

この日の 空は 遠景 近景 幾重にも 重なるようにして
光を 孕んだ 雲の 重厚なる 空間的配列の 妙
ファインダー越しに みると 木星を 旅している そんな 気分だった

