ウォーター・マッシュルーム~その後

帆の切れた舟
これは 昨日の 記事タイトルですが
いただいたコメントに (ででちゃんさん、ありがとうございます)
ナルホド! と
確かに この言葉 いま使うなら
現在の 政治状況に 当て嵌めた方が ぴったり
苦笑いですね
震災復興も 原発収束も ままなりませんが
着実に 季節は 進み 気温も 上昇
もひとつ 我が家では ウォーター・マッシュルーム
どんどん 伸びてます
以前 ご紹介した記事の その後を
涼しげな 緑を ご覧下さいね (クリックで拡大します)

こんな 浅めの鉢に 植えています 時には 玄関先に 移動

実家から送られてきた(笑) 熊本・天草の 石を敷いて

手前に 見えるのは 昨夏の つりしのぶの リサイクルw ネジバナが 咲きそう

奥に もう一つの 睡蓮鉢 こちらは 深くて
トクサ ミソハギ ヒメスイレン が・・・



帆の切れた舟

川沿いの 歩道に 自分の影が のびて
もう すっかり 日も暮れて しまった
ここは 海へと注ぐ 一歩手前
潮も いよいよ 満ちて
ターミナルへと 入る 長距離列車のように
ゆっくりと 減速してゆく 川のながれ
建物の影 街灯 極彩のネオンが
女の肌のように なめらかな 水面に たゆたう
揺れる 光を 眺めながら
古い歌が よみがえる
パール・カラー というには 過ぎた色合いも
この街の この川の 終着には 相応しく
・・・・・・
街は恋するものたちの港 夜風は潮騒のしじま
濡れた髪・顔・指、愛は帆の切れた舟
テールランプの淋しさに さよならの眼をとじる
ひかれるままくちづけを 人知れずかわしましょう
ふたり、揺れて揺られて、流れ流れて あなたとなら、どこまで
揺れて揺られて、流れ流れて 知らない港に、着きたい
( パールカラーにゆれて 山口百恵 )
・・・・・・
揺れて 揺られて・・・
「パールカラーにゆれて」 山口百恵
Surf & Snow ~ 逗子マリーナ

水平線から 江ノ島 鎌倉の 海岸線と 眺めていくと
背後には 厚い雲が 帯のようにひろがって
傾いた陽は 隠されて 空を あかく 染めあげることも無く
蒼いままに 暮れていった
それは
夕刻 訪れた 逗子マリーナからの 眺め
心なしか 風も やや 冷たく
さわやかな 夕涼み

かつて この近くに 住んでいた頃には
マリーナの プールサイドで 行われる
松任谷由実の コンサート Surf & Snow が
夏を しめくくる 記憶だった
八月になると リハーサルの 音が 風に乗って
一風変わった 夏祭りの お囃子のように 聴こえていた
地元の住人は 開演前日の ゲネプロに 招かれて
海に沈む 夕陽と 潮風を 受けながら
空へと あふれる 音楽に
ゆく夏を 惜しんだ

今では プールサイドには 結婚式場ができて
コンサートは 中止となってしまった
いわゆる 野外フェスの 会場とも違う
逗子ならではの 雰囲気が とても よかったのだけれど
・・・・・・
この日も ひと組 海辺の セレモニー
新婦の ヴェールが 風に 靡いて
楚々として 歩く 長めの 白い トレーンが
芝の緑に 映えていた
おしあわせに・・・


あわただしく この地を 離れて 何年か
あの頃は 色々なものを 抱え込んで
図らずも というより 不本意な と言った方が より近い
そんな 出立 だったので
コンサートが それっきり 無くなってしまったことも
ずいぶんと 後になって 知った
それでも やっぱり
もう一度ここで
あの 歌声を 聴いてみたいかな
そこにも ひとつの 暮らしが あったこと 思いながら
今日は 青い写真 ばかりに・・・
これからが 夏 本番 ちょっと 早いけれど
「 晩 夏 」 松任谷由実
空色は 水色に
茜は 紅に
・・・
藍色は 群青に
薄暮は 紫に
ふるさとは 深いしじまに 輝きだす
輝きだす
「 晩夏 」 松任谷由実