一疋の青猫 -123ページ目

露点温度~眼にみえるもの


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グラスが 汗を掻くって ・・・ 少しヘン ?


空気中の水蒸気が グラスに冷やされて 滴となるなら


グラスが 涙を流す ・・・ これもヘン ?


温度が 高いほど 滴は 多くなるから やっぱり 汗かな ?





海の見える カフェ


店内に入ると 今年の お約束で 室内は 生ぬるい


肌に じんわりと 纏わりつく


これは ほんものの 汗


冷えたグラスの水を 勢いよく 飲み干す


グラスについた 滴が シャツの胸元を 濡らした・・・ 





水蒸気が 水滴に 変わる その温度が 露点温度


そこにあるけど 見えなかったものが


目の前に 現れる


見えるカタチに








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愛想のよくない カフェ


けれども


人の気の 少ない場所を 求めるなら


その方が 居心地いい 時もある


窓際に 置かれた 三人掛け


飾らない ラウンド・テーブル


指で なぞった その 縁が


傷つき 欠けている


それを


どれほどの 長さか 知りえないが


時が 滑らかに 磨いたのだろう


ここには 小さな 歴史が


見えるカタチに







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昨日は 皆様から 思いがけず たくさんの 温かい言葉や 励ましを いただきました

勢いに任せて 放り投げたものを 受け止めていただき 感謝です

でも 気持ちは 前向きですよ^^ むしろ 自身への 叱咤の つもりです

日々のブログも含め 自分にとっての 大事なもの 目指すべきものを みつめて

それを 埋もれさせず 見えるカタチに していけたらと 考えています

どうもありがとうございます







「すばらしい日々」 矢野顕子

※元歌はユニコーンですね。矢野顕子が歌うと・・・w






雑言~猫に聞かせる話じゃないけど


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私は 日常を あまり 肯定的に 眺めていないのかも しれない

少しずつとか 一歩一歩とか できることからとか

あんまり信じて無い かもしれない

欲求に対しては 直線的に進むのがいいと思っている かもしれない

その熱が 醒めぬ間に



いい加減 年を重ねてくると 自分を偽ったり なだめたり

そんな術ばかり 長けてくる 

それも繰り返していると そのことにすら 気がつかなくなってしまう

だから 欲しいと思ったら 手に入れたいと 願ったら 迷わず進みたい

時として 強すぎる光に 近寄り過ぎて 地面へ叩き落されても



飛ばなかったことへの 飛ばないという選択の

妥当性の云々や 同情や すり寄りや なぐさめは 要らない



と ここまで 書いてきて 3分(笑)



こういうものは一気に書かないと(笑)

書いて 公開して 後悔する(笑)

間違い無いのだけれど



自分の ダメさ加減を 承知で言えば

なにか 本当の物を 欲するならば

とうに どこかに置き忘れてきた 言い訳無しの 本気を



おまえは 持ち合わせているのかと



喉元に刃をつき付けられるような



・・・



荒っぽい言葉でごめんなさい





※ 写真と本文は関係ありません

※ 猫には一切責任はありません

※ 私も機嫌が悪いわけではありません(笑)






夏を惜しむ歌


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列車にて遠く見ている向日葵は少年のふる帽子のごとし


夏川に木皿しずめて洗いいし少女はすでにわが内に棲む


海を知らぬ少女の前に麦藁帽のわれは両手をひろげていたり


そら豆の殻一せいに鳴る夕母につながるわれのソネット


草の笛吹くを切なく聞きており告白以前の愛とは何ぞ




・・・・・・・・・


これらの歌は 寺山修司 十代半ばでの 作品


寺山は その後 他の歌人と 比べれば


ずいぶんと 若くして 短歌を捨てた


寺山自身 残念なことに とても 短命であったが


もし 生きて続けたなら どのような歌を 為したであろうか


それでも きっと これらの歌は 十代でこそ 歌い得たものでしょう


夏も そろそろ 終わりかと ふと 感じる頃


この瑞々しい 寺山の 歌で 夏を 惜しみたく なるのです


・・・・・・・・・ 


ひと雨 降って すっかり 秋を迎える 気分(笑)

まだまだ 一筋縄では いかないのかも知れませんが・・

それでも 暦をめくれば 八月も もう 十日を切って

ひぐらしの声も なにか 忘れ物は無いかと 言っているよう



夏が いってしまう前に やり残したことは ないですか?

秋を 迎える前に 夏の想い出は 十分 揃いましたか?



夏の浜辺で 拾った小石

手のひらで 転がしながら

手に馴染んだ 文庫本

その 活字で もう一度 なぞる

2011年 今年の 夏




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