一疋の青猫 -122ページ目

オシロイバナ


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夏の 盛りを 思わせる 強い陽射しの後


幾重にも 湧き上がる 入道雲の白と 背景の青の バランスを


黒く 暗く 蝕み 崩してゆく


瞬く間に 激しく 降りだした 雨は


驟雨 と 呼びたき 激しさで


そして 似つかわしくない 長さで 降り続いた





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視界の悪い 高速から 環状線へ


そして ゆっくり 側道を 降りると


交差点と 高架の つくる隙間に


車を 停車させた


あたりは すっかり暗く


けれど 雨は 上がっていた


通り過ぎる 後続車の 灯りが


ハンドルや 腕や 空いたシートや 雨粒を 照らし出す


壁沿いに 寄せて ウィンドウを 開けると


雨上がり特有の アスファルトの匂い


そして それを 覆い隠すような


思いがけないほどの 甘さが 車内へ





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オシロイバナ


夏の夕べの あの匂いが 好きだ


一瞬 匂って しらんぷり


香水ではない


すれ違う 湯上りの 濡れた髪の 女性のような


通り過ぎる 香り


高架の上を 行き来する 車の振動さえ伝わる


人の眼にも あまり つかない


早いスピードの ヘッドライトが 駆け抜ける


そんな場所で


コンクリートの 隙間から


枝を ひろげている


オシロイバナ





オシロイバナ と ふたりきり


いつもより 甘く 長く 留まってくれて いたような





終わりの 夏の夜





もうすぐ 九月 ですね。








「 Darlin' 」 吉田 美和


※あなたが私を呼ぶ やさしい発音がすき・・・

マヤ・・・おそろしい子!


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「マヤ・・・おそろしい子!」

これは 美内すずえ先生の 名作 「ガラスの仮面」

誰よりも早く 北島マヤの才能を 見出した 月影先生の 名セリフですね




ようやく 「ガラスの仮面」 コミックス第47巻を 入手

発売から 一ヶ月遅れですが 雨の夜の 楽しみに・・・

だいたい この作品にとって 一ヶ月 なんて ほんの わずかな時間

「花とゆめ」に 連載が始まったのが 1976年 !

30年を大きく過ぎて まさに 大河のごとし

高校の頃 演劇部だった私は 部室での 回し読みに 胸を熱くしたものです(笑)


マヤちゃんの みなぎる情熱

亜弓さんの ストイックなまでの探究心

真澄さまの 深い愛と苦悩

桜小路君にも・・・ しあわせになって もらいたいですね(笑)



去年はコミックスが 2ヶ月連続で 出たりして ビックリしましたが

とにかく たいていは 前巻から 時間が空くので

結局のところ また その度に 最初から 読み直すことに(笑)

何度も 読めてしまうところが 名作なんでしょうね

作家の価値は 処女作に 表れる なんて 言ったりもしますが

一つの作品においても 序盤の展開が 全体のクオリティを 示す

そんな 作品の 典型ですね

読み返す度に 胸が 熱くなります(笑)



ちょっと 心機一転・・・とまでいかなくても

ちょっと がんばろう なんて思ってる方は もう一度 ご覧になるとよろしいかと

いつのまにか 47巻 話も進んでます!

涼しくなりたい というのが 大方でしょうが 熱くなれます!



・・・・・・・・・

 

公式サイトで →http://www.hakusensha.co.jp/glass/

現在 「第2回全国統一模試速水真澄しばり」 が開催されています

私も ためしに やってみました!

結果は・・・



51点・・・




$一疋の青猫


課長 というのは 大都芸能の課長ということかな(笑)

詩織さんも 泣いてるし まだまだなんでしょうね

みなさんも 試してみてくださいね!






夏の光のその先へ


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海のように 底知れず


空のように 涯もない


そんな


あてどなく 素晴らしく 自由で 行方知れずな 人生に


ためらうこと無く 静かな 拍手を送ろう




そして




筋肉を強張らせ 雄叫びを上げて


もっとも 暑い季節を


折れたマストで 先頭を 往く者に 荒々しい 祝杯を捧げよう




光がある


波がある


風がある


音がある




そんな 人生に


勇気と 誇りと 自信を もって


感謝しよう






だって



そう



あなたさえ



ここにいるのだから