スミレの砂糖漬け

部屋の中から おもてを 眺めれば
今朝も 悲しいほどに 空は 青く
窓を 開いて 空気に 触れると
思っていたより 少し 冷たい
光と温度 感覚の アンバランスは
秋を 迎える こころの 戸惑い
古き王妃が 愛したと言う
スミレの砂糖漬け
思いがけなく かたい食感と
思ったままの 砂糖の甘さと スミレの香り
閉じ込められた 季節
想い出の記憶は 甘くなるもの
そのまま 口にするのは 過ぎるから
紅茶に ひとつ 落としてみる
溶けだしたのは いつの記憶・・・
秋の気配
視線を 合わせなかったのは
まだ 初めての 季節だったから
息を切らせて 登る坂道
遅れた彼女が 腕をとる
「 やっぱり、こっち 」
反対にまわって
より 深く 腕を組んだね
あの時は ふたりで
振り返り 見た
港の風景
高く 晴れわたった 青い空・・・
「 秋の気配 」 オフコース
※ こんなことは今までなかった 僕があなたから離れてゆく
All I ask of you ~ オペラ座の怪人

10月1日 ようやく 帰ってきます
大阪 名古屋 京都と 流れて ようやく
数年振りの 再会なんです
ミュージカル「オペラ座の怪人」 東京公演
数年前 映画化されて ご覧になった方も 多いかと思います
作品は 観ていなくても タイトル曲のメロディは 有名ですね
ミュージカルの神様 今では 現代のモーツアルト なんて呼び方もされる
作曲家 アンドリュー・ロイド=ウェバーの代表作
そして この作品は 初演時 彼の妻であった
サラ・ブライトマンに 捧げられたものとも
故に ヒロイン クリスティーヌの髪の色も 彼女の色なんですね
物語は パリ・オペラ座を舞台に クリスティーヌを巡る 怪人ファントム ラウル の三角関係に
ミステリー的な 要素もあり
原作公開は 1911年 もう1世紀前の小説
その後 幾度と無く 映画化 テレビドラマ化 舞台化されています
時には ホラー物として・・・
ウェバーは この作品を 究極の愛の物語 として構想しました
そして その物語は 当時のウェバーの私生活とも 密接に繋がっていたようです
彼は 「 サラの愛が深ければ、作品はつくれなかった 」との意味深な言葉を 残しています
愛されることの無い 作曲家ファントムは 彼自身の姿でもあったのでしょう
その後 実生活においても ウェバーとサラは 別れてしまうのですが
ウェバーは その思いを 「アスペクツ・オブ・ラブ」という作品に 結実させます
また この作品で 歌手として 一躍脚光を浴びた サラのその後は 言うまでもないですね
そして ウェバーもまた これまでに無い 音域を持つ サラとの出会いに
新たな 曲作りの世界を 拡げたのです
夫婦としては うまく いかなくとも
お互いにとって お互いが Angel of Music だったのかも知れませんね
・・・・・・
10月1日より 新橋・汐留 電通四季劇場「海」 にて公演
なんと言っても 音楽が素晴らしいですが
パリ・オペラ座をイメージした バロック風の装飾 舞台装置の仕掛けも見所です
あと 客席中央 天井に吊るされた シャンデリアが 舞台めがけて落下する
これも ひとつの 見所なのですが オリジナル版の 演出家によると
全世界で 上演されている 本作品ですが 国ごとに この落下速度が 違うんだそうです
オーストラリアでは 時速150キロで落下! 観客の頭上スレスレで止まるので 迫力があるそうな(笑)
この 落下速度をみると その国の 国民性が わかるとのことです(笑)
日本は・・・かなり遅い方でしょう
それでも 十分面白いと思いますので 一度 ご覧下さい
「 All I ask of you 」 Michael Crawford & Sarah Brightman
※ 1986年 ロンドン初演時のオリジナル・キャスト
