2020年COVID-19爆発 -3ページ目

2020年COVID-19爆発か(23)

 今回のCOVID-19に対する世界の反応結果は今までの疫病

の歴史のうちでも最悪のものでした。世界各国がもっと独立して

いれば中国一国だけで収まったでしょう。他国に伝染するにして

も時間的な余裕があったでしょう。グローバルな世界観の元、緊

密に連結した世界に一気に疫病が広まったのです。慌てて政治

的に解決しようとして、経済的な混乱が広がりました。

 

 日本では人命優先のもと、病気の知識もなしに疫病を止めよう

として接触の隔離という何百年も前の対策をしました。病気は収

まり始めています。その為の支払いはかなりの人をとても苦しめ

始めています。世界でも同じことを始めました。世界中が同じ目

に遭いました。ウイルスを退治せず逃げ切れる筈はありません。

 

 かつて、インフルエンザは季節が換わると消えてゆきました。

人体の持つ免疫機能がその間に準備され、数シーズンで止ま

りました。止め方が分らないので、それ以上のことはできませ

んでした。今回もそれでしょう。政治で解決できると言う安易な

考えが人々を苦境に落としました。人間が神の様に何でも出

来ると言う考えがあったような気がします。

 

 とにかく21日には東京でも緊急事態は解除されそうです。

事実を冷静に見つめ、便乗を防止し、人命優先の社会を不

公平なく作って行くしかなさそうです。

 

2020年COVID-19爆発か(22)

   気温も高くなり、新型コロナ感染症も終息しそうな、というより、

終息させそうな雰囲気になってきました。政府もこの14日、来週

の21日には緊急事態を解除しそうです。そうでもしなければ、日

本経済が持たないでしょうが、専門家が慎重論さえ唱えなければ

問題はないでしょう。マスクはまだ届かないのですが、市販のマス

クも出てきそうです。

 

 今回の人災とも言うべき国難に際して今までの安穏平和な日本

は消えました。このウイルスの生活史、発症機構、生息条件は専

門家がこれから調べるべき課題でしょう。年末に備えておく必要が

あります。今出ている薬はすべて今までの薬の援用ですので、専

用薬の開発も急がれます。副作用について全く考慮されていない

ので使うのが怖そうです。

 

 こんな大災害の時でも、9月入学にせよとか、憲法改正に使える

とか考える人はいるので、まだこれ幸いと案を出してくることでしょ

う。しぶといものです。

 

 今回被害という点では、全くというかほとんど受けない人と、致命

傷に近い人が分れました。生徒・学生はどうでしょうか。3ヶ月間勉

強らしい勉強をしなかった人は元に戻るのに半年はかかりそうです。

若い人の被害は数値に表れないだけに注意が必要です。

 

 一方、ニュートンの様に、この休みの間に素晴らしいものを生み出

している人もいるかもしれません。前回9年前の厄災は絆の様に、

横並びを求めるものでした。今回の厄災は医学の優秀な個人を必

要とするものです。期待してやみません。

 

2020年COVID-19爆発か(21)

   今日は、今までの科学的観点からの考えを止めて、政治的

観点から考えてみましょう。ウイルスとの戦いですから、当然大

本営発表ということが考えられます。

 

 最近の例としては尾身という人が実際の感染者数は発表の

20倍かもしれないと言いだしました。今日15075人ですから

実際は301500人いることになります。死亡者は、単純に657

人の20倍13140人となります。不認定の死亡者が12000人

以上いるわけです。日本の一日死亡者は3600人以上いる訳

ですから、0.5%位です。この数字は欧米と比べると、少なく、

更に2倍して40倍とすると欧米の値と一致します。そうなる

と日本の死亡数の少なさも合理的に説明できます。人類共通

の被害と言えるわけです。

 

 次に厚労省が東京都の死者数を一昨日19人から170人に

変更しました。まさに大本営発表で騙されていた人たちがいた

わけです。

 

 こうなるともう自由で感染者数も勝手に減らせばいつでも緊

急事態宣言を解除できるわけです。何があっても言い逃れで

きるということは危険です。今出ているデータで信用できるも

のは何なのかをはっきりさせないと第二次大戦の様な結果に

なったりしそうです。

 

今日は一寸政治的になって見ました。

2020年COVID-19爆発か(20)

 新型コロナウイルスの感染者数は連休明けどうなのでしょうか。

休日、祝日入り混じる中で実際の傾向はつかめませんが、 東京

は減ってきたと言っているようです。政策の効果か、気温の上昇

の効果か、太陽光線の効果かはっきりさせて欲しいものです。

 

 日本の死者が少ない理由もいまだ発表されていません。分らな

いのか、発表しないのかはっきりさせて欲しいものです。

 

 ほとんどの日本人はこの騒ぎもそろそろ終わるだろうと思って

いる筈です。今までどんな騒ぎでもそうだったからで、今回もそう

なのでしょう。

 

 今回は大量の予算を使ったので、日本経済は大きく傾くでしょう。

来年以降大量の失業者を抱えて、税金は大幅に上げないといけな

くなるでしょう。その心配をするこの頃です。

 

 話はだいぶ新型コロナから離れてきました。3月2日からこの問題

を政治問題化した結果でしょう。日本の様な国はこうしてどんな問題

も政治問題化して、多大の犠牲を払いながら、絆を深め、一致団結し

て進むしかないのかもしれません。イライラすることもありますが、日

本という国はこういう国なんだと腹を据えてかかるのが良いような気

のするこの頃です。鎌倉時代がまさにその端緒だったような気がしま

す。科学としての医学で対処する国、政治で対処する国、様々な国が

世界にはあるのですね。

 

 

 

 

2020年COVID-19爆発か(19)

  新型コロナウイルスについて人はどこまで知っているのでしょ

うか。今までの4ヶ月の報道を見ると、人類が間抜けに見えます。

それは、こうなることを予見できなかったからです。1月に中国で

現れた段階で予見できた筈なのにです。新しいウイルスが出てき

たのですから大いに興味を持って研究すべきでした。物理で新粒

子が発見された時世界中で興味を持って研究されます。

 

 ウイルスについては無数に種類があるので、災厄を引き起こさ

ない限り、研究に価値がないからでしょう。そうしてみると今回の

大騒ぎは起こるべくして起こったとも言えます。そして災厄は起っ

たのですから、今は大車輪で研究が進んでいることでしょう。

 

 では、その研究が効果を持つまでどうすればいいのでしょうか。

今回は素朴な方法が取られました。移らなきゃいいのですから、

患者に触らなきゃいいのです。症状のない患者がいるなら、全

員が接触しなければいいのです。そして、現在の方策が取られ

その結果経済は大打撃をこうむりました。

 

 素早い対応を望む人たちがいて、それに応える政府があれば

こうなります。これは間違いでした。特に日本では、死亡者が千

人もいないのに、困窮者は数百万人もいそうです。ウイルスとの

戦いという意味では完全に負けたと言えます。今すぐ戦いをやめ

ることは…出来ないでしょう。

 

 また政治的な話になりました。新しいことを考えるしかなさそう

です。

 

2020年COVID-19爆発か(18)

  遂に東北地方で初の新型コロナによる死者が出ました。日本で

初の死者が出てから3ヶ月弱、新型コロナ死空白地帯だった東北

の腸内細菌も防御網を破られたのかもしれません。(詳しい事情は

知りません)

 

 感染者数は全体としては減ってきているので、太陽光が強くなり

気温も上がるこの時期、このまま減少して欲しいものです。2日ほ

ど社会の対応についての考えを書きましたので、また、科学に戻

りたいと思います。

 

 もしこのまま感染者数が減少してゆけば、次は今年の11月、日

光が弱まり気温が下がってくるまで余裕がありそうです。ワクチン

は2年、治療薬も1年とか言っていますので、間にあうかどうかぎ

りぎりです。そうなると今は私が前に(5)で書いたウイルスの生活

史を調べる機会です。その中でどうして日本に新型コロナウイルス

感染症の死者が少ないか、とりわけ東北地方で死者が少ないか

が分るでしょう。そして対応策を作れれば三番目の手段として使え

ます。

 

 百年前のスペイン風邪は三年間続いて消えました。今回の人類

の対応は政治がらみにしているので経済の破綻が起きそうです。

そうなる前に、医学的に対処出来ることが肝要かと思われます。

  

 

 

2020年COVID-19爆発か(17)

 今日は新型コロナ問題は完全に政治問題になってしまいま

した。様々なアイデアが出され、予算の取り方、治療薬の獲

得の仕方が勝負です。確かに日本的な対処法です。この騒

ぎに便乗して、選挙運動さながらの自己宣伝がはびこってい

ます。例えば困窮している業者にお金を配る案はコロナ以外

の問題で失敗した業者をどうやって区別するのでしょうか。

例えば困窮する大学生・大学院生にお金を配る案は大学進

学を諦めて働いている人をどう救うのでしょうか。

 

 結局は良いことを国家の力でするのだから問題はない、と

いうことでしょう。一見良さそうなこの考えはその場しのぎな

のですが、誰も反論できない情感を持って迫ってきます。困

っている人を助けましょう、ということです。

 

 百鬼夜行という言葉がありますが、今はそんな感じがします。

新型コロナ問題で医学関係者以外が脚光を浴びるのは本末

転倒でしょう。政治家がどう動こうと良くなることはありません。

最良の政治家に出来ることはより悪くならないようにすること

だけです。

 

 すべての支払いは国民です。国は価値を生む政策に予算

を使うべきなのに、新型コロナ感染症退治という価値を生まな

い政策に予算を注ぎこもうとしています。これでは日本経済は

悪くなるでしょう。…そうなったらまたみんなで考えればいいか、

と思うしかなさそうです。

 

 

2020年COVID-19爆発か(16)

  昨日は一寸政治がらみの文になってしまったので割愛しました。

ヨーロッパは各国死者2万人台で、規制の解除に動き始めている

ようです。治療薬も他のウイルス疾患薬から援用するという形で候

補薬が出始めました。ワクチンもこの秋には出来そうだと言う報道

があります。勿論、実際に出てみないと分らないという意味では、

すべてはこれからです。

 

 私の考えは 気候・温度による自然消滅と体内でのウイルス撲

滅による感染の終焉で、これなら経済に悪影響を及ぼさないよと

いうものでしたが、それは現段階では全く採用されませんでした。

 

 どの国もウイルスとの全面戦争を掲げ、徹底防御態勢に惜しみ

なく経済を導入しました。欧米の思想、自然は克服できる(すべき)

というのがあるのでしょう。

 

 日本はそれに追従するでしょうから、5月31日までの緊急事態

は換えられず、6月以降はどうなるか全く分りません。ここはひと

つ統計学者が何とか理屈を立てて早く解除に向かわないと困り

そうです。

 

 恐らく社会的被害は年少者、独立営業者に向かいそうですか

ら、それを何としても避けないとコロナが終わっても世情は安定

しないでしょう。年金者は税金が心配です。生き延びても、生活

が難しくなるなら、…、まあ終わってからの話ですね。

 

 医学的対策としては、接触感染が、割合が大きそうなので、そ

れだけを徹底的に防ぐのではどうでしょう。病院、施設での感染

が防げれば、それ以外はすべて規制を撤廃しても死者数は減り

そうです。

 

 

2020年COVID-19爆発か(15)

  (15)は割愛します。

2020年COVID-19爆発か(14)

 昨日、緊急事態宣言が5月31日まで延長されました。14日ま

でに解除の可否を判断するとも言っています。あと10日で判断す

るわけです。欧米は各国数万人の死者を出して、現在の結論に

至りました。日本は千人弱の死者で同じ結論を出すのでしょうか。

 

 何故日本では欧米に比べて死者が少ないのか(20分の1、

40分の1です)その理由も分らないのに、対策が作れるのでしょ

うか。

 

 政府の政策は死者数万に達した時やむなく打つ政策を、死者

100人でやったので、今やコロナよりも政策によって被害者が続

出し更にコロナ以上の死者が出そうです。気温の上昇とともにコ

ロナが自然に減少してくれれば、「何とか支え切った」というでしょ

うが、そうならなければ、「一層の我慢を」と言うでしょう。

 

 真実はどこにあるのでしょう。専門家会議は叡智によって、政府

は臨機応変の素早い判断によってこの国難を乗り切るのでしょう

か。今世界は他のウイルスの治療薬をこのコロナウイルスに流用

しようとしています。急場しのぎに仕方ありませんがどうにも不安

です。…など思いながらいます。スペイン風邪は6月頃から一時

終息に向かいました。このウイルスもそうあってほしいものです。