新しいテーマ。日本語教室の現場から。
タイトルだけ見て、皆さん、「一体なんのこと?」と思われたでしょうが。
外国人の方に漢字の「はらい」をお教えするとき、
私が好んで使う言葉です。
ブログ画面では説明しづらいのですが、
「人」という字を書くとき、一画目に「ノ」を書き、二画目は逆版「ノ」を書く。
これ、両方、はらいますよね。止めない。
この感覚を伝えるのが、「シュッ!」なんです。
まず、見本。
ボードに「止めませんよ。はらいます。シュッ!です。」と言って、書く。
そして、
「さあ、書いてみましょう。シュッ!」
アルファベットには、「はらう」文字がないから
皆さん珍しいのか、夢中になってくれます(*^^)v
中には、漢字の小テストをするときも
「シュッ!」と言いながら、書く生徒さんもいたりして。
どうも、これを言わないと
「漢字の感じ」(おやじギャグで、スミマセン)が
出ないみたいなんですよね~。
あの「ダーリンは外国人」のトニー・ラズロさんも
「華」という漢字は素晴らしい。左右対称で、一番最後にまっすぐはらう・・・と、
うっとりした面持ちで、熱弁していた気がします。
今日も、外国人の生徒さんから、たくさんの「気づき」を頂いております(^-^)/