夢は旅路を駆け巡る R80GS Basic&FE250 Heritage -3ページ目

SSER TOUR DE BLUEISLAND 2024 DAY5

いよいよ終盤。DAY5!

今日が一番距離があり、435.04km。

テントを撤収していつも通り7:00スタート(30秒毎に一人ずつスタートなので私は7:15くらいにスタートですが)。

またしてもリタイヤが出て33/35位。

SSも明日を含め残り三つ。


今日の二本のうち最初のSS21はキャンプ場出てすぐのショート。あまり記憶無いです。

昨日の沈下橋に続き本日のハイライトはスーパー林道。


休憩して写真撮る余裕がちょっと出来てきた。


ガソリン入れていよいよ剣山スーパー林道。


と簡単に書いてますが、何度も言うようにこの剣山スーパー林道も含めとにかく一本一本の林道が長い。

コマ図で林道に入って次のコマまで8kmとかってなってて長えなぁと思ったら、そこから更にまた5km、6kmのダートっていうのがざらです。


そんな長い林道でも、これまでのリエゾンの林道では長くても対向車は皆無といっていいくらいでしたが、この剣山スーパー林道は流石に有名な場所だけあって、対向車でバイクは来るし四輪も来るし、ある意味走りやすいかと言うとそうでもないかなぁ。

でもロケーションは最高でした。

まさに天空の道。







もっといい景色のとこいっぱいありましたが停めにくかった…

剣山スーパー林道を終えホッとする間もなく今日の最後のSS22。


ココは昨年使ったそうで他のエントラントの人からめちゃくちゃガレてるとの情報アリ。

とにかく暗くならないうちにと思いましたがやはり暗くなってしまいました。

またしてもビビリモードに入りそうになりましたが、登りのガレは得意なはずと100回くらい心の中で叫びながら到着。

結果的にはガレは上手くいけたのですが、SS内で右折するところをまっすぐ行きそうになってしまいモタモタしてる間に一台抜かれてしまった。クソー!

ともあれ無事クリアしてビパークに向かいます。

が、これがまた中々着かない。

なんせ435kmですから。

ようやく到着。21時。


今日はコテージ泊。

しかもこれまでで一番いい感じ。6人部屋ですが広い。そして夕飯もお弁当ではなくBBQ!

旨いメシ食って風呂入ってすっかり終わった感満載になりましたが、まだもう1日。

緩み切らないように自分に言い聞かせて就寝。



SSER TOUR DE BLUEISLAND 2024 DAY4

DAY4、いよいよ未知の領域です。

というか既に未知の領域に十分入ってるような気がします。

本日は395.65km。

もう距離にはビビらない。どうせ夜になるんだもーん。

そしてこれだけ寝不足(大体1時就寝の4時起き)のはずなのに全然眠くないのは集中力が持続してるからなのか?

普段よりもSSはもちろんリエゾンの林道でも集中出来ている。

34/36、またしてもリタイヤが増えてます。

完全にサバイバルゲーム。

何とか生き残らねば。


朝イチのSS19は昨晩痛い目にあった林道の逆走。

上りのガレならコマ練で散々鍛えられてるから得意(?)だぜと自分に言い聞かせつつ慎重にクリア。

雨は昨日の時点でほぼ上がっていたけど念の為にカッパを積んで走っていたが、今日はカッパはダッフルバッグへ。


今日が一番景色が良かった。

沈下橋を渡ると四国に来てるって感じます。




お昼くらいに昨日倒した時に明後日の方を向いていたラリーコンピューターのスイッチステーが折れる。



まぁこれは想定内なのでコンビニで昼メシがてら応急処置。



この日は昼間は結構暑くてややバテ気味。

街中を走るルートも疲れる。

山の中の方がいいですね。


でも街中の交差点で信号待ちしてたら、小学生の軍団から「あれなんかカッコよくね?」という声が聞こえてきたので走り際にピースサインしたら「カッコいい〜」と歓声が。

これで元気メーター跳ね上がりました。


街中を抜けまたこれでもかという林道群を淡々と走り抜ける。

陽が落ちても淡々と走る。



真っ暗なロング下りのSS。

XRは外車勢に比べてパワー無いけど(でもワシより速いセローとかいるけど…)下りなら関係無いし、昼間は空冷なので熱ダレしてくるけど夜になると調子いいし、そんなわけかどうかは分かりませんがSSで1台抜きました。

快挙!

タイムは思ったより大した事なかったけど。

私が調子いいって事は他の人もいいって事ですね。

残念。


本日は何事もなく無事帰還。

とはいえやはり21時。しかも今日はテント。

とっととテント張ってと思うのですが上手く張れない。

今回出来るだけキャンプ道具はコンパクトで簡単なものをと思い、テントはPANDAをチョイス。

これは正解だったと思うのですが、PANDAはワンポールなのでいつものテントと勝手が違う。

しかも張るのは2年ぶりくらいなのですっかり張り方忘れてます…

テキトーに張ったけどなんか違う。


けど時間が無いのでヨシとして、流石にタイヤが厳しくなってきたので、こまめに空気圧をあげるポイントと下げるポイントをコマ図に記入。

これも最初からもっとこまめにやるべきだった。


あと二日なのでDAY6の分も含めコマ図は2日分巻いてしまいます。

明日はもっと長丁場なのでガソリンスタンドの場所チェックして、空気圧の上げ下げのポイントも書き込んだりしてたら、いつもより遅くなったので初めて風呂(シャワー)はナシ。

就寝はやはり1時半くらい。




SSER TOUR DE BLUEISLAND 2024 DAY3

まだDAY3です。

湯布院とか東北とか3daysのラリーは何度か経験はあるのですが、疲れ方が比じゃない。

もう一週間くらいやってるような感じ。

今日から二部制ではなくなり1日通しで走ります。

410.47km。SSも朝と夜一本ずつ。

微妙。


ビパーク地が変わるのでダッフルバッグを預けてスタート。

ラリーは前日までのタイム順に30秒毎に一台ずつスタートします。

36位の私はトップから18分後にスタート。


またしても泥々ヌタヌタのSSを通りますが、これで終わりかと思うとそんなに苦じゃない。

牛歩走行でまずはクリア。


その後、距離を伸ばします。

坂本龍馬脱藩の道はバイクで走る道じゃなかった。

今日からSSは朝と夜一本ずつになります。

とはいえ四国の山は本当に林道がふんだんにあり、5km10kmの林道がリエゾンでもバンバン出てきます。

しかも急斜面も多く全く気が抜けません。

とにかく四国は林道王国。

山の角度が違います。

走れど走れど山また山。410キロは長い。

いつもは途中で写真を撮ったりするのですが全く余裕ナシ。


陽もどっぷり暮れ、本日最後のガソリンスタンドで給油し(DAY1以降ガソリンのマネージメントにはめちゃくちゃ気を使ってました。最初からやれって。)、またしても山の中へ。

本日最後のSS18は今朝のブリーフィングで言ってたようにコーションマークが三つも付いてる難所です。

最初の上りの滑りやすい路面は問題なく通過したのですが、下の急勾配のガレ場は慎重に行き過ぎてヨロヨロ。

フロントタイヤを取られて転けそうになったのを堪えたところまでは良かったんですが、リスタートする時にバランスを崩して立ち転け。


何やってんだとすぐに起こそうとするのですが、急坂のため上手く起こせず変な向きにバイクが向いてしまい、ガレの岩に挟まって起こせなくなりました。

何度やっても起こせない。

汗だくで息も上がり電池切れになったため一旦休憩。

SS内なので休憩してる場合ではないのですがとにかく力が入らない。

1時間半くらい真っ暗な林道にいたと思います

漆黒の闇というのはこういう事かと思いました。

暗闇の怖さより横の林から熊でも出てこないかと怖くなって来たので最後の力を振り絞って、岩場をズルズル引きずって向きを変え何とか脱出。


熊鈴というより熊撃退スプレーをすぐ出せるとこに持ってないといけないなと真剣に思いました。





ビパーク地に戻ったのが23時。

ビパーク地はキャンプ場だったので、近くなって来て看板が見えて来た時、「えーっこれからテント立てんの〜」と泣きそうになってましたが、幸いな事にコテージ(6人相部屋)でした。

うれしい〜


早い人は既にタイヤ交換を終えてたりしてましたが、私は今回はノーチェンジなのでコマ図巻いて引きずった時に明後日の方を向いてパーツを調整したり(幸い壊れてるところは無かった)準備して、シャワーだけ浴びて就寝。


まだようやく折り返し地点。残り3日もあるのか…


流石にこの日はマキシマムタイムオーバーで2時間のペナルティとSSの中で1時間半くらいロスしてしまったのでタイムはボロボロですが何とか生き残ってます。