SSER TOUR DE BLUEISLAND 2024 DAY3
まだDAY3です。
湯布院とか東北とか3daysのラリーは何度か経験はあるのですが、疲れ方が比じゃない。
もう一週間くらいやってるような感じ。
今日から二部制ではなくなり1日通しで走ります。
410.47km。SSも朝と夜一本ずつ。
微妙。
ビパーク地が変わるのでダッフルバッグを預けてスタート。
ラリーは前日までのタイム順に30秒毎に一台ずつスタートします。
36位の私はトップから18分後にスタート。
またしても泥々ヌタヌタのSSを通りますが、これで終わりかと思うとそんなに苦じゃない。
牛歩走行でまずはクリア。
その後、距離を伸ばします。
坂本龍馬脱藩の道はバイクで走る道じゃなかった。
今日からSSは朝と夜一本ずつになります。
とはいえ四国の山は本当に林道がふんだんにあり、5km10kmの林道がリエゾンでもバンバン出てきます。
しかも急斜面も多く全く気が抜けません。
とにかく四国は林道王国。
山の角度が違います。
走れど走れど山また山。410キロは長い。
いつもは途中で写真を撮ったりするのですが全く余裕ナシ。
陽もどっぷり暮れ、本日最後のガソリンスタンドで給油し(DAY1以降ガソリンのマネージメントにはめちゃくちゃ気を使ってました。最初からやれって。)、またしても山の中へ。
本日最後のSS18は今朝のブリーフィングで言ってたようにコーションマークが三つも付いてる難所です。
最初の上りの滑りやすい路面は問題なく通過したのですが、下の急勾配のガレ場は慎重に行き過ぎてヨロヨロ。
フロントタイヤを取られて転けそうになったのを堪えたところまでは良かったんですが、リスタートする時にバランスを崩して立ち転け。
何やってんだとすぐに起こそうとするのですが、急坂のため上手く起こせず変な向きにバイクが向いてしまい、ガレの岩に挟まって起こせなくなりました。
何度やっても起こせない。
汗だくで息も上がり電池切れになったため一旦休憩。
SS内なので休憩してる場合ではないのですがとにかく力が入らない。
1時間半くらい真っ暗な林道にいたと思います
漆黒の闇というのはこういう事かと思いました。
暗闇の怖さより横の林から熊でも出てこないかと怖くなって来たので最後の力を振り絞って、岩場をズルズル引きずって向きを変え何とか脱出。
熊鈴というより熊撃退スプレーをすぐ出せるとこに持ってないといけないなと真剣に思いました。
ビパーク地に戻ったのが23時。
ビパーク地はキャンプ場だったので、近くなって来て看板が見えて来た時、「えーっこれからテント立てんの〜」と泣きそうになってましたが、幸いな事にコテージ(6人相部屋)でした。
うれしい〜
早い人は既にタイヤ交換を終えてたりしてましたが、私は今回はノーチェンジなのでコマ図巻いて引きずった時に明後日の方を向いてパーツを調整したり(幸い壊れてるところは無かった)準備して、シャワーだけ浴びて就寝。
まだようやく折り返し地点。残り3日もあるのか…
流石にこの日はマキシマムタイムオーバーで2時間のペナルティとSSの中で1時間半くらいロスしてしまったのでタイムはボロボロですが何とか生き残ってます。