投資信託という選択肢 | ウツと株とプログラミング

ウツと株とプログラミング

うつ病で引退して、株トレーダーに。銘柄選定プログラムから始めて、現在は自動売買(アルゴリズム取引)システムを開発中(*'▽')/

株投資における資産形成として「短期で稼いで長期に貯めていく」というのがあるらしい。


平たく言うと、軍資金30万円から始めて、最初はデイトレでコツコツ稼ぐ → 100万円くらいになったら、一部をスイングで稼ぐ → 200万円くらいになったら一部を安定株や投資信託に振り替えて長期運用する、みたいな感じだ。


いや、その道半ばで滑落死することが多いんですけど(´・ω・`)


とは思うんだけど、「資産を増やして行くならば」という前提でのサクセスストーリーの王道らしい。


短期投機に比較して長期投資では大きな資金を抱えられる器があり、何よりもファンダメンタルズ分析が絶大な力を持つ。日々の騰落チャートにあれこれと補助線を引いてバクチをするのとは異なり、世界経済の流れや企業の強みなどを分析して数年後の未来を想像するのだ。バクチというよりもマクロ経済学に近い。


いや、それも結局バクチやん(´・ω・`)


その通り、未来を確実に予測できるはずはない。しかし長期目線に立てば「好決算の直後にS安」といったポーカーゲームみたいなことはなくなる。連続最高益更新している銘柄は月足チャートあるいは年足チャートレベルで確実に上がるのだ。


そんなに上手く行くか?(´・ω・`)


例えば自動車産業を考えてみよう。EVブームとコロナ禍での超金融緩和政策の中でテスラの時価総額が一時期トヨタを上回った。


世の中の自動車がEV化して行くのは必然だと思うが、テスラの株価上昇はバブリーだったねー。ピーク時に比べると今は半減してしまった。2-3年のタイムスパンだとEVブームは終わりだねー。でも10年先を考えるとまだまだ伸びそうだ。それがテスラかどうかは知らんけど。


今はAIブーム。これも2-3年スパンだとそろそろピークかもしれない。


5年以上先のことは解るんか?(´・д・`)


正解は解らない。でも経済学でほぼ確実に解っているのは人口動態だ。10年後、20年後の人口推計はほぼ確実に当たる。そして労働人口が増加する国の経済は成長の可能性が高い。革命やクーデター、民族紛争、戦争などのリスクは残るが、これらは個別銘柄でも同じことだ。そしてそれらはニュースを見ていればある程度は避けられる。独裁政権の国は危ないけどね。


いま僕が追加投資を検討している国がある。





この半年で急激に資産額が増加しているのが心配だが、インドは「次の中国」として世界中で注目されている。人口ボーナスもあり、今後の経済成長も期待されている民主主義国家だ。インフラ整備もまだまだ進む。ちょうど1960-1970年代の日本の高度成長期のような感じ。





インドではいま総選挙の真っ最中だ。6月4日に開票が予定されている。現在優勢が伝えられているモディ政権の続投(3期目)が決まれば、インフラ投資政策が続く。


この投資信託は為替ヘッジをしていない。関連SNS投稿を見ているとドル円為替に言及しているものも散見されるが、投資通貨はインド・ルピーだ。ルピー円為替はジリジリと上昇していて、これはインドの経済成長と符号する。


足元のSENSEXは乱高下しているが、これは5年に一度の選挙期間中の「いつものパターン」。

第3期モディ政権の誕生を確認してから追加投資すべきか、今の(安い)うちに突っ込むか悩んでいる。