昨夜長女から電話があった。卒論テーマについて相談に乗って欲しいらしい。
失業中の高齢者に大学生が卒論テーマの相談って、日本の大学レベルはどうなっとるんだ?(´・ω・`)。
僕は40年くらい前に日本の大学(経済学部・経済学科・財政学専攻)で卒論を書いた。構想を含めると半年くらいかかった力作だ。
当時は日本の累積赤字国債の膨張が問題になりつつあって、これを解決する為にハイパーインフレ理論を展開したんだけれど、締切の一週間前に担当教授から呼び出された。
「あのねぇ、卑しくも財政学を専攻している経済学部生が、こういう内容の論文を書いてはいけないんですよ」
「え? 拙いですか? 積年の国家財政の課題を一気に解決出来る方法だと思うんですけど……」
「少なくとも我がゼミの卒論としては認められないね」
「書き直しした方が良いですか?」
「あぁ、是非そうしてください」
ガビーン( ´゚Д゚`)。締切まで残りたったの一週間で新しい論文作成なんて……殺生な(´・ω・`)。
結局僕は一週間で全く別の論文を書いて卒業した。
ーーー僕の4年間の学術の集大成がたったの一週間(T_T)。
卒業を前にして教授から呼び出されて、大学院への進学を打診されたが、一つ返事で断った苦い思い出がある。(その後社会人を経験して、10年後に米国の大学院に進学した際に国際郵便で報告をしたら、教授から返信があり、たいそう喜んでくれた)
アメリカの大学院では経営学と国際学を学んだ。専攻は国際マーケティングと起業論。
いま長女は地方の大学(昔から貿易が盛んだった都市)で国際経営学を学ぶために経済学部・経済学科の4年生になっている。
ところが昨夜の電話だと専攻は地方経済だという。まぁ、地方の大学だから地方経済の勉強も悪くないんだけど、どんな就職をするんだろう?
まぁ、いいや。進路は自分で開拓すべきものだから、僕がどうこう考えても仕方ない。
電話で就寝が遅くなったので、今朝は身体が気だるい。日光を浴びて体内時計を早くリセットせねば。
ということで、わんこ達を連れて軽ピクニックしています。
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