別になんかのお祭りでも変なパーティでもないんですけどね。
始めたっつうか、再開ですね。本当のところは。
最初のきっかけは、SNSの仕組みと、ブログ・BBSを始めとした開放的なウェブとの関係を知りたかった事の為ですが。
それは嘘だとして。


ここ、インターネットを介して、「出会い系」と呼ばれるコミュニティが一時期流行った事は、パソコンをやらない人でも大抵知っている事だと思います。
つか、むしろ携帯の方が盛んだったワケで。
例えばスタビと聞いて何らかの反応を示す人は、まあ同じ穴のなんとやらだったりしますよね。
今は殆どが、本来あった盛り上がりを消して佇んでいますが。
なんでもそうでしょうが、流行り始めは色んなマナー・モラルといった規制がほぼ、存在しません。
だからこそ、こぞってサイトを立ち上げる人も、参加する人も多かった。
後に、規制され始め、取り締まり始めると、閉鎖・削除の嵐。
そんなもんです。
ウェブやネットと呼ばれる世界は、簡単にそんな事の繰り返しだと言えます。
勿論、風俗的な響きが在るからこそ、そういった現実をリンクさせ、虚構の世界に没頭出来るわけです。なんの事はない。
アングラな世界は、特に場所を選ばないんですね。
そして、一端勢いを衰えた出会い系の世界に、サクラが流行り始めます。
そのサクラは、人であり、場でもあります。
それの少し前に流行った、「ワン切り」だとかと似たようなもんです。
「ワンクリック」とか「オレオレ」だとかの詐欺と、まあ、同じヤクザ商売。怖いですね。
詳細は面倒なので割愛しますが、今だにこれに引っかかる、人の良い方も居られますので、気になる方は検索するなりして対策を講じて下さい。


さて、SNSですが、本来その意味で言われる事も、扱われる事も全くない筈だったのでしょうが。
しかし、ここまで発展させたのは、やはり風俗的なカクテルを望む人々が、だと言わざるを得ないでしょう。
一番有名であり、株市場を賑わしたIT第3世代のトップは果たしてそれを望んでいるか解りません。いえ、望んではいないでしょう。多分。
僕も参加した(している)そこで、そういった賑わいがあったかどうかも知りませんし、聞いていません。
ですが、他のSNSコミューンでは、確かに「第2の出会い系」の響きがありました。
いえ、今でも確かにあるでしょう。
そしてやはりそこでも、およそ想像される、後に施されるであろう規制はありませんでした。


僕は、現在それらのSNSを使用していません。
ログ自体はいくつか残っているでしょうが、必要は特にありませんし、元から使用されるべき目的での興味もありません。
紹介とか、しませんので。悪しからず。


そして今回、再開しましたが、きっかけは些細なものです。
とある友人Mが「紹介してくれ」と言って来たのです。
寝耳に水でした。
表現したい意味とは全く異なりますが、「寝耳に水」です。語感です。
というのも紹介すべきSNSは、既に止めていたからです。
もはや、メールも勿論パスワード等も全て(゚∞゚)ドコヨ?でした。
なので、「紹介する為に紹介を受ける」という、少々難解なパズルを解く羽目になってしまった次第なのです。


しかし、結果、予想した「少々難解」という難易度は、果たして見当違いでありました。
というのも、ここ最近で例のSNSに参加したという友人Yが、割とタイムリーに話題を振ってきたあとだったからです。
これはラッキー。
いや、逆ラッキー。
いやいや瓢箪から独楽。
いやいやいや備え在れば嬉しいな。
いやいやいやいや猫から小判。
いやいやいやいやいや臥薪嘗胆です。
違うけど、臥薪嘗胆です。
しかし、もしかしたらその友人Yも頼りにならないかも知れません。軟弱なヤツです。
そこで他にも数人に頼んでみました。
速攻で返信してきたのは、ナント先ほどの友人Yです。おお神よ!!
「15分待て」と心強いお言葉。流石は我が友モッコス様。
wktkで待ちましたとも。


。。。。。。


あれ、着ませんね。
しまった。そういえば「いつの」15分後なのかを聞いていないぞ。これはしまった。
そうだよね。目先の15分後かと、つい、勘違い。
違うよね。相手は1年後のつもりかも、だよね。ノ(´д`*) アイター
ъ( ゚ー^) 失敗失敗この野郎ww


2時間以上待った後、僕は寝ました。


次の日勿論苦情ですよ。
気が動転していたのでヤクザな事を沢山言って友人Yを困らせたかも知れません。
でも僕はキミの事が凄く心配だったんだよ。
普通「15分後」と言うのは、地球時間ですぐ後の、例えばその時が午後6時だった場合、その日の午後6時15分の事であって、決して壮絶な未来の事を想像して、辛抱強く何年も待つ人はいないんだよ。
そんな事を伝えようとしたんです。嘘です。
そして友人Yとの会話の中から、どうやら僕のアドレスを間違えたのだという事に気付きました。
つぎのしゅんかんには、ぼくは、ゆうじんわいをどのように、しょけい、するか、わくわくしながら、かんがえにふけったものです。


数分後、僕はようやく例のSNSに、無事復帰する事ができたのです。
知人Rのお陰で。


何が言いたいのかと言うと。
持つべきものは友なのだと。そんな感じ。


文体の流れ的におかしいと感じられる方も居られるかも知れませんが。
僕は、友人Yには感謝しています。
僕の為に、なんとなく奮闘してくれてありがとう。
またどこかで我侭を言うと思うけど、つか言うけど。
キミの事だ。きっと甘やかしてくれるに違いない。


僕は友人に恵まれています。
数自体は、全く多くはないですが。気のいい奴らです。
僕が、天性の我侭人間だと言う事からも、そんなヤツと付き合ってくれているワケです。いい奴らじゃないワケがない。


こんだけ褒めたんだから、これからも宜しく。
いや、宜しくさせるワケなんだけども。





ああ、言い忘れましたが、神輿ってミクシィの事です。





=ネコ=



追伸:
そーいえばMikiさん。
ミクシィはどーなったんですか。
無事登録出来たのか心配です。
とても気になるので、今度ご飯をおごって下さい。これは絶対です。


追伸2:
どうやら無事参加を果たした模様ですた。
良かった良かった。
でも、ご飯はおごって下さい。

最近ブームなのか乙一乙一とよく聞く。TVなんかで。
例の映画化が原因なんだろけど、乙一氏の名が更に売れることは嬉しい様な気がするが、でもやっぱりコアなファンにとっては懸念すべき問題でもある。
僕は、これまで乙一氏の世界には、本と言うメディア媒体でしか触れた事はなく、数も10冊に満たない感じだったりする。
10冊は多いのか少ないのかよく解らないが、僕はそれまで、その作者である乙一氏の文体に、周りからのプレッシャーを感じた事はなかった。
元々の鈍感さも手伝ってか、全く無かった。普通に「面白いっす」を連発して読んでいた。
確かに、彼の描く作風はジャンルに囚われず、特に固定されてない。
だが、それがどーした。面白くて文句あるか。

【平面いぬ。】を読んだ。

あとがきである「解説(定金伸治著)」を読むと、このような記述がある。
『かれほどのひとをして、一度「せつない」ということばに位置を限定されかかったことがあるのだ。』

乙一氏の作品の解説には、大抵「位置づけが難しい」とか「てゆーか無理」とか「ふわふわしている」とか「なにがなんだかよく解らない」とか。
そんな事は一切言われないが。
しかし、そんな感じの、曖昧にして簡潔な、氏への尊敬と羨望の表現が並べられる。
乙一氏ファンや、或いは一度でもその作品を味わった人ならば納得出来るのではないだろうか。

そして【GOTH】のあとがきには、次の記述もあるらしい(未確認)
”『リストカット事件』を書いたとき、知り合いのホームページの掲示板に、「せつなくない」「乙一のウリであるせつなさが感じられない」という感想があって憂鬱になりました。”

そういえば、以前ちょっくらお世話になったブログの、乙一本感想に”せつなさの達人”と呼ばれている」とか書かれていますた。
なんかの本の帯にも、そう、あるらしい。
う~ん。
どーよ?どーなの。

せつないの。せつなくないの。

友人(性格:恐がり)に、そう質問されれば「そりゃせつないさ!」と迫力よく答えよう。
そんで、せつなくなど全く無い方のタイトルを貸すのである。勿論極悪のホラーである。

友人は、果たして感想するだろう「せつなくねーよ!恐ぇーよ!!」
「なんだよwはははこのチキン野郎。しょーがねーな。じゃ、こっちのミステリ読む?いとしくてせつなくてこころづよいぜ?」
「うん!ボキ読む!ありがとうお兄ちゃん!!」
勿論、極道にもホラーである。

だって、そーゆーヤツだ。乙一って。
いや、そーゆー作品群だ。多分、これからも。
散々、プロの方に解説されちゃってるから、「せつなさだけを求める人」「固定されたジャンルを求める人」等々な方々は、多少諦めの感も持て(頭が高くてすいません)
いえ、きっと持っていらっしゃいますでございます事でございましょう。
なんでもありでいいじゃない。
読む度ジャンル不確定でいいじゃない。
求めたものと違うんだけどでいいじゃない。

面白ければいいじゃない。

つかハリウッドより非道くね?乙一w
僕は、大好きだと言っておこう。

=ネコ=

追伸:
呼び捨て全開でお送りしましたが、乙一氏は僕より若干年上です。
押忍!先輩!!あしたぁ!!



⇒⇒後編「本の感想」はこちら。



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「日をまとう女」とか言い難いよ。
「大いなる赤き竜」とかもさ。堅い堅い。
もういっそ「アイツとお姉ちゃん」で、いんじゃね。タイトル。
ヨハネ黙示録とかさ。知らないよ。
日記っしょ?ブログっしょ?
実際、その頃だってそんなお堅いもんじゃないって。多分。
酒飲んでガハガハ笑いながら千鳥足だって、ヨハネ。
今みてーな言語の多様化は無いだろけどさ。
なんかちょっと真面目に書いたら、人気が出ちゃっただけだって。
そんでしょーがないから「黙示録」なんて格好付けて「エッヘッヘ騙されろ~」なんて笑ってたら取り返しのつかない事になっちゃってただけだって。
ヨハネ大慌て(((( ;゚д゚)))アワワワワ⇒ウィリアム・ブレイク驚愕(゚Д゚ )ヒョエー



そんな夢を見たっていいじゃない。



何の事かさっぱりな人は、タンカレー・マティーニをどうぞ。
トマス・ハリスの【レッド・ドラゴン】を肴に、暖かい日差しの挿す窓際の社長イスを揺らしてみては如何ですか?


元々、トマス・ハリスには縁もゆかりも無い(普通そうだけど)僕ですが、アンソニー・ホプキンスは好きな僕は見た訳です。
映画【レッド・ドラゴン】を。
主役?のグレアムにエドワード・ノートンを起用している所も、なんとなく質の高さを伺わせます。ええ、なんとなく。
まあ、どこに誰が出ていたとして見るワケですが、僕は。
【羊達の沈黙】【ハンニバル】と来て【レッド・ドラゴン】
見んわけにはいかんですからな。
いずれも映画、原作と共に超絶人気を誇るシリーズですから最新作のコレを下手な演出・役者でやる訳ありません。
ま、アンソニーは絶対外せない事は解っていましたが。
で、見始めると、冒頭でいきなりグレアムとレクターが対決してせかせかと事件終了、レクター檻の中です。おや。
やたら直感的展開で、やたらはえーなと思ってしまいました。
他は気にならない面白さでしたが、そこだけがちょっと引っかかる箇所でしたね、初めの方なんで特に。
これはきっとアレかなと。
長編小説を映画化する際の例のアレですね。多分。


と、頑なに信じていた訳です。。。


そして読みえ終えました、原作小説。


アレ。。。。。?
勿論読んでいる途中に気付きましたが、グレアムとレクターの対決。
映画より、はしょってるやん。。。
いやいやこっちが先っつうか原作なんだから、むしろ映画はちょっと解りやすくなってたのです。
びっくりしましたね、お前ら。


つーかそんな事よりこの原作本。
今まで翻訳者は2人いるもんなんだと思ってました。
というのも何年か前、【レッド・ドラゴン】【ハンニバル】か忘れましたが映画化された際、友人に原作は凄いよ面白いよ?って脅されたんです。読めと。
しかし僕は、他の2作品は置いといて【レッド・ドラゴン】は面白くないと、どこかで覚えてたのです。
【レッド・ドラゴン】は確かに映画では最新作ですが、実は原作では一番初めの作品です。
あまり知られてはいない事(?)ですが、昔、一度映画化もされています。本作品はリメイクなんですね。本当は。
その後映画化された(本来は続編の)【羊達の沈黙】が(原作共に)大ヒットした時、あまり、、、いや全く前作【レッド・ドラゴン】が取り上げられなかった事からもそれ程売れたワケじゃなかったのだと思います。未確認ですが。
誰かに聞いた事でもありますし、どこかで読んだ事でもあります。
【レッド・ドラゴン】原作は翻訳が駄目だから人気ないねん、と。
確かに、翻訳が必要な文学作品は、その翻訳力が原作者の文才、そしてその本の面白さと直結します。
翻訳ってのは恐ろしく重要です。
それを友人に言ったところ、思いがけないセリフが帰ってきました。


「それは昔のでしょ?最近新しく翻訳された方は面白いよ~」


とかなんとか。そんな感じに。
そうか、面白くなってんなら読む価値アリっすね~などと偉そうに思ったものです。
そして現在。


( θ_Jθ)・・・・あれ~~~~~。。。


読んだけど面白くないYO?
いえいえちょっとは面白かったんですけどね。
それはストーリーじゃなくて主人公らの特殊性に感動したと言うか。
その辺の描写が好きです。ホントです。
でも、あんまり面白くねえなぁ。おかしいなぁ。
と、思って。
もしか駄目な方の翻訳本を掴まされたんじゃねーか?とか。
「決定版」とか書いといて、表紙に映画の写真なんか貼っ付けて、駄目な方も売り捌いちまおうって魂胆か?とか。
そんなセコイ事する訳ないですけどね。
そして実際やってない。
翻訳者は一人しかいないんです。今も昔も。


多分、あの時友人は映画の事と取り違えたのでしょう。
映画は昔とリメイクと2つありますからね。
どうやって取り違えて話したのか謎ですが、きっとそうでしょう。


そんなワケで、そんな友人捜してます。
m9(`・ω・´) めるめるさん。


m9(`・ω・´) 貴女です。めるめるさん。


って見てねーか。。。
める姉さん。もし、コレ見てたら連絡下さい。
メアド、番号、何もかも消失しました。

数年前に。


以上。





=ネコ=



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だが、それ以外に何と形容出来るだろうか。
「天才」は、普通以上の才能を生まれ持ち、簡単に能力として発揮する。
凡と呼ばれる普通な存在は、如何な努力を施した所で彼らの上を行く事は不可である。例外無く。
その稀有な存在を、定義として簡単に呼称するのは凡であるが、適用される存在が必ずしもその資格を有している訳ではない。
しかし、それで「天才」足る固有名詞の意味が価値減されるものでもなく、例通りに比喩・解説された場合、その輝きを以って頂点に君臨するに至る質が体現される。
努力をする天才は最悪だ。
何故なら彼らは、それをして計り知れぬ絶望と羨望を私達に同時に味わわせるからである。
彼らは神の如き働きで、神の細分化(再分化)された情報の先端を見つけ、発端に近づくとそれをほんの少し私達に見せ、想像させ、あたかもそれが神の真実であるかの様に錯覚させるのである。
私達はそれが果たして本当に真実の姿であるのか、それとも偽られた遊びであるのか、それすらも猜疑心や憧憬心に能力の壁を改めさせ、差を広げ作り、解らない。
ただ一部の努力と運が、そこに近づくかも知れないが、そこが一体何であるのか、名付けられる事が禁じられた土地に立った私達には、やはり解らないのである。
一体何を書いているのか解らなくなって来た。
いったん筆を置き、ゆっくりと深呼吸する。
なんか眠たくなってきた。

もう寝ちゃおう。

(´-ω-`).。o○(・・・乙一は天才)

そんな小説です。 嘘です。

あ、タイトル忘れてた。
乙一「夏と花火と私の死体」です。

感想1:
読み終わるまでずっとミステリーだと思ってますた。
なんでホラーなのよ。

感想2:
ミステリーだと思ってたので、きっと「わたし」というのは人間じゃないんじゃないかと思ってますた。
実はペット系の犬なんじゃないか。
犬だってサンダルくらい履くだろう。
犯人はすでに文中で活躍しているので、きっとそこら辺が推理する部分なんだ。そう思ってますた。
犯人が出ている時点でサスペンスなんじゃないかと言う些細な問題は気にしては楽しめないんだと。負けなんだと。

感想3:
でも木に登るって描写から、いつの間にか僕の中ではモンキー説が濃厚になり、いったん捜査は打ち切られますた。
モンキーだってサンダルくらい履くはずですから。

感想4:
思いっきり「少女」だと書いている背表紙は、気付いていない振りをしていますた。
無理をしていた事をここに告白します。
なんでホラーなのよ。

続きましてー、「優子」の感想。

感想1:
ととの(夏と花火と私の死体の略)」の失敗を教訓に、ミステリーではなくホラーとして一所懸命楽しみますた。

ミステリーじゃんコレ。。。

感想2:
最後の文章の

”しかし、人形がなかなか語りかけてくれないので清音は首を傾げた。”
”少し寂しかった。”

ってトコになんとなく乙一の文を感じますた。
切なさが非常に巧い。

=ネコ=

PS:
実は追伸でも何でも無いかも知れませんが。
紹介した「夏と花火と私の死体」というのは乙一氏が16歳の時に書いたものだそーです。
小説家をホンキで目指している少年少女のお前らは一読する事を強くお勧めします。


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冒頭で行き成りだが、ここは単刀直入に言って置きたい。
これより下記文は「ネタバレ」であると。
まあ、「冒頭」と口に出しつつキーボードを打ったとして、別段、この文章が起承転結を連なった長編スペシャルなモノに変化するワケではないけども。
そう、ないけども。


【DEATH NOTE ANOTHER NOTE ロサンゼルスBB連続殺人事件】を読んだ。
この本は、恐らく(少なくともタイトルの何らかの文字に惹かれ、この偏狭の地へ辿り着いた方には)ご周知の通りコミック【DEATH NOTE】の小説版である。
コミックでは主人公「月(ライト)」の最強のライバルとして幾つもの思考戦を繰り広げてきた、空前絶後の天才探偵「L」
その彼を主人公(。。。もとい本質的な主人公は悲劇の女性FBI捜査官「南空ナオミ」ではあるのだが)にしたノベライズに仕上がっている。
作者の名前は聞いた事も無い「西尾維新」と言う。ファンの方、全く申し訳ない)。だが、そんな事は一切合切関係ない。
何故ならば。
乱暴に言えば多分、「小説版が欲しいコミック【DEATH NOTE】のファン」は誰が作者であろうと、ノベライズされた【DEATH NOTE】をきっと手にするからだ。
誰であろうと関係無い。
厳密に、いや逆に言えば、それは全く関係なくはない事だとも言える。
つまり、これ程の人気のある骨も肉もある原作である。そのノベライズを適当な(この場合後ろ向きな意味)人に任せるワケがない。
結果大コケし、散々な揶揄をつけられては、書いた本人も依頼した側も面目たる面目がなくなる。
その後に控えた映画やアニメも、無駄な足枷を付けられてしまうだろう事は想像に難しくない。
だから、である。
誰が書こうがきっと面白い内容を発現してくれる筈だ。
そう思うコミックファンがいたとしても、全く完全に絶対に間違いなく100%完全無欠絶対無敵に可笑しくないのである。
むしろ推奨したい。
ただ、別に、この小説を購入する際、作者名を見ずに即買いした僕がそうであるワケではない。


ところで、僕がこの本を手にした経緯は以前、別テーマの記事にて話したが、本を読む際いちいちノンブル(パクリ)を追って一字一句読破したい人や、連続したドラマ、映画などを初めから順を追って観ないと気が済まない人の為に今一度おさらいでもしようかと一瞬思ったがやはりそれは止めて
もう一度言って置く。


「ネタバレ」だよ。


「さっき書いてたじゃん」とか「しつこい奴は嫌い」とか思われるだろうが、ネタバレだと忠告しているのに拘らずそれを意識しない人が意外に多いのだ。
「ネタバレ」を、そう記す事で回避させたい人間側の僕としてはおいそれ油断は出来ない。
ただ、こうまでしても尚、現在に集中せず先読みばかりに気をとられ挙句「これネタバレじゃん」とか「先、書いとけよ」とか言っちゃうアレがルーズな人の為に、しょーがないなもう一回だけ真相を諭してあげよーかな、とは流石に思わない。
鳴かぬなど 知ったことか ホトトギス


で、この本は果たして驚異的に面白かったと言う事はないが。
少なくとも、僕がこの本についてサプライズした事柄は3つある。
皆も僕の様に見事引っかかってしまうのだろうか。
その事に少し興味があるが、しかし、ここで僕がそれを語ってしまう為、以下を読んだ方は可哀想にそのサプライズを後日談としてしか味わう事が出来なくなってしまう。ああ。
でも、それも致し方が無い。僕は散々「ネタバレ」だと忠告したのだから。
そして僕はその罪に苦悩しながら、ゆっくりとそれを搾り出すように記し確かめなければならないのだ。【*1ハソニバル・レクター】


サプライズの1つは購入前。
本屋で、初めてこの本を目にした瞬間である。
そう言えば、このエピソードをこのブログ内で発表したかどうか今更ながら不安になってきた。
書いたっけ。。。
書いてないかも。
まあ、どーでもいいや。
前言撤回で書いちゃおう。2回目だとしても知るもんか。
さて、【DEATH NOTE】と言うのはコミックである。少年漫画である。僕は特に雑誌を買わないが、コミックスは買う為大抵のヤツはソフトカバーである事を知っている。
「完全版」だとかで補強?されてでもいない限り。
勿論、この【DEATH NOTE】も薄型でリーズナブルである為に、僕は、そんなノベライズなんて格好付けて大々的に銘打ったって結局大した事ねぇんだろコノヤロなんて思ったものである。
ライトノベル系の扱いを期待していた。
今となっては確認などしないが、もしかしたら、この本はCMされている広告などにデカデカと派手なフォントで

「これはハードです」と書いていたかも知れない。
知らずに買った方が愚かなのだと言う考え方も至極当然の産物ではあるが、それは僕ではない。断じて。
何故なら僕は決して後悔していないからである。
例え、ハードカバーであろうと、値段がぼったくりであろうと、作者が知らない人であろうと。
僕は気にしていない。


もう1つは、内容である。
実はこの小説を読む前、いや、実際には読んでいる途中でさえ、原作が原作なだけに、この小説もまた、てっきりすっきり「サスペンス」なのであると。
そう決め付けていたのだ。僕は。


ぶっちゃけ、恥かしながら「last page」と記された最後の章を読んで、初めて気付かされた事実でもあった。
超ショックである。
まさか「ミステリー」だったとは。。。そんな馬鹿な。嘘だと言ってくれ。


だってそうだろう。
誰だってサスペンスだと思う筈だ。そーゆー決まりだ。
主人公は世紀の探偵「L」とそれに協力する美人捜査官「南空ナオミ」なのだ(ネタ的には逆だが)。
そしてそのタイトルはなんと【ロサンゼルスBB連続殺人事件】なのだ。
内容にいたっては、細かく筆舌する必要もなく、謎の犯人と連続した殺人事件とトリック、被害者達のミッシングリンクを彼らが必死こいて解き明かす物語なのだ。


(・ω・ ) 。。。。。


ΣΣ(゚Д゚;) おもっくそミステリーやないかいっっ!!


いやいやいや違う違う違う。そんなんじゃない。
違うよ違うんだ。僕を信じて。
だってだってだよ?そうだ!そうだそうなんだよ。アレだよ。ほら。。。。なんだっけ。


兎に角、犯人は最初に暴かれているのである。
これは古今東西「ミステリー」には有り得ない「サスペンス」特有の展開である。
むしろそれをして、お互いの相似した要素を区分している様なものでもあると言ってもいい。かなり過言ではない。
勿論、ミステリー特有、、、というより読者と作者の対決を模した手法で描かれる一部のミステリーだけかも知れないが、、、の解答編が無かったからと言って、それを理由にミステリーに非ずと言っている訳ではない。
逆に、あったのだとしても特に「サスペンス」に不利ではないし、というよりこの小説最後のキャプチャー「last page」こそ、そうだと言える。
それにその「解答編=last page」はあくまで最後の章を語り、文字通り小説の最終部に位置している為、どうしても最後に読まざるを得ない。
したがって、それが果たして真に「解答編」であったかどうかは、読んでいない筈の購入前、読書前、読書中では判別・・・否、そうなのかと思いに至る可能性すら先ず無いのである。
兎に角、サスペンスだと固く信じていた僕は、まんまと創造者に騙された(゚∞゚)ペーチュンチュンである。いや、訳である。


もし、ミステリーだと知っていたならば、この小説のミステリー手法は以前【*2殺戮に至る病】で経験済みである。故に真相を暴けていただろうと思うと実に残念だ。
勿論、残念なのは、ジャンルを知っていようとなかろうと推理は元より不審すら感じなかった僕自身の鈍さであるが。


これで「このノベルのジャンルはミステリーである」と言う事になった。これは、ネタバレである。
前記したネタバレと言うのは、殆どこの意を指しており、ネタバレと言う事は、つまり未読であり内容を知りたくない・推測したくない人にとって危険極まりないものである。
たかがジャンル定義だと思われる方もいるだろう。
そんな事が果たしてネタバレなのかと。
しかし、ジャンルはミステリーなのだ。
本来、否、本来でなくともミステリーにとってネタバレとは御法度である事をお忘れではないか。。。。。。ないですか。
「ジャンルがミステリー」である事をもし公表していない事こそがこのノベルのミステリー要素だったとした場合、それを言う事はネタバレに他ならないだろう。
そして、また、例えそうでないとしても。
ジャンルが不特定だと言う事は、本来ミステリーであるジャンルの作品にとって、内容的にはプラスなのである。
先ず、ミステリーだと認知しているその場合、犯人捜しとトリック暴きは、読者にとって必然的能動であり条件でもある。
ミステリーだと知らなければ、その「ミステリー=」というプロセスは損なわれ、殆どのミステリーマニアはその可能性すら歯牙にもかける事はない。
つまり最後に真相が告げられ、そこで初めて今までの文章の意味と、その作品全体の意味が判明する。2重の驚きなのだ。四面楚歌の驚天動地である。ごめん嘘。
いや、もしかしたら生粋のマニアであるなら、それさえもミステリーの真の醍醐味だと言うかも知れない。
ただ、製作者サイドにとって作品がジャンル不確定というのは「裏技」でしかないし、且つもし意図したものでないとしたら望むべき結果ではないだろう。
しかし、と言う事は、意図してないとすると、この「ジャンル=ミステリー」というのは常識になり、ネタバレ度は薄くなる。不味い。


一応、調べてみた。


どこにも「ミステリー」だと謳い販売している場所は無い。。。。様である。
帯にも完全に無い。
やはり、、、製作者サイドには、特にジャンルを確定せしめるつもりは無かったのだ。多分。
このネタバレ度数は驚異的に高まってきたと言っていい。恐らく。
ただ、もう既に、大多数のブログで限界までバレちゃってる感はモロ出しにある。
が、そんなものポイだ。


さて、最後のサプライズについてだが。
やっぱ書かない事にする。
書いてしまうと、どうしても2つ目のサプライズを強調したい意味がなくなってしまうので。
ネタバレは完全に描くべきか、僕は解らないが、それをする事で「未読であり、且つより楽しめる派」が出てくる事は少ないだろう。
僕は、あくまで「あれ?よく考えたらこれってネタバレじゃね?」という冒頭の引用文(或いは手記)を演出したい方なのだ。
映画【*2シックス・センス】冒頭に印象深いセリフを入れちゃったブルース・ウィリス、または映画【*3真実の行方】を観賞前の僕に「最後にどんでん返しがあるよ」って言っちゃった友人の様に。


お前ら、余計な事言うんじゃねぇよ!!


と、そんなツッコミ入れられたい。





=ネコ=



*1そんなヒトいません。

*2【安孫子武丸】著作の衝撃ミステリー。圧巻のテクニック・・・ネタバレだけどwつうかナンダヨ。。。アマゾンもビーケーもアフェねえのかよ。。。
*3天才子役マコーレーハーレイ君が伝説された出世作。ホラーはホラーだが、どちらかと言うと主人公の切なさの方が怖さより勝る。
*4主役リチャード・ギア、敵対する少年役にこれがデビューとなるエドワード・ノートン。数々の助演賞を総嘗めに出来る複雑なアクターシナリオ。それを演じきったエディも凄いけど。



参考ソース:
■□□ 西尾維新 × DEATH NOTE □□
http://j-books.shueisha.co.jp/nisioisin/


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