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愛娘がむかえた

2度目のバレエ発表会は

大井町駅前のきゅりあんで行われた。


優雅に見えるバレエだけど

お金ばかりかかるから

実生活がチープになるばかり。


発表会となると

また何万単位で財布から出て行く訳よ。

早く飽きてしまえば良いのに、、。


折角の発表会だからと、

ママ友をたくさん呼び出して

発表会は大いににぎわった。


麻結佳ちゃん、カワイイ~


麻結佳ちゃん、可愛かったわよ~


ママ友のお気遣いの言葉と共に

花束やら玩具やらをプレゼントされた。


おおー、

バレエをやっていると

たまにはいいことがあるじゃん。


そう思ったのもつかの間

新妻がママ友に

いちいちお返しの品物を振る舞うのよ。


あーあ、

こういうのにもお金をかける訳だ。


いちいち物を貰うから

狭い家がまた更に狭くなっていく。


じゃ、広いお家に引っ越そう、

なんて話になったら、

また家賃が高くなって、偉い目にあう。


バレエって、

真面目に金持ちじゃないとできませんよ、奥さん。


公演を終えて

疲れ切った愛娘は、ごろんと居酒屋で眠ってしまった。


寝顔もすっかり

大人っぽくなっているね。


ひと回り大きくなった愛娘を眺め

また、部屋が手狭になっていく事に気づくのである。



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店舗が移転してから2度目に訪れた

大森駅前のピザの名店バッコ。


スパークリングからのハイネケン。

ボルドーの赤、そしてサングリア。


昼間っから飲み過ぎじゃないの。

まぁ、まぁ、

細かい事な抜きにしようぜ。


日曜日の昼下がりには

パッと明るいマルゲリータがいい。

バレエ帰りで腹減りの愛娘が

一家の大黒柱の分まで食べてしまうから

予定外のピザ再オーダー。


予算があるのだよ、キミ。

少しは遠慮したまえ。


まぁまぁ、

細かい事は抜きにしようぜ。


旧店舗時代のことをふっと思いだして

スタッフを呼びだしてみた。


「昔、3種だか5種だかの

チーズを使ったピザがあったよね。」


何となく、常連気取り。


「よくご存じですね。

アレは4種のチーズを使ったピザです。」


こらー。

4種でも5種でも、たいして変わんだろ。


まぁまぁまぁ・・・。


スッと出てきた4種のチーズのピザ。

あらら、本当にに作ってもらっちゃったよ。


嬉しくて、シャッターを押してみた。


「はい、チーズ。」


ふふっ、

5種のチーズになったね。



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うちの新妻が

アメリカンポーク大使なんぞに任命されたおかげで

赤坂の名店「LAURY’S」の

ローストビーフを御馳走になる事が出来た。


ポーク大使一家に対して、

ビーフを食べさせるあたり、実に挑戦的。

今度はビーフのレシピを送ってこいよ。

でなければ、テキサスの化石にしてやるぜ、

的な雰囲気が満点。(スタンハンセン風)

まったく、プレッシャーがかかるランチだぜ。


ランチとはいえ、

敷居が高そうなリッチな店内。


出迎えたスタッフは

お肌がこんがりと焼けた黒人ご両人で、

アーネストホーストと、チャボゲレロと酷似。

遠くの方では、

地元の居酒屋「かっちゃん」の女将さんに似た

若めの女性スタッフも働く。

すげー、多国籍軍。


いよいよ、メインとなるローストビーフが

我々の前で切り分けられる。

ごっつい顔をした、

クラッシャーバンバンビガロ風の筋肉質が

巨大ビーフをなで切りにすると思いきや、

ゆるーい感じのユンピョウ似の東洋人だった。


なんだよ、ユンピョウかよ。


ひょろい男が切り分けたから、

たいした量はないと思いきや、超肉厚ビックなテンコ盛り。

これは、甘ちゃんなランチなんかではない。

戦争だ。


端から順にやっつける。

冷や汗が出る。

食べても食べても、減らぬ牛。

減らぬは小生の口数。(減らず口)


モ~、

戦いはやめようよ~。


反戦デモを起しちゃうぞ。



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※反戦とハンセンが掛かってしまったのは事故ではない。


注意)

クラッシャーギンギンビガロではない。