こんにちは。

 

フィットネス指導歴45年。(20歳から始めました)

66歳の現役インストラクター。

 

 

コロナ自粛で4ヶ月で7キロダイエットに成功した経験を伝えて

 

ヨガと呼吸で、カラダと心を整える専門家 ながやまのりこです。

 

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前から続く

 

 

今から28年前の1997年。

私たち夫婦は40歳で福島県に里親登録をしました。

 

当時の調べた時の

日本のカップルで不妊で悩んでいる割合は10組に1組。約10%ほどだったと記憶しています。

 

 

いつかはなれると思っていた母親という存在。 

でも10%の夫婦は子ども出来なくて悩んでいたのです。

 

 

私より遅く結婚した友達がどんどん母親になって 

そんな友を横目で見ながら焦る気持ちが募っていくにつれ、友の幸せを素直に喜べない自分の心の狭さが嫌になっていました。

 

 

 仕事に逃げ場を見つけ、あっという間に40歳。 知り合いが里親になり、私たちも里親登録をしたことで、

自分たちの血がつながった子どもを産むことをあきらめることにしました。

 

そして現在

2022年時点での日本の国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、

日本のカップルの約15%が不妊に悩んでいるとされています。
 

5%も不妊カップルが増えている計算です。

 

 

不妊を心配したことがある夫婦は39.2%で、夫婦全体の約2.6組に1組の割合になります。 

また、 実際に不妊の検査や治療を受けたことがある(または現在受けている)夫婦は22.7% で、

夫婦全 体の約4.4組に1組の割合になります。

 

 

わたしたちが登録した里親制度を簡単に説明しますと

親の病気や離婚、虐待などの様々な事情により家庭で生活できなくなった子どものために、

里親の家庭を提供し、温かい愛情と理解をもって育てていただき、子どもの福祉を保障しようという制度です。

 


「⾥親制度について聞いたことはあるけれど、詳しくは知らない」
そんな⽅が、今の⽇本ではほとんどだと思います。
現在の⽇本では、親と離れて暮らす⼦どもたちが約42,000⼈いると⾔われています。

そして、先進国の中でも里親家庭が少ないのが日本なのです。

多くの先進国では「こどもは家庭的な環境で育てることが重要」という認識があり、里親制度が重要視されています。しかし、日本では里親養育の割合は、約2割となっており、施設養護への依存度が高い現状にあります。

2022年の時点では、日本における養子縁組の割合も比較的低く、

全体の数パーセント未満とされています。

 

 

不妊カップルが養子縁組を利用しない理由です。

  1. 社会的なプレッシャー:一部のカップルは、社会的な期待や家族の意見などから、自らの子供を持つことが重要であると感じ、養子縁組を選択しない場合があります。

  2. 養子縁組に対する偏見や誤解:養子縁組に対する社会的な偏見や誤解が存在し、それが不妊カップルがこの選択肢を採用しない理由となる場合があります。

  3. 養子縁組の複雑さや時間:養子縁組プロセスは複雑で時間がかかる場合があり、それがカップルを躊躇させる要因となる場合があります。

 
 
一方、アメリカは、養子縁組の対象はほぼすべて未成年という「子ども養子大国」です。
 そのうち40%が「連れ子養子」、10%が「血縁養子」で、「他児養子」が実に50%を占めます

アメリカでは年間およそ6万人の要保護児童(=さまざまな理由で実親の保護に恵まれない子どもたち)が養子縁組によって新しい家庭を得ているのです。

 

アメリカに長年暮らした友人からは

「あちらでは白人の親に黒人の子どもがいたり、全然違和感がなかったわ」

と聞きます。

 

女優の

アンジェリーナジョリーがカンボジアから養子を迎え入れると決めたきっかけは、

「トゥームレイダー」(2001)のロケで初めて現地を訪れたことだそうです。 

 

第三世界の現実を目の前にし、強い衝撃を受けた彼女は、これを機に慈善活動に目覚めて、

 現地の孤児院から赤ちゃんをもらいうけたのは、2002年春。(我が家と同じ頃です)

 

 

元夫のブラッド・ピットとの間に3人の養子と3人の実子がいるアンジェリーナ・ジョリー。

 

 

 

これに対して、日本は家名や家業の継承を目的とする養子縁組が圧倒的に多い「成年養子大国」で、

子ども養子のなかでも特に「他児養子」が非常に少ない。

このことは、日本にはアメリカより要保護児童の数が少ないという事実だけでは説明できません。

なぜなら、国際的にみると日本は施設で長期的養育を受ける要保護児童の割合がとても高いからです。

 

 

 

そんな日本に住む私ですが、

 

それでも1年たち2年たっても、簡単に子供は来ませんでした。

でもその間ただ待っていただけではないのです。いろいろ動きました。

 

 

地元の児童相談所が開催する年に1回の研修会のほか、

里親会というすでに里親や養親(ようしん)になった人のグループに所属し、

すでに子どもを委託されている人の経験談を聞いたり、情報を共有したり、親睦をはかるための旅行に参加したり・・。

 

ただ、

すでに子どもを委託されて子育てに奮闘している人と

そうではない人との気持ちは平行線のままです。

 

分かり合えるはずがないのです。

 

 

 

いつの間にか45歳。里親登録更新の5年目がやってきました。 

二人で楽しく生きてもいいけど。あと5年待ってみようと登録更新。

 

 

 その1年後、46歳になった11月にとうとう

「1歳になる男の子を預かってみませんか?」という夢にまで見た電話が地元の児童相談所からかかってきたのです。

「やっと来た!」母親になれるかもしれないtお、心躍った瞬間でした。

 

 

 

以降次回に続きます。

 

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