桜の実。 | 石川県の飲食/観光/食品コンサルタント 山崎英樹の独り言

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加賀市柴山潟湖畔に

中谷宇吉郎雪の科学館があります。

そしてその側には、

高峰譲吉博士がアメリカに友好の印として植えたソメイヨシノの里帰り事業で

日本国内あちこちに逆輸入で植えられた高峰桜があります。



こちらをお世話しているので

先日チェックに行ったときのこと。


何と、桜の枝に実がなってるではありませんか!


おそらく記憶にないので

初めて見ました。

桜の実だから、サクランボってことか?

普通の桜にサクランボの実がなるのか?

聞いたことがない。

と言うことで調べました。
サクランボの実る桜は「実桜」と呼ばれ、
食用に特化して開発された樹木。

一方で春に沢山の花を開花させるソメイヨシノなどは「観賞用」なので、
原則として瑞瑞しい実はならないそうです。

そもそも、
ソメイヨシノはクローン木の為、
ソメイヨシノ同士で受粉することはあり得ないそうです。
そりゃそうか。

桜は(サクランボも)、
「自家不和合成」と言う特性があり、
他の違う種類の花粉がつかないと受粉しなく、
他の品種の花粉によって初めて受粉して実がなるそうで、
自家受粉ではなく
典型的な他家受粉の樹木なんだそうです。

と言うことで
基本的にサクランボは自家受粉しないため、
サクランボ農家さんが受粉させてるのですね。

観賞用の桜、
つまりソメイヨシノでも
別品種の桜と自然交配した場合には実をつけることがあるので、
もし、ソメイヨシノに実がなっているのを見つけた場合は、
その木の周りに必ず別品種の桜が存在する証拠となるそうです。

桜は一本だと実がならないけど、
周囲に違う品種の桜がある場合、
今回のように実がなることがあり得るってことですね。

いやー、知らなかった。

これって常識なのかな?

生物学ですね。


ちなみに今回のケースのようにソメイヨシノなどにたまに出来る実は、

食べることは出来るけど美味しくないそうです。


そうなんだ~。


…今夜の勉強はここまでということで(笑)



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