いまでも割りと土地勘があるのですが、
反対側のお隣、福井県福井市内は
仕事でもプライベートでもたまには行ってたけど頻度が少なかったので、
土地勘が弱くほとんど掴めていません。
しかしその代わり、
福井県は関西寄りの雰囲気が漂っていることもあって、
見るものが新鮮です。
さて。
昨日は打合せの合間を縫って、
福井市内の物件とその周りの商圏調査をしていたのです。
今は遠くても分かりにくくても
スマホ片手に探し求めて行く時代ですが、
少し前までは「商圏」がとても重要でした。
今でも大型商業施設は商圏設定とその調査が大事です。
そのため、開発マンは調べまくります。
こうした調査では同じエリアを時間を変え、方向を変え、
車で何度も何度もとにかく走り回ります。
場合によっては車を停め、
エリアを実際に歩いて確認することも。
物件から一定時間内に到達するのはどの辺りか?
駅・学校・病院・などのマグネットになる施設は有るか。
物件周辺地域や商圏範囲の特徴や傾向も探ります。
近隣の競合店や有力業態の存在を確認して、
必要があれば競合店の来客数も
終日張り込んで実施します。
と、まあ「開発マン」は
孤独な作業を黙々とやり続けるのです。
こうしたことは、
20代の頃に開発業務をかじっていたので習得したのですが、
大型商業施設の開発担当者は更に緻密にやっています。
こうしたことは、
個人が出店場所を決める、
物件を決めるときにもちゃんとすべきですね。
自店の商圏について知ることは
当然、大事ですよ。