論語「信無くんば立たず」 | 石川県の飲食/観光/食品コンサルタント 山崎英樹の独り言

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遅ればせながら、


「論語」にはまっています。


日本の歴史上の為政者達も


「論語」を読んでいたと言われています。
(信長や秀吉などが読んでいたのだとか・・・)


最近「なるほどー」と唸ったのが、



顔淵第十二の七の「民無信不立」(民は信無くんば立たず)です。



原文とかを掲載するのは大変なので、


現代語訳を・・・。

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戦国の真っ只中の時代に


弟子がが政治について孔子に尋ねました。


孔子は、


「食糧をいきわたらせること、軍備を整えること、人々に信義を植え付けることだ。」


と答えました。



弟子が


「やむを得ずして三つのうち、どれか一つを犠牲にせねばならないとしたら、


どれを犠牲にしますか?」



と尋ねると、孔子は、「軍備である」と答えました。



弟子はさらに、



「やむを得ずして残った二つのうち一つを犠牲にせねばならないとしたら、



どちらを犠牲にしますか?」



と尋ねたので、孔子は、「次は食糧」



と答えました。



「昔から人の死は避けられないものだが、人民の信義を得られなければ、人間社会が成立しない。」


と答えました。


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この話しは、そのまま現代社会における「組織」に置き換えても


十分に通用すると考えます。



部下やスタッフからの「信無くんば立たず」だと思います。



「組織は、リーダーの力量を超えない」とよく言われます。


超えるとするならば、


よほど部下の質が高いか、


だめだめ上司の下、


部下達が上司をカバーするるために成長せざるを得なかったか・・・。



しかし、それにしても「上司への信」がなければ、成り立たないことです。







今、組織運営で悩んでいることがあるんですが



まさにそのタイミングで



この「民無信不立」が目にとまりました。



・・・まったくその通りだと思います。




人は「信」あるところに集まるんだと思います。



「信」有る組織が成長するんだと思います。




全てを捨てたとしても「信」が残る組織作り・・・。



頑張って目指したいと思います。

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