京都雲龍院 寺庭婦人のブログ -28ページ目

京都雲龍院 寺庭婦人のブログ

京都東山泉涌寺別院 雲龍院でのちょっとした出来事を皆さんに大公開!

「寺庭婦人」である私がblogを始めました。「寺庭婦人」とは「じていふじん」と読みお寺の奥さんの事です。私なりに雲龍院を徒然なるまま ご紹介いたします。

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天皇誕生日で祝日だった 12月23日、雲龍院では [ ひと文字写経 ] の行事が行われておりました。 毎年 住職が 般若心経 の中から ひと文字を選んでおりますが、今年は [ 心 ] の文字を 皆様に書いて頂きました。
「説法し易い文字を持って来た?」と勘繰る私に「お経の題名に 心 の文字が使われているのは 般若心経だけなんだよ」とプレミアム感を盛り込む住職…。選出基準はどうであれ [ 心 ]は皆様に しっくりと馴染む文字だったようで、師走の忙しい中にも関わらず、「インターネットで知って 来てみたくなって…」と仰る方や 「ひと文字写経に来る事は もはや 我が家の恒例行事になってます!」と言って下さる方など 沢山の方がご参加下さり、皆さんの心がいっぱいお薬師様に奉納されたのでした。
この日 書院の方では [お薬師様の御用納め]ということで 龍華会の皆様にお点心の接待を行なっておりました。 油揚げの袋にお蕎麦を詰めた 大黒そば を召し上がって頂くのですが、担当の方の好みで今年は お蕎麦では無く おうどん に変わっており⁇    香川県出身のお大師様に 大黒様が敬意を払われたのかしら⁇   福袋 の中身は何が飛び出すのか分からないことを知りましたが、 そのうち 大黒様が故郷を懐かしく思い出されて カレー味の大黒そばに変わらないか?と不安ではあります…。   
兎にも角にも  餡かけの大黒うどんは好評だったようで、今年一年の無事御礼と来年の無病息災を願いながら 熱々を味わっていただいたのでした。
庭園はすっかり冬枯れの景色ですが、陽だまりの暖かさを感じる一日で、 [悟りの間]ではお抹茶を召し上がり 活け花を鑑賞され 心穏やかに一年を振り返る会員さんの姿が見受けられました。
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紅葉残るる 東山の奥座敷にて…
昇り龍、   スーパームーンをキャッチ致し候!
大きな お月さんやなぁ〜。





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紅葉の時期は拝観の方が多いので 御茶席を[大輪の間] だけにして対応させて頂いておりますが、今 そこからの景色がとても綺麗で お人が少ないタイミングに当たれば 最高に贅沢な一服を味わえます。
お抹茶を点てるお水は泉涌寺の湧き水を使っており  お茶好きだった 先代の住職が厳選したお抹茶を組み合わせているので 本当に円やかなお味。 お帰りの際に「美味しかったわ‼︎」とお声を掛けて下さる方がとても多くて嬉しくなります。
鐘楼の横の紅葉も日に日に真っ赤となり 本堂の蔀戸(しとみど)に反射して美しいです。 玄関受付に座っていても この辺りの景色が丁度眺められ 毎日 色の変化を楽しんでおります。


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紅葉が絶好調になったのですが  残念ながら日曜日( 26日 ) で一般のライトアップ拝観は終了致しました。団体の拝観だけ夜 お受けしており、 定期観光バスのコースは毎日 沢山の方が乗って来られ 住職と二人掛かりでご案内説明をしております。時間が限られている上に 皆様 紅葉がお目当て というお気持ちを察して なるべく短めの話を心掛けておりますが…。何分にも 見所が多い雲龍院!ついつい早口で喋りまくり 、 大好きな日光・月光菩薩様は是非とも注目してお参りして頂きたい気持ちが逸り「お薬師如来様 with B !」と… 高揚 (こうよう)真っ盛りに叫んでいる私なのでした。
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雲龍院 秋のライトアップ特別拝観も 残すところ あと2夜となりました。この一週間で随分と紅葉が進み 只今 見頃を迎えております。昼夜の入れ替えが無いせいか、夕方などは大混雑となり ご迷惑をおかけしております。「もう二度と来ないわ!」とご立腹で帰られる方や 「雲龍院、有名になり過ぎちゃったねぇ…」と残念がられる声も聞こえてきましたが ホントに一時の事でして…  7時を過ぎる頃には急に静寂が広がり 皆様 思い思いの場所でひっそりと晩秋を愉しんでおられます。
ナビで検索して来られる方の中には 裏道のルートを指示されて迷われ 泣きのお電話が入り、懐中電灯をつかんで迎えに走る事も…。必ず 東大路から泉涌寺道の参道に入っていらしてく下さい。
東山の隠れた奥座敷 雲龍院は 辿り着くのも一苦労…。その分、 御利益と感動は 大きいかと存じます。
とは言え、ご心配な方は くれぐれも お帰りの足を確保された上で お越し下さいませ。
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朝 9時の拝観開始前はお掃除と準備に追われ…  その後はドタバタと走り回っておりますので お昼間の紅葉状況を把握出来ずにおりましたが…。
並んで 御朱印書きをしていた住職が 日付けを書き入れながら 「今日は何の日か知っている?  11月22日 いい夫婦の日  だって」と。 いつも結婚記念日や私の誕生日は覚えて無いくせに [いい夫婦の日]は知っているとは「これ如何に‼︎」とツッコミたくなりましたが…。これは [ 朱印はドーンと引き受けておくから 紅葉を観て来ても良いよ!] という意味であろうと勝手に解釈し、境内をしばし散策し 撮影致しました。
とても とても 良い感じに色づいております!  綺麗ですよ。
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この季節の雨を 「山茶花梅雨 (サザンカつゆ)」と呼ぶのだそうで、朝から冷たい雨が降った今日… 雲龍院の特別拝観が始まりました。
本堂には 水墨画家 堂野夢酔(どうのむすい) 先生の双龍風雷図 襖絵が公開されており、26日までライトアップ拝観が行われます。
今年の楓はイマイチのようですが…  悟りの間 奥の[五色の紅葉] が雨に洗われて 綺麗でした。

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この冷え込みで 緑の葉っぱが美しく色付くことを期待しております。
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昔は秋終盤に色づいていた [悟りの間]奥の五色の紅葉ですが、最近は 一番最初に紅葉し始めているようです。[悟りの間]が拝観可能になり(高貴な方が使用される特別室ですので 以前は私共もあまり入室出来ない御部屋でした。)  注目度が高くなったので 張り切っているのかもしれません。

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他の楓の紅葉は もう少し…?  気温が下がるとぐっと進むかもしれません。
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雨が しとしと降った水曜日、11月中 唯一の休日を貰えることになり 古文化保存協会の京都非公開文化財特別公開に行って参りました。本山 泉涌寺の霊明殿で 狩野孝信が描いた 後陽成天皇像が公開されているのです。
後陽成天皇様は戦国時代の方で 御水尾天皇様のお父様にあたり  女御は 近衛前子(さきこ)  、あの 近衛前久の娘です。
雲龍院には御水尾天皇様・東福門院(徳川和子)様・中和門院(近衛前子)様 の御尊牌が祀られているので 後陽成天皇様のお姿は「是非とも見上げてみたい!」と興味津々で出掛けました。 お隣りなのですが…。
格式高く いつもは静寂で凛とした空気が張り詰めている境内には 雨にもかかわらず 何組かの団体が訪れており その中に紛れ込んで 仏殿では おじさんの上手な説明に聴き入り、新鮮な気持ちで 釈迦三尊をお参り致しました。立派な菊花を眺めながら寺務所へと向かうと そこからは古文化保存協会さんの案内で霊明殿へ。ドキドキしながら神聖な御堂に入らせて頂くと お香のかおりが漂う中、後陽成天皇様のお軸は薄暗い堂内の奥の方に…。雨で湿気が多い為、いつもより遠くに置かれております  との説明に益々恐れ入る心境に。博物館のようにガラス越しの間近  も悪くないけれども、あるべき場所で 見えるか見えないかの ギリギリの拝し方も ありがたみが増す気がして じっくりと目を凝らして拝見したのでした。「少し神経質な印象の後陽成天皇様の御尊顔は 御水尾天皇様とはあまり似ていらっしゃらなかったな…」などと考えながら ご座所に回ると、庭園は紅葉が見頃となっており  雨に洗われて とても美しい景色となっておりました。泉涌寺の紅葉は 雲龍院よりも少し早めで  毎年 住職が写メで送ってくれていたのですが  後陽成天皇様のおかげで 今年は実物の紅葉を観ることが出来たのです。 二度ありがたい 秋の特別公開…  薄暗くてよく分からなかったけれども  「後陽成天皇様はイケメンだった!」 と 感謝を込めて結論付けた私なのでした。
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 楓の葉はまだまだ緑なのですが、他の木々は黄や赤に色づいてきて綺麗です。
青空が嬉しい 秋の景色。