新年のお祝詞を申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
雲龍院は年末年始、通常通り 拝観をして頂いております。
清水先生の活け花は新春を寿ぐ 素晴らしい出来栄えで 今年も気合いが入っているご様子。インスタ映えスポットとして 熱心に写真に収める方が続出しており、私も 大輪の間の御重箱が乙女チックで 個人的に気に入ってます。
そんなお正月華が目当ての方、三が日に本堂で特別公開している龍の襖絵をご覧に来られる方、七福神巡りで大黒様をお参りされる方… 年々 お年始に拝観に来られる方が増えているのを感じますが、特にお写経を希望される方が多いのには驚かされます。「寒くて大変ですよ!」と受付で散々 脅かすのですが、「年末を雲龍院の写経で締めくくる事にしてます。」とか 「 年の始めは写経でしょ!」と仰られ 、決まって必ず来られる方とお会いすることが楽しみでもあります。1月 1日に必ず現れる [元旦おじさん] と こっそりお呼びしている方は もう20年前からのお馴染みさんで、お写経の後で ほぼ一日中 まったりと雲龍院で過ごされ…。当初の元旦は この方だけの貸し切り状態だったのですが、今や 悠長に部屋を占領するのを憚られたご様子で、写経後にお抹茶を飲まれると「来年もまた来ます。」と苦笑しながら 早々にお帰りになられたのでした。
さて、住職と息子は今年も3日間 泉涌寺の修正会(しゅうしょうえ) に出仕しております。息子は5年目の参加。年末には断髪をぐずっていた割に 法要を終えて帰って来るとすこぶる機嫌が良く…。「一体、どのようなお勤めをしているの?」と聞いてみるのですが、密教の法要だからか? 説明が面倒くさいのか⁇ 詳しいことはなかなか口を割りません。どうやら 寒いお堂の中で 立ったり座ったりの激しく大変な法要のようで 住職は2日目に決まって筋肉痛を訴えてきます。お昼は精進のおせち重を戴くのだそうで、その写真を見せてもらいました。
年末の忙しさで年々手抜きとなる我が家のおせち に 補うべく、本坊でガッツリとお皿に取り込む住職の魂胆が見える画像ですが…。左上の白いお皿は 施餓鬼 なのだそうで、一番最初に自分のご飯から 餓鬼に施しを分け与える作法があるそうです。 厳しい修行もあと1日。息子にとっては 髪が伸びるまで暫く寒い日々が続きますが … 風邪をひかないように元気に頑張ってまいります。
皆様方にとりまして どうぞ幸多い一年でありますようにお祈り致しております。