月1回 雲龍院で密教の勉強会が行われておりますが 先日は金環日食のお話で盛り上がったようです。「九曜星」を専門に研究されている中島さんがインド神話を話して下さり、 それが日食・月食の始まりということなのです。
九曜星の一つである 羅喉星(ラーフ)が 不死の霊薬を盗んで飲んだところを 太陽と月が発見し ヴィシュヌ神に知らせた。怒ったヴィシュヌ神は円盤を投げてラーフの首を切断したが、不死になっていたラーフの首は 天に昇り 告げ口したことを怨んで 太陽と月を飲み込んで 日食や月食を起こす星になったという。
「追いかけては パクリ って食べるんだけど 首の下からすぐに ストン って落ちちゃうんですって!!」
クスクス笑いながら私にも教えて下さった 中島さんに感謝しつつ、ラーフの気持ちも ちょっぴり理解出来る気がする私…。 掃いても 掃いても 落ちて来る。いつまでたっても終わらない~ かと思うような 庭掃除…みたいな感じかしら!?