悟りの窓の下の 袋戸棚の襖が破れかけているのが気になっていた住職。 書院の窓を開け放す季節の前に… と表装屋さんに修理を依頼致しました。 拝観寺になって お人が入ったり 雨風が吹き込むことで 「こんなところが…!?」 と思う場所まで傷むことがあり 気が抜けません。
ということで 少しの間 悟りの窓の下には 屏風で目隠しの状態になっております。お許しください。
で、襖を取りに来て下さった 表装屋さんは昔からの出入りのお店で、戸の立て付けやら障子の破れ等 気付いたところをついでに ちょこっと直して下さいます。 今回も障子の手の部分を補修して下さり…。 「一般では ×の形に切るのですが 泉涌寺では昔からこの形なのですよ。」 とさすがは本山御用達! こういう方達に お寺は支えられているのだ と実感致しました。 台所の入口の障子です。 ちょっと注目してみて下さいね。