フランス・コルシカ島の旅:その3 コルシカの肉料理 | フランス家庭料理教室un petit peu(アン・プチ・プ)

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美しい海に囲まれたコルシカ島ですが、昔の島民は海からの侵略を避けるために、山岳地帯で生活していたそうです。

 

たしかに、ドライブで数時間も山奥に迷い込んだとき、山頂や崖の上にある立派な集落をいくつも見つけて驚きました。

 

そのため、コルシカの美味といえば肉料理。とくにシャルキュトリーの種類が豊富です。

 

山栗の実を食べて育つ、豚やイノシシの生ハムやソーセージは絶品です。

 

レストランやビストロの定番、バリエーション豊かなシャルキュトリー盛り合せ。

 

いろんな店で食べましたが、どれも旨みが濃くて美味。塩気は意外にまろやかです。

 

お店でぶら下がっているときは独特の臭いがしますが、実際に食べると気になりません。

 

ふつうのカフェのハムサンドもびっくりするほど美味!

 

忘れられないのは、フィガテッリと呼ばれる豚の内蔵入りソーセージ。

 

表面をこんがり焼いて供されたものは感動的なおいしさでした。

 

シンプルな肉料理も抜群のおいしさです。

豚とミュスカワインのキャセロール。コルシカ産の優しい甘みの白ワイン煮込みです。

 

イノシシのシヴェ(赤ワイン煮込み)。コクのあるソースにはイノシシの血も使われているそう。

 

子豚の皮付ロースト。甘辛の照り焼き風で、皮はパリパリ・身はジューシーで絶品でした。

 

前菜として供された豚肉とリコッタチーズのラザニア。

イタリアに近いので、実はピザやパスタメニューが多いです。

 

どれもボリュームたっぷり!

いつもお昼ごはん抜きでディナーに挑みました。

 

次は、ナポレオンの故郷であるコルシカの首都「アジャクシオ」に続きますしっぽフリフリ