10月の料理教室は、秋の味覚をたっぷり使った、盛りだくさんのフレンチメニュー。
こっくり甘い栗のスープ、ふっくらジューシーに焼き上がる秋鮭のソテー、豆乳のヘルシーグラタン、南瓜のなめらかプリン。
今月もバター・生クリームは一切使用しないのに、しっかりした味わいのフレンチに仕上がる嬉しいレシピです。
前菜その1「栗のポタージュ」
超簡単・お手軽に作れる栗のスープ。
市販のコンソメなどは一切使わず、生クリームも加えないのに、とても濃厚な味わいです。
ひとくち食べたとたん、「おいしい!」「すごい栗の味!」と、毎回ご試食のたびに皆さんから歓声が上がりました。
前菜その2「南瓜と全粒粉パスタの豆乳グラタン」
イタリアの有機農法のパイオニア「アルチェネロ社」の有機全粒粉ペンネを使ったヘルシーグラタン。
具には南瓜も加え、こんがりと焼き上げます。
通常よりも茶色っぽい全粒粉のペンネは、茹でている間も小麦の素朴な香りが漂って食欲をそそります。
バターの代わりにオリーブオイルを使った、豆乳ホワイトソースも好評でした。
メインは「サーモンと豚のファルシ スパイスバルサミコソース」
焼くとパサつきがちな国産の旬の秋鮭を豚肉で包み、外側はこんがり、身はふっくらジューシーに焼き上げます。
こんな調理法と素材の組合わせは初めてだけどとっても美味と、大変喜んでいただけました。
ホールスパイスがザクザク入ったバルサミコソースをたっぷりかけて召し上がっていただきました。
このソースは火も使わずただ混ぜるだけで出来上がるお手軽レシピ。
今回のサーモンのほか、肉やサラダなどあらゆる素材がおいしく食べられる万能ソースです。
デザートは「南瓜のクレーム・ランヴェルセ」
フランス語で“ひっくり返す”という意味の“ランヴェルセ”。
その名の通り、お皿にひっくり返して供する昔ながらのプリンです。
今回は、ハロウィン向けに南瓜をたっぷり加えて作りました。
塩を加えた濃いめのキャラメルソースがポイントです。
卵とミルクの絶妙な配合で、とろけるほど柔らかな食感なのに、プリン型から抜いてもきれいな形をしっかり保ってくれます。
これまで食べた南瓜プリンのなかで一番おいしいと、多くの皆さんに言っていただいた自慢のレシピです。
ご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございました
今月は、短大時代の部活の後輩たちが、2日にわたって7名も参加してくれました。
みんな素敵なマダムになったけど、話すとあんまり変わってなくて嬉しかったです(笑)
遠い藤沢まで来てくれてありがとう