こんにちは、和花みほです。
夏といえば.....みなさんは、何を思い浮かべますか?
様々に思い浮かぶことがあるかと思いますが、今回は花火について。
炎の中に金属化合物を入れると、炎はその金属特有の色になります。このことを「炎色反応」と言います。
花火の色は、この炎色反応を利用しています。
花火の「赤」は「ストロンチウム化合物」
「緑」は「バリウム化合物」
「青」は「銅化合物」
「黄色」は「ナトリウム化合物」
といった金属化合物で花火の色が組み合わされているそうです。
最近は、様々な色が出てきていますが、色を調合するには、火薬全体の工夫が必要なのだそうです。
毎年職人さんは「新たな目標」や「課題」を見つけては、私達に「夏の風情」と「新しさ」を伝えてくれていたのかと思うと、今年の花火の見方が少し変わりそうです。
常に「進化する気持ち」と「昔ながらの伝統を受け継ぐ思い」が夜の空を華やかに、鮮やかに広がる花火に詰め込まれているように感じました。