音を聴くと色が見える「共感覚」の不思議 | UNOSANO.NET 彩リノススメ

UNOSANO.NET 彩リノススメ

イロドリノススメ


テーマ:

こんにちは、宇野ひかるです。

きょうは以前もこのブログで書いたことがある「共感覚」について話したいと思います。

「共感覚」とは、ある刺激に対して通常の感覚だけでなく、異なる種類の感覚をも生じさせるという特殊な知覚現象をいいます。

その中で、聴いた音が色となって感じられることを「色聴覚」といいます。

 

南アフリカ生まれのイギリス人、ライアル・ワトソンは、植物学者であり、動物学者、生物学者でもある、生命全般に通じたライフサイエンティストです。

ライアル・ワトソンは、世界的ベストセラーとなった、『スーパーネイチャー』をはじめとして、多くの著書を残しています。

その中で『未知の贈りもの(ちくま文庫)』という本には、この「色聴覚」を持つ少女のことを書いています。

 

 

インドネシアに住むある少女は、「色がなくて、どうして人の話や音楽を聴くことができるの?」と語ったそうです。

少女には、人の声が様々な色となって語りかけてくるそうで、「その人が親しい気持ちをもっているかどうか、色でわかる」と言ったそうです。

ライアル・ワトソンが少女の「色聴覚」をテストしたところ、100以上の音の色が見えていることがわかりました。

またその少女の状況判断力は大変正確で、音色と色彩に対する感性を駆使して、常に正しい答えを導き出したそうです。

 

ハンガリーの作曲家、フランツ・リストも「色聴覚」の持ち主だったといわれています。

オーケストラの指揮をしているとき「もっと黒く」とか、「ピンクを少なく」などと要求したため、演奏者たちは大変困ったというエピソードが伝えられています。

 

私自身は、音を聴いて色が見えることは、もちろんありませんが、意識をすれば「この音は、水色のようだな」とか、「暗いマゼンタのような色だな」とイメージできることがあります。

こういうものを意識しないで感じ取る「共感覚」の持ち主に憧れはしますが、その一方で、さらに多くの情報が自分の中に流れ込んできた場合、上手に処理できるのだろうか……などと、余計な心配もしてしまいます。

 

私の場合、日常生活では気持ちに余裕があれば、色に美しさや鮮やかさを感じます。

その一方で、精神的に余裕がない時は、色の魅力に目を止められなくなってしまいます。

ですので、何か心配事があったとき、気になることが心から離れない時は、あえて色を見つめ、色の魅力に目を止めるようにしています。

そうすると、不思議なほど気持ちが落ち着いてくる自分を感じます。

「精神を安定させる力」……それも、色彩の持つ不思議な要素だと感じています。

 

 

佐野みずき公式サイト▶

ノブレス・オブリージュアカデミーにてカラーメンタリスト講座受講生募集中▶

日刊スポーツ講師派遣システム「色彩心理診断・佐野みずき」▶

UNOSANO.NETの「彩りのススメ」好評発売中▶

UNOSANO.NET(ウノサノネット)色彩心理研究所さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス