こんにちは、佐野みずきです。
2017年の年明けすぐに、「色の好みはコミュニケーションに関係がありますか?」という質問をいただいたので、きょうはそのお話をしたいと思います。
質問をくださったのは、鈴木好恵さん(仮名)。30代後半、独身のキャリア女性です。
これまで結婚願望はまったくなかったのに、40歳目前を意識したら、突然ひとりでいることに不安になったそうです。
といってもこれまで婚活などしたことがなく、また異性とのコミュニケーション力にも自信がないので、アドバイスが欲しいといわれました。
色の好みは、イコール人間関係でもあります。好きな色の数が多いか少ないかは、その人の交友関係の幅を表すことが、統計的にわかっています。
交友関係が広いとコミュニケーション力が鍛えられることは確かですが、交友関係が狭いからといってコミュニケーション力が乏しいわけではありません。
鈴木さんの場合は、交友関係の幅が狭く、そのために自分はコミュニケーション力に乏しいと思っていたようです。
ところが色彩心理診断を行ってみると、鈴木さんは人好き、話し好き。好奇心も旺盛で、アクティブな一面も持った、「コミュニケーションの達人」の要素を充分にお持ちの人でした。
ただ鈴木さんの場合、人との出会いが少ない職場環境に加え、要職にあるのでほとんど休みがありません。それが結果的に、交友関係を少なくしていたのでした。
鈴木さんが現状を打開する方法は簡単です。
積極的に「出会いが多くある場所」に出向き、素直な自分を出せばよいのです。
診断結果を聞いて、パッと顔が明るくなった鈴木さん。
「それでは自分に自信を持ってもいいのですね?」の質問に、私は深くうなずきました。
そして、出会いの場所に出かけた時は、ご自身がもっとも好きな色の服を着ること……とアドバイスをしました。
「出会いが多くあるって、たとえばどんな場所ですか?」の質問には、残念ながら私の専門分野ではないので、「ネットで検索してみたら?」といって、突き放してしまいましたが……。
好みの「色数」は、「交友関係の幅」を表しますが、個々の色からは、さらに詳しい、コミュニケーションの「傾向」を見る事ができます。
それぞれの色が、コミュニケーションの場において、どんな「傾向」を持つのか……ということは、統計的なデータがあります。
口下手なのか口達者なのか、積極性があるのか消極的なのか、大風呂敷を広げる人がいると思うと、バカ正直なまでに本音しか言えない人もいます。
次回は、個々の色が持つ、そんな性質についてお話ししましょう。(次号に続く)
【TOPICS】
2017年『ノブレス・オブリージュ アカデミー』にて、佐野みずき講師による『RAYSカラーメンタリスト養成講座』 申し込み受付中。「RAYSカラーメンタリスト」のディプロマ取得を目指せます。
佐野みずき公式サイト http://www.rays.cx/
佐野みずき著書『“サプリメントカラー”で意識を変える・癒しと気づきのカラーセラピー』
> https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-0009502
佐野みずき著書『色の好みで相性がわかる?テーマカラー相性診断』
> https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-0020278