こんにちは、宇野なつきです。
クリスマスローズという花をご存じでしょうか?
「ヘレボルス」という種類の植物の中でも、クリスマスの頃に花を咲かせる「ヘレボルス・ニゲル」という品種の俗称を、クリスマスローズといいます。
ローズという名前から、バラのように鮮やかな色の花をイメージする方も多いのではないかと思いますが、こちらは全体的にくすんだような、淡い色味の花が多く見られるのが特徴といえます。
もともとは白やピンクなどの比較的スタンダードな色がほとんどでしたが、現在は品種改良が進み、濃い赤色やうっすらと青みを帯びた黒い花まで、さまざまなバリエーションがあります。
この花の色は、温度や日光などの外的な環境によって少しずつ変わってきます。
クリスマスローズの花びらのように見えているところは、実際はアジサイなどの植物と同じようにガクであるため、こういった花色の変化もそれらの植物と似たメカニズムによって起きているのではないかと言われているそうです。
クリスマスにまつわる色といえば、赤と緑のイメージが強く、その色のポインセチアやヒイラギがポピュラーなモチーフとなっていますが、個人的には静かに咲いているクリスマスローズも、どこか日本に伝わる侘び寂びに近い、冬ならではの美しさを感じます。
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