チーズと色の関係 | UNOSANO.NET 彩リノススメ

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こんにちは、宇野なつきです。

 

寒くなってくると、お鍋やおでんのようなあつあつの料理が恋しくなるものです。

そういった料理の中で、個人的に大好きなのがチーズフォンデュです。

ひと口サイズに切り分けたパンや野菜に、溶かしたチーズをからめて食べる料理なのですが、見た目のおしゃれさと大人数で食卓を囲む楽しさで、人気を集めています。

 

このチーズフォンデュには、さまざまな種類のチーズが使用されているそうです。

 

 

チーズの中で色に関する話題と言われると、ブルーチーズを思い浮かべる人は少なくないのではないでしょうか。

ブルーチーズの青色は青カビによるものなのですが、青カビが繁殖するためには空気が欠かせないため、固めて水を切った乳に青カビをまぶしてからチーズの形を作るそうです。

この工程によってチーズの内部にランダムな隙間ができ、その隙間にそって青カビが繁殖するため、切り口が特徴的な青いマーブル模様になるのだそうです。
ブルーチーズは風味が強烈で味も塩気が強くて濃厚なため、苦手な食べ物として挙げる人もよく見かけますね。

 

青カビではなく白カビを使用して熟成させるタイプのチーズとしては、カマンベールチーズなどがあります。

こちらは表面に白カビを繁殖させるという製法で、先ほどの青カビタイプのものよりはクセが少なく食べやすいものが多いとされているそうですよ。

 

また、カビの力を借りずに熟成するタイプのチーズのひとつ、チェダーチーズにも色の種類があります。

普通のタイプのアイボリー色をしたチェダーチーズのほかに、鮮やかなオレンジ色をした「レッドチェダー」というタイプが知られています。

この2種類は熟成具合に差があるというわけではなく、レッドチェダーにはベニノキという植物からつくられる「アナトー色素」という赤い成分を添加されているそうです。

味には変化がないそうですが、すりおろしてサラダなどにかけると手軽に彩りを添えることができるため、製造されるようになったそうです。

 

目と舌の両方で楽しむことができるチーズには、職人の知恵や努力の結果が詰まっているのかもしれませんね。

 

 

 

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