「食欲の秋」とはよく言ったもので、この季節は何を食べてもおいしく感じられるような気すらします。
今日はその代表格ともいえる、キノコについてお話ししたいと思います。
何年か前から、ホワイトぶなしめじやブラウンえのきといった、スタンダードなキノコの色違いの商品がスーパーに並ぶようになりました。
見た目だけでなく、食感や香りなども違っており、手軽にさまざまな味を楽しむことができるようになりましたね。
お店で販売されているキノコのほとんどは、茶色や白などの落ち着いた色をしていますが、山に自生しているキノコの中には、黄色や赤などのさまざまな色を持っているものがあります。
以前は「奇抜な色のキノコには毒がある」などと言われていたこともありましたが、現在ではその説が違っていたことが明らかになりつつあります。
例えば、毒キノコとして知られているベニテングダケは鮮やかな赤色をしていますが、それと色と形がそっくりなタマゴタケというキノコには毒がなく、好んで食べられているといいます。
それとは逆に、白や茶色をした見た目が食用のものとあまり変わらなくても、危険な毒を持つキノコも多く存在しているそうです。
また、珍しいところでは、イロガワリというキノコがあります。
普段は淡い黄色をしているのですが、人の手が触れた部分や傷ついた部分は、青色に変化するそうです。
こういったキノコの色についてはさまざまな不明点があるのですが、詳しいメカニズムはいまだに解明されていないそうです。
わたしたちの身近にあるようで実は多くの謎をはらむ、とても気になる存在ですね。
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